Love Songを唄う前に

生きること。
それは日々を告白してゆくことだろう。

究極の金持ち父さん

2009-04-12 20:40:18 | ブック・レビュー
金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)
安部 芳裕
徳間書店

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一部の富裕層と多くの下層階級(実質奴隷)を作り出した現在のグローバル経済。
この世のダークサイドに鋭く切り込む衝撃的な真実(?)。

世界中のお金の仕組みを作った
ユダヤ人一族ロスチャイルド家。
時代の暗黒史を作ったのは彼らだった?!

そして、究極の金持ち父さんは、
ロスチャイルドだ!



昔の闇の歴史はともかく、
オイラが生きて来た間の出来事は、
かなり信憑性があると思う。

本の後半は、
知っている事や今まで読んだ本と繋がる事も多く、
全てを信用する必要はないけど、
一度はちやんと目を通すべき内容だと思った。

未だに気付いていない人も多いと思うけど、
我々は、我々の知らない権力者に洗脳され搾取されている。
例えば、政府を陰で操る官僚とか、有名な企業や財界とか。
さらに闇の奥に潜む存在に…。

この本は、更に踏み込んで、
それらをコントロールしている闇の存在(ロスチャイルド)を
一般の人々に伝えようとしていると思う。

そして、最後の方では、
どうすればその影響を最小限に抑える事が出来るかも書いてある。

普通の人生を生きている人には受け入れがたい内容かもしれないが、
こう言った話があるって事を頭の片隅に留めておきながら、
物事を判断した方が良いのではないかと思う。

自分が知っている事が全てではなく、
知らない事の方が圧倒的に多いのがこの世の中だから。

常識だけで判断するのではなく、
もっと俯瞰的な視点で判断するべきだと思った。

でも本当は、この本が読者を洗脳しようとしてたりしてね。

大ヒットした映画の元ネタは神話だった!

2009-04-10 22:46:52 | ブック・レビュー
夢を語る技術〈5〉神話の法則―ライターズ・ジャーニー (夢を語る技術 (5))

ストーリーアーツ&サイエンス研究所

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誰もが知ってる大ヒット映画。
ついつい主人公に感情移入していませんか?

困難を克服し、
巨大な敵と戦うヒーローになったつもりで一緒に興奮する。
そして、ラストシーンで思わす涙溢れる。

毎度のパターンだと思いつつも、やっぱり面白い。
その秘密を解明したのがこの本。

その秘密はギリシャ神話にあった。

ジョージ・ルーカスが、
現代の神話「スターウォーズ」を作れたのは
この法則を知っていたからなのだ。

この本は、神話研究家のジョーゼフ・キャンベルの理論を更に発展させ、
登場するキャラの役割や、ストーリーの展開の仕方を詳しく解説した、
まさに多くのストーリーテラーの教科書となる一冊である。

そして、ヒーローが成長していく多くのストーリーが、
あるものに似ている事に気がつく。


そう、それは、人生。

人生は、
多くの困難を乗り越えなければならない、
長い冒険の旅なのである。

だからこそ、私達は主人公に感情移入してしまうのである。


「人生」と言う物語の主人公は、
ふと、こんな事を思うのではないだろうか?


私は誰なのか。
私はどこから来たのか。
私は死んだらどうなるのか。それはどんな意味なのか。
私の居る場所はどこなのか。
私は自ら人生のどのあたりを旅しているのだろうか。


そう、我々は皆、死と言う人生のゴールに向かって生きている。
誰もが、様々な困難を乗り越えて成長する「ヒーロー」なのだ。

ならば、困難を恐れず、冒険しようではないか。





そんな事を思わせる一冊です。