Love Songを唄う前に

生きること。
それは日々を告白してゆくことだろう。

ルイス・カーン、いっちゃってます。

2008-11-22 23:05:03 | ブック・レビュー
ルイス・カーン建築論集 (SD選書 248)
ルイス・カーン
鹿島出版会

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この本は、建築論と言うより、
ルイス・カーンの建築思想の本と言った方が正しいと思う。
全体的に抽象的な内容で、スピリチュアリズムを理解していないと、
全く理解出来ない内容かもしれない。
シルバーバーチやバシャールが建築について語っているようだ。
ほとんどの内容が、
「全ては光から出来ていて、光を失っていくと物質になる」
と言う様な内容が延々と続く。
建築手法を期待した読者は肩すかしを食らうが、
ルイス・カーンの建築に対する思惟を学ぶには良い内容だと思う。

カルロ・スカルパ

2008-11-10 22:35:08 | ブック・レビュー
カルロ・スカルパ (SD選書)

鹿島出版会

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イタリアの建築家、カルロ・スカルパの作品を年代順に紹介する本。
フォルムからディテールにいたるまで、洗練された美しさがある。
特に、代表作とされる「ブリオン家墓地」は、
死ぬまでに一度は行ってみたくなるほど美しい。
写真が全てモノクロなのが、残念。
ネットで画像検索して、その美しさを確認して欲しい。

小学生の子供を持つ親が読む本

2008-11-08 20:22:42 | ブック・レビュー
読書力 (岩波新書)
斎藤 孝
岩波書店

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小学生の頃に、こんな読書法を教えてくれる先生がいたら、
きっと、もっと読書していたに違いない、と思わせてくれる本。
内容は、著者の経験から、
読書のモチベーションを上げる方法を色々紹介している。
中学生でも、高校生でも、いや、大学生でも、
この本を読んで読書に親しむきっかけにして欲しいが、
やはり小学生の子供を持つ親や先生が、
この本の様なやり方で、
子供に読書を習慣化させるのが一番良いのでは、と思う。