ルイス・カーン建築論集 (SD選書 248)ルイス・カーン鹿島出版会このアイテムの詳細を見る |
この本は、建築論と言うより、
ルイス・カーンの建築思想の本と言った方が正しいと思う。
全体的に抽象的な内容で、スピリチュアリズムを理解していないと、
全く理解出来ない内容かもしれない。
シルバーバーチやバシャールが建築について語っているようだ。
ほとんどの内容が、
「全ては光から出来ていて、光を失っていくと物質になる」
と言う様な内容が延々と続く。
建築手法を期待した読者は肩すかしを食らうが、
ルイス・カーンの建築に対する思惟を学ぶには良い内容だと思う。