Love Songを唄う前に

生きること。
それは日々を告白してゆくことだろう。

壬生義士伝

2010-11-22 20:01:24 | ブック・レビュー
壬生義士伝 上 文春文庫 あ 39-2
浅田 次郎
文藝春秋

壬生義士伝 下 文春文庫 あ 39-3
浅田 次郎
文藝春秋

飢える家族を養うため、
脱藩し、新選組に入隊し、
人を切りまくる吉村貫一郎。

「守銭奴」とも「人斬り貫一」とも言われながら、
家族のために生活を切り詰め仕送りを送る。
女房子供の幸せのために生きた武士の生涯。

そんな父の気持ちが分からない
良く出来すぎた馬鹿息子。

激動の幕末という時代の中で、
「生きる」という事の意味とは…?

一言では語り尽くせないが、
これを読んで何も感じないなら、
男じゃない。チ○コ斬れ!

これが男の生き様じゃっ!


なお、涙もろい人が読む際には、ハンカチのご用意を。
(感涙)

景観法を活用するための環境色彩計画

2010-11-06 20:14:24 | ブック・レビュー
景観法を活用するための環境色彩計画
吉田 愼悟
丸善

環境色彩計画の第一人者であり、
カラコ検定のテキストの作成委員でもある著者が
美しい街並みを作るための色彩計画ついて語る建築設計者必読の書。

混沌とした日本の都市の景観に
心の原風景を取り戻すために我々が出来ることは何か?

それは、外観色はマンセルの10YRの彩度3以下にすること。

きっとローマのような美しい街並みになるでしょう。