この台風は、雨台風と言う事なので、我が地区では、浸水の心配は無いだろうから、
と、のーんびりと台風の通過を待っていました。
里から、
心配そうな声で、台風見舞い。
って、まだ来てないし・・・・
大丈夫と判ったら、次に、「さつま芋を注文しようと思って、」
「うちの送ってくれるって、買ってって言う事やったん」
「うちにも、少しあるけど。。。。。。」
母は何か贈って、喜ぶ声を聞くのが嬉しいらしいのです。
本当は、さつま芋、わざわざ送ってもらわなくっても、
無ければ無いで済むのです。
毎年、大半は腐らせて仕舞うので、今年は思い切って作らなかったのですから、
でも、今年は、里で植えたというので、
送りたい欲求を満足してもらう為に、じゃあ、少し送って。
って言った私が悪かったのね、
しかも、保存がきくと大量に送るつもりだったらしい。
丁寧に傷つけない様に、お断りする。
でも、電話の向こうで、声がしょ気てる。
雨が激しくなってきました。
姑から、
「のん太さんかい、停電してないかい?」
「してないですけど、またブレーーーー」
「お隣の叔父さんとこは大丈夫やって・・・・・・・柱の・・・スイッチが・・
雨の音が、激しく電話が聞き取りにくい、
「雨音で、聞きにくいんでもう少しーーーーー」
「判った聞いてみる 」
切れてしまった 誰に聞くんだー
ブレーカーが落ちたらしい、
出来れば、もう少し治まるまで待てないかと言いたかったのだけど。
行かねばなるまい
出かけようと、勝手口へ
台所が、雨漏りー
しかも、激しく
壁から、滲みこんだ雨水が、かなり激しく
バケツで受けても、跳ねて棚を濡らすので、
シートをひいて、はじかない様に古いバスタオルを敷いて、
すでに水浸しの処理をして、
応急処理をして、
レインウェアー上下を着込んで、姑の家へ、
雨粒が、痛いくらい。
姑は、「雨の中を来てくれたんかい」
ソラジが、やり方をなんか言ってたなーと、
外に廻ってる電線の、漏電を防ぐ為に、落ちたらしいので、
その分のブレカーだけ、OFFに、しとけばいいらしいのです。
この往復だけで、水も滴るいい女状態の私、
ついでに、家の周りを確認。
裏庭は、水を引いた田んぼ状態。
雨漏りの手当てを。
って、さらに拭きとって、湿り気を取る位ですが・・・・
=あぁ、親孝行って、結構しんどい =
なーんてね
雨音が静かになってきたなーと、外を見ると、
4時過ぎの空と海です。
さらに、6時過ぎ綺麗な夕焼けが、
思いがけなく、ドタバタした今日。
思いがけず、心洗われる夕景を。