行雲流水~季節の花とともに

自然や草花を通して感動を伝えたい~リーフのブログです。

アブラチャンの咲く馬見山を歩く

2013年04月09日 | 県外の山
                 (アブラチャンの縦走路)





S山行~今回は、アブラチャンの咲く馬見山の縦走路を歩きましょう~です。(メンバー7人)

江川ダムを過ぎた栗河内登山口から登ります。
この付近の集落は石組みの土台を残してすべて消え去っていました。
もうすぐダムの底に沈むのだそうです。登山口はどうなるのだろう?

馬見山方面はガスっているようです。










こんな筋の入った岩石が多い、杉の林を急登りします。









所々に見える山桜は見ごろでした。









紅葉しているようなモミジの新芽がきれい!









アブラチャンがもう咲いています。


アブラチャン(油瀝青)は、クスノキ科クロモジ属の落葉低木です。
瀝青~チャンとは(タール類、ピッチ)のことで、
その昔果実や樹皮の油を灯油にしたことがあるからだそうです。
”早春の黄色い花”の一つで、細かな花です。










コショウノキが咲いていますよ。そういえば古処山にも咲いていましたね。










やっとのことで古処山から続く樹走路に出ました。









山頂は案の定ガスっていて、しかも風が強く寒い!
でも古処山や屏山は見ることができました。









山頂は二か所あって、今日はこの先の山頂で食事した方はよかったみたい!(風向きの関係)









気持ちの良いアブラチャンの縦走路を歩きます。
先日の春の嵐で花が落ちていましたが、アブラチャンだらけの林は珍しい!









馬見山で見た、小さな花たち。

ニシキゴロモ


     ハルトラノオ
     


ホソバナコバイモも咲くんだ~グリーン系


     茶色系
     








登山道で見たアケボノソウの葉っぱ~古処山系はアケボノソウが多い山です。










帰りに見た栗河内登山口から見た馬見山方面~この時間はすっきり晴れてますね~




アブラチャンの山、馬見山~秋には咲き乱れるアケボノソウを見てみたいものです。

メンバーの皆さん、お疲れ様でした。

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2 コメント

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Unknown (ハナイカダ)
2013-04-10 20:33:04
全行程、3時間ぐらいですか?でも標高約1000m!

九州といえども高い山ですね!

アブラチャン、こちらではやっと探してちらほら・・・。それが群生してるとはすごいですね。

やはり山野草は歩いてなんぼ・・・。野鳥はじっとしていてなんぼだそうで(なんぼってこの辺りの方言でしょうか?ものにできるって様な意味です)
やはり山野草は歩かないとダメですね。
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>ハナイカダさんへ (リーフ)
2013-04-10 22:07:12
ハナイカダさん、こんばんは。

全行程約5時間くらいで、結構急登り、急下りのハードな
行程でした。

この縦走路はほとんどがアブラチャンで、驚きました。
地質や土壌にも関係があるのでしょうか???

>野鳥はじっとしていてなんぼだそうで~
待つことが苦手なリーフは、歩いて野草を探す方がいいです。
歩けばいろいろなものに出会いますよね。
新たな発見が楽しいリーフです。








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