うちンち

パソコンと家族と、ときどき爆弾。

昏い未来

2007-01-08 | 掃除しネーゼ
母がパソコンがほしいなどと言い出したため、自分で使えるものか確かめてから買うか決めろとアドバイスしたのが、前回までのお話である。
帰省したら実家にパソコンがありはしないかと恐れていたのだが、さすがにそれはなくて一安心。
しかし、なぜか姉のパソコンが母の家に移動してくることになっていた。
そして本日が移動の日。
移動完了したので、とりあえず電源の入れ方から説明しとこうと母を呼んだ。
姉の家のパソコンはかなり古いタイプで、モニタとスピーカーと本体の電源が別。別々にスイッチを入れなければいけない。順番はまあどれでもいいのだが、面倒なので左から順にスイッチを入れればいいと言い、目の前で実演した。
「メモを取れ、メモを!」という姉の声が響く中、母は何もしようとしない。
「K太(甥)に聞けばいいんでしょ」と意味不明の余裕をかましている。

「切るのは、逆に押していけばいいのね」
と、いきなり本体のスイッチに手を伸ばす母!!

待て! まだ起動中じゃ!! 順番で言うから待て!!!

「でも今しなくていいから切るから」
さらにスイッチを押そうとする母!!

だから起動中はダメだといっとろうが!!!
・・・・・・どうも、テレビと同じ感覚で、電源を入れたら一瞬で起動するものと思っているらしい。
起動途中でぶっちは絶対ダメ、壊れるから、しかも、切るときはちゃんと方法があってそうしないと壊れるから、と、さんざん脅しているさなか、

「じゃあ切るね」
デスクトップが表示されたとたんにスイッチを押そうとする母!!

まだ起動中じゃ!! しかもスイッチ押せばええんじゃないわ!!! 待て!!!!
興奮する私たちをよそに、「今教えてくれなくていい、必要なときK太に聞くから切る」と繰り返し、キーボードに触れようともしない母。
仕方ないので、起動完了したとたんに、終了させた。
後ろで姉が、「こりゃあ覚える気ゼロだね」と言っているのが聞こえた。同感である。
さらに、「YOU子のだんなさんの実家とは比べ物にならないくらいヤバくない?」と言っている。激しく同感である。
本気で先が思いやられた。

最新の画像もっと見る