うちンち

パソコンと家族と、ときどき爆弾。

連呼

2004-04-18 | Weblog
3日前、あるものを買いにわざわざ行ったスーパーで、安売りのサラダ油・じゃがいもなどに目を奪われ、目的のものを買わずに帰りそうになる。げに恐ろしきは家計を預かるものの性。
寸前のところで思い出し、両手に超重量級の荷物をぶらさげつつ売り場をさまよい、ようやくブツを発見。重みで指がちぎれそうなのもあるが、名前を出すのも恥ずかしいものなので、レジに直行した。先客はおらず、レジでは二人の店員が暇そうにしていたのですぐさま清算、おつりを受け取り家路についた。

商品を受け取っていなかったことに気づいたのは夜更けだった。家からちょっと遠いそのスーパーはすでに閉店していたので、翌朝電話をかけてみた。
名前と恥ずかしい商品名を告げ、待つこと5分・・・無事発見されたブツを2日後に取りにいくということで電話を切った。
その日が今日である。約束どおり、そのスーパーに出かけた。
商品を預かってもらっているはずの場所で店員のおばちゃんに名前と用件を告げた。台帳を繰ったりいろいろしていたが、私の名がないようで、他のところに電話をしたりしている。困った様子のおばちゃんは私に商品の名を聞いてきた。
ちょっと黙秘権を行使したくなったものの、私がボケていたことに原因がある。恥ずかしいブツの名を小声で告げたが、おばちゃんには聞き取れなかったようだ。私が「○○です」と先ほどより少し大きな声で言うと、「○○ですか~」と大きな声で復唱!隣にいたもう一人のおばちゃんに向かって「○○だって」と大声で連絡!!隣のおばちゃんどころか、混雑したスーパー内のかなりの範囲の人に聞こえたようだった。かまわずおばちゃん達は、「○○~?」と、そんなもんここにはないよとのニュアンスを込めて言いながら探している。
ふと、おばちゃんの一人が、さっき探した忘れ物の山の中身を確認し始めた。まず一番上に置いてあった袋を手に取り中身を・・・。
・・・・見覚えのある商品が出てきた。しかし納めて違う袋に手を出そうとするおばちゃん・・・。
・・・・・・ソレハナニ?
指摘して受け取ると、貼り付けてあった大きなメモには私の名前、忘れた日、取りにくる予定の日がしっかり大きな字で書いてあった。
私よりボケたおばちゃん達が働くスーパー・・・。それはかなりやばいと思う。

英国製

2004-04-14 | Weblog
私の目は新聞のテレビ欄の、だんなの指し示したある6文字にくぎづけになった。

えびボクサー

しかも映画である。
決して、手鏡でスカートを覗き逮捕されたボクサーが主人公の「エロボクサー」や、男気満点のコスチューム"寅一"でリアルファイトする「鳶ボクサー」の誤植でもない。
その衝撃の内容はこうだ。

主人公(人間)は人間とえびのボクシングで一儲けしようと思い、巨大えびを購入。
そのえびにボクシングを教えるうちに友情が芽生える・・・・。

この2行だけで即座に20くらいの疑問が頭に浮かぶ。さすが「指輪物語」を生んだ国、ファンタジーである。
しかし、もっともファンタジーなのは、番組欄の一番下に書かれていた「1日10回放送」の注意書きであるだろう。
今日一日はそのチャンネルはつけてもつけても金太郎飴のごとくに「えびボクサー」。
ちょっとス○パーと契約したくなった29歳の春。

小ネタ3連発

2004-04-10 | 恐るべし一族
義妹の所にきていた義母を、車で実家まで送る。途中、親戚宅へ寄ることになっていたので、ほとんどが一般道を通り、およそ3時間弱の道のりである。

車での移動といえば、やはりトイレである*1。いつものとおり、車内で急激な腹痛に見舞われたが、程なく道路沿いにファ○マを発見、車を止めた。そのファ○ マは何というか全体的に使い込まれた雰囲気で、トイレの入口は外にあり、嫌な予感がしたが、見渡す限り他にコンビニはないので、仕方なく扉を開けたのだが。
予想をはるかに越えていた。まず床に踏み荒らされた大が転がっている。昔ながらの、段差のある簡易水洗の和式便器は大まみれである。いつもは言うことをきかない腹であるがこのときばかりは一発OK。腹痛は見事におさまった。
やはり、トイレはセ○ンかロー○ンだ*2。     *1:うちでの定番である  *2:昔の日記(HPにあります)を参照のこと

何事もなかったかのように車は出発。片側2車線の国道をてれてれ進む。私たちはその親戚の家には2度しかいったことがなく、義母は正反対の方向にある実家からしか来たことがないため、道に自信のある人がいない。どこで右折したっけ、とだんなと話していると、後部座席から、「どこかを左折だった!」の声が。この道を通ってきたことがないはずの義母だった。
やんわりと、「右折だったと思いますよ~」と言うが、「左折だった」と譲らない。だんなが心の中でいろんなツッコミを入れている気配が運転席から漂ってくる。「やっぱり右折だった気がします」となお言うと、今度は「左車線にいれば分かる気がする!」。
シートからずり落ちそうになったが、本気らしかった。
しかし、直後に車線は1車線に減少。そのうち、「そこ左折!」という声が飛び、仕方なく曲がってみたが、どうにも見覚えのないうえにどんどん標高があがっていく。親戚宅は平地にあるはずである。
喧喧諤諤のすえUターンして元の道に復帰し、1キロほど進むと、見覚えのある右折ポイントがあった。
義母は車の免許を持っていない。初心者同然のもう一人の義妹のナビをするというが、義父はそのコンビでの遠出を許さないらしい。大納得。そしてそのナビで近所とはいえ運転している義妹を大尊敬。

いろいろあったが無事実家に到着。茶でも飲んでちょっと休んだら帰ろうと思っていたら、「パソコン使ってたら変なメッセージが出るので直してほしい」とのお願いが。パソコンを買ってはみたけれど説明書はぜんぜん読まず、メッセージも見ない実家の皆さんは、何かあると大して詳しくないウチに助けを求める(周辺機器の接続やインターネットの設定、ソフトのインストールもすべて頼まれた)。ちょっと聞いたらウィルス対策ソフトのデータ更新のようだったので、さっくり済ませようとパソコンの電源を入れた。
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10分以上たってようやくWINDOWS起動完了。待てぇ!
このパソコンは買ってまだ1年くらいなうえOfficeすら入ってない、がら空き状態のはずだ(ソ○ティア専用機と化している・・・)。
とりあえずディスククリーンアップを起動させようとしたが・・・・・5分後完了。ありえない。しかもそこに表示されている増加するディスク領域の合計もみたこともないような数値だった。
気を取り直してクリーンアップ実行・・・・・・・・・・・・・・・・・いっこも進まない。10分くらいたってようやく1/10くらい進んだ様子だった。
義母を呼んで終わったらWINDOWSを終了させてほしい旨伝えた。
何をやったらああなるのか・・・・・。怖くて聞けなかったのでとりあえずクリーンアップだけして帰ったが、次に行くのが本気で怖い。