うちンち

パソコンと家族と、ときどき爆弾。

噴出

2007-04-27 | Weblog
コーヒーが好きである。
昔は一切飲めなかったのだが、大学時代にバイトをした喫茶店で「こんな美味しいもの、飲めないなんて!!」とバイトが終わるたびに出され、飲めるようになった。
しかも、「コーヒーはブラックで!」というマスターのこだわりで、ブラックを。
当時は、マスター、それはスパルタ過ぎないか? と思っていたのだが、慣れてみると実際ブラックのほうが美味しいし、また、飲んでも飲んでもカロリーゼロなので、今となってはマスターに感謝している。

ので、会社で一息つくときは、たいていブラックのコーヒーである。
会社には、私物の一人用のドリッパーを用意しており、毎回それでコーヒーを淹れる。
コーヒーを手に席に戻り、ひとくち。やっぱ淹れたてはおいしい。
しみじみして、ふたくちめ・・・

気管に入った!!

ものすごい勢いでむせかえる私。
しかし目の前にはパソコンが。書類が。噴くのはマズイ!!

必死で口をふさぎ耐える私の鼻に、ものすごい痛みが走った。そして、何かが奥から垂れてくる感触が。
32にして鼻水だらだらはありえなすぎる。むせっかえりながらもあわててバックからハンカチを取り出して鼻をおさえつつ、痛みに耐え・・・
ものすごく長い時間が流れた気がするが、おそらく1分程度。
えらい目にあった、と、鼻に当てていたハンカチをはずして机の上に放り出し、一息つこうとした私の視界に、茶色いものが目に入った。

あれ? コーヒー噴いてた??

パソコンも書類も私のイメージも汚すことなく、何とかおさまったと思っていたのに・・・、と、目をやると、そこには、茶色に染まった私のハンカチが。
鼻から出ていたのは、鼻水ではなく大量のコーヒーだったのであった・・・
そういえば、あの痛みは、昔海でおぼれそうになったときとよく似ていたような気がする。
さっきとっさにハンカチを鼻にあてがってよかった。
あてがっていなかった時のことを想像しただけで、くらくらする。鼻から茶色い2本線が垂れている32歳人妻・・・。透明で遠目に見えづらいだけ、まだ鼻水のほうがマシであると思った。

かたすかし

2007-04-26 | 恐るべし一族
ちょっと前、だんなの携帯電話の契約を、巷でウワサのホワイトプランにした。
理由は、ほとんど使わないから。正直、ただのテレビor携帯ゲーム機と化している。
しかし、まれーに電話がなることもある。実家からである。
普通の用ならよいのだが、たとえばこんなときこんなときのように、直後に私に電話が渡されるときは、危険だ。だんな実家プチサポートセンター業務が始まってしまうのである。

そして、今日もだんなに携帯電話を差し出された。
とりあえず無言で首を横に振ってみたが、押し付けるようにしてくるだんな。もう顔は興味津々。対岸の火事であるので、思いっきり楽しんでいるのが明白だ。
保留もされていない電話をこのままずっと放置しているわけにもいかず、仕方なく電話を取った。

「パソコンでわからんことがあるったい!」

やっぱりそうですか、と、崩れそうになる私。
しかしこうなったからには仕方がない。GWにプチサポートセンター出張とならないためにも、電話で何とか解決するしかない。
覚悟を決めた私は、お義父さまの話の続きを待った。

「ワープロで文字うったら途中から字が大きくなっとるったい! どうしたら直るとかね!?」

お義父さまああああああああ???????
1ヶ月間朝から晩までパソコン教室に詰めてたのは、ソリティアやってたですか???????

1分でサポート終了した。
私の予想では、電話かけてくるよりテキスト見たほうが早いしお金もかからないと思うが、どうだろう。

不信

2007-04-21 | Weblog
母の日が近づいてきたので、プレゼントを買いに出かけた。
狙っていたのはとあるキッチンツール。近所の大型電器量販店で発見、値札のところにおいてあるメーカー、商品名、型番の書かれたカードを持って、レジカウンターに向かい、「母の日ギフトで、ここから発送してほしい」と、レジのお姉ちゃんに渡しました。
「少々お待ちください」と、バックヤードに走っていくお姉ちゃん。

・・・・5分経過。

ちょっとイラっとし始めたところにようやく再登場。
しかし手に持っているのは、私の頼んだものとは似ても似つかぬ商品だった。
一瞬、私の頼んだものではないなと思ったが、離れたところで「重さはそんなにないから送料は・・・」などと他の店員と話している。
耐えられず近寄って、「その商品、違いますが」と話しかけた。えっ、という顔をして再びバックヤードに去るお姉ちゃん。
その間に、間違って持ってきたらしい商品をよく見てみると・・・
合っているのは、「キッチンツール」であることだけ。あとは、商品の形はもちろん、型番どころかメーカー自体が違う。値段はなんと1/3。
よく見ると、型番に含まれている数字「400」だけが合っている・・・。なぜコレで間違うのか・・・。

さらに5分が経過して、ようやく正しい商品を持ってきた。
しかし、目的はコレを送ってもらうこと。「宅配伝票をいただけますか?」とお願いすると、みたびバックヤードに駆け去るお姉ちゃん。

5分が経過・・・・

「お待たせしました!」と差し出された伝票は、差出人の場所には店名がばっちり印字され、本来の送り主の名を書くスペースが一切ないものだった。
これを使って送ると、受け取った側は意味不明なのではないのか・・・?
それを指摘すると、姉ちゃん、困った顔をしてバックヤードへ・・・。

5分・・・

前この店で父の日ギフトを送ったことがあるが、そのときはすんなり送れた気がするが気のせいかもしれない。
もう自分で送ったほうが早くないか、とだんなと話していたところにようやく普通の伝票が差し出された。

なんか危険な気がして、品名のところには商品名・メーカー名・型番までばっちり書いたが・・・
所ジ○ージ、君を信じてだいじょうぶかね。

諦めない、ということ(たまにはまじめに)

2007-04-21 | Weblog
しばらく開いていなかった引き出しを開けてみたら、古い診察券がでてきた。
名義は旧姓である。私が結婚する前の一時期通っていた病院・・・ある意味深刻な病、肥満を解決するために通っていたときのものであった。
一緒にあった体重と体脂肪の変化の記録を見ると、初診時にはとんでもない体重と、とんでもない体脂肪率が記入されている。体重は、おそらく一般的に「大台にのった」というレベルから2~3上のもの、体脂肪に至っては、私の体の1/3以上が脂肪でできている、という、今考えると恐ろしい状況である。

しかしそれから2ヶ月で8キロ減。
最終的には10キロ減・体脂肪率は10%以上減となった。計算上は、私の体から脂肪だけで10キロ近く減ったようになっている。
私の体がなぜこのように変化したのか、どのような生活を送っていたのか、ちょっと紹介してみよう。

<運動について>
最初は軽いウォーキングのみだったが、そのうちエスカレートしていき、最終的には
1)毎日10キロウォーキング(約2時間)
2)帰宅後、ダンベル体操(約30分)
3)腹筋・背筋・腕立て(各50回)
毎日3時間はみっちり運動していたことになる。

<食事について>
かなり厳しい食事制限をしていた。ルールとしては、
1)甘いものは食べない。どうしてもほしくなったら、カロリーゼロのこんにゃくゼリー(蒟蒻畑ではないのが当時あった)を食べる。ちなみに料理も砂糖ではなく人工甘味料や麦芽糖などの低カロリーのものを使う。
2)油ものは食べない。基本は、焼き物・煮物もしくは生である。
3)肉は食べない。たんぱく質は、豆腐か魚で補給。
4)主食を減らす。その分、キャベツの千切りでおなかを満たす。かけるのは当然ノンオイルドレッシングである。
5)おかずは根菜中心。ごぼうが繊維質も多いのでおすすめである。
6)乳製品(チーズ、牛乳など)は脂肪分が多いので、基本、取らない。ただし、カルシウムを補うため、スキムミルクを毎日飲む。あと、低脂肪のヨーグルトはOK。
ただし、2週間に一度は息抜きに、友達とがっつりランチを食べに行っていた(笑)

先日書いた内容に輪をかけて、コレを読んでいるみなさんはドン引きであろうと思われる。
しかし、これが、定期的に病院に行って数値を確認し、医師に診察され、結果がでていてほめられると、がんばれるのである。

もし、「私に痩せられるはずがない」と思っている人がいたら、「そんなことは絶対ない」と、私は言いたい。
確かに、自分の力だけで生活を変えるのは難しいと思う。しかし、誰かの助けを借りてみれば、そのハードルは低くなる。
どんな人でも痩せることができる、と、私は思う。


・・・と、えらそうなことを言っている私も上記のダイエット後、医師の診察を受けられなくなって反動で食べ、リバウンドしたがな(笑)
ストイックすぎるのはよくないので、ほどほどがお勧めである。
今はほどほどで維持中・・・ということをこの場で公開、プレッシャーにしてがんばっている私であった。