うちンち

パソコンと家族と、ときどき爆弾。

三文の得(?)

2003-09-27 | Weblog
実家に泊まった今日、夜明け前に、電話のベルが鳴り響いた。
何事かと飛び起き、電話を取ると保留音が流れる。イタ電かよ、と激怒して寝直したが、5分ほどして再びベルが鳴り響いた。
どこのどいつじゃ、と液晶を見ると、ナンバーディスプレイで相手先番号が表示されているはずの部分には目覚し時計マークが点滅していた。

実家の電話であるため詳しくはわからないが、誰かがこんな時間に電話のアラームをセットしたということか。
つーか、この家でそんなことするのは、昨晩私と一緒に泊まって、今、横で寝ぼけている機械好きの甥(8歳)しかいない。甥は、家中の機械の説明書という説明書を熟読し、実家のオトナたち誰もが知らないような機能を一人使っている末恐ろしいコドモである。
目をこすっている甥に「お前がやったんか」と問うと、電話の機械的な音声をまねて、さらっと「午前5時47分に目覚ましを設定しました」などとのたまいやがる。設定せんでエエ!と強く思ったが、とりあえず音は止まったので、布団に戻って眠りにつこうとした。

・・・・それから、5分おきにベルが鳴る。
甥が隣で「うるさい~~なんとかして~」などと言っているので「自分でなんとかせい!!」と叫んだら、のそのそ起き上がって、「アラームを解除するには、アラームボタンを1秒以上押さないとだめなの~」と言いながら電話のボタンを押していた。どうやら、アラームは普通に電話を切る操作をするだけでは解除されず、何度も鳴る目覚し時計みたく5分おきに延々なり続けるものらしい・・・んなこと知るか!ちょっと殺意が芽生えるが、眠気に負けて布団に戻った。

ところが、甥はすっかり目がさめてしまったらしい。部屋の電気をつけ、テレビとビデオの電源ON!スピーカーから大音量で「みさえ~」というダミ声が。・・・・しかも朝っぱらからク○ヨンしんちゃんかい・・・。
「せめて音を小さくしろ!」と怒鳴ると一旦は小さくなる音も、しばらくして私が寝入ると再び大きくなる。何度も繰り返すうち、すっかり力尽きてしまった私は、結局、トドのように横たわって「でかいケツ~」「ぞうさん~」などを聞きながら半覚醒した状態で2時間近くを過ごした。

ここしばらくの残業+休日出勤でかなり疲れていたうえ、実家に帰省でへろへろだった私に、朝5時台からク○ヨンしんちゃん睡眠学習・・・・本当に、死ぬかと思った。というか、このままこの家に滞在したら殺されると思った。

短命

2003-09-23 | Weblog
朝、家を出て30分ほど車を走らせたところでハンカチを忘れたことに気づいたので、通勤途上にあるセ○ンイレブンでハンカチを買った。
職場について、さっそく行ったトイレで便器の中に落とした。和式ですべてが水没したわけではなかったため、ぬれていないところをつまんで汚物入れにさようならした。
今日はトイレ後は自然乾燥で過ごした。悲しい一日だった。

化石

2003-09-13 | 掃除しネーゼ
実家に帰り、冷蔵庫を開けた。
今は二人暮しのはずなのになぜか実家には冷蔵庫(大)が二つ、冷凍庫(一人暮らしの冷蔵庫サイズ!)が一つあり、それらはすべて入れ方を間違えたら蓋も閉まらないほどいっぱいである。ありえない。
とりあえず、冷蔵庫の方から掃除をしてみることにした。

最前列には、おかずの皿でバリケードができている。一つずつ取り出し、ヤバそうなものは捨てる。
次の列からは、なんだかカラフルな水玉模様の発生したおかずの皿が出てくる出てくる。捨てる。
さっそく嫌になってきたところで、いつ切ったのかわからない干からびた漬物やらが出てくる。つーか、干物より固い。皿から離れないので捨てられず、とりあえず水につけてふやかす。
そのうち、私が結婚前に買った調味料の群れが久々に顔を出す。四年ぶりの再会である。粗挽き胡椒は冷蔵庫の中であるにもかかわらずがちがちに固まり、真っ赤なはずの豆板醤は茶色く変色して見る影もない。捨てる。
その後ろから、1999年賞味期限の、結婚式の引き出物の子持ち昆布やら旅行のお土産の漬物やらがパッケージに入ったままあるわあるわ・・・・(後略)。

まるでゴミ屋敷の冷蔵庫だが、母ちゃんは専業主婦である。いつも家で何をしているのか。(答:みの○んたを見てる)
しかしこういう環境で育ったおかげか、新婚旅行で行った中国奥地で同ツアーの皆さん(だんな含む)がどんどん下痢してギブアップしていく中、私一人羊肉をもりもり食べて元気に過ごすことができた。人間の適応力って不思議。

にたもの夫婦

2003-09-04 | Weblog
ついにやってきた結婚記念日(ちゃんと覚えてました(^o^))。
世間では2人でちょっと豪華に外食したり、ごちそうを作ったりするらしいが、平日で時間もないことだし、せめてデザートでも買おうと仕事帰りにケーキ屋に寄った。
ちょっと夏ばて気味でケーキはあまり欲しくないので、生フルーツがたっぷりのったプリンを二つ購入して、今年は絶対私の勝ちだと確信して帰宅した。
ごはんを作りながら、だんなになんて言ってやろうとわきわきしながら待っていると、だんなも帰宅。「お疲れさん」と言いながら振り返って見ると、

・・・・手に、ケーキ屋のものらしき紙箱を提げている。

なんだかいやな考えが頭をよぎり、「どうしたの?そんなもの買ってきて」と白々しく聞いてみると、予想通り、「いや、記念日だし」という答えが返ってきた。
夕食後、開けてみると、だんなのほうも生フルーツ満載のプリンだった。しかも、これでもか、というほど、のっているフルーツさえもかぶっている。違う店で購入しているのに、なにゆえここまで同じものを選んでしまうのか、私たちは・・・。
どちらも明日に回すにはかなり不安なので、二つとも食べた。おいしかったが、腹がはちきれそうになった上に体重は激増した(T T)。

実際は引き分けだけれども、なんだか負けた気分・・・来年こそは勝つ!(そういう日じゃない気が・・・)

アニバーサリー

2003-09-03 | Weblog
あさっては、4回目の結婚記念日だということを、今日思い出した。

ひどいヨメだ、と思われる方もいるかもしれない。でも、うちではお互い様なのである。
1回目は、晩ごはんに普通にさんまの塩焼きを美味しく食べたてなごんでいたときにかかってきた、お義母さんからの「結婚記念日オメデトウ」という電話で、ようやく、2人ともその事実に気づいた。
そして2回目は、1週間くらいあとに、2人で「そういえば結婚記念日だったね」と話しただけで終わった。
さらに、一番サイテェだった3回目は、というと・・・

ある晩、眠ろうと電気を消して布団に入りしばらくたったところで、だんながぽつりと「明日、結婚記念日なんじゃ?」と言った。
その言葉でようやく存在を思い出した私は、しかし、「昨日だった!」と反論。双方譲らず、議論は平行線をたどる。
日付が変わった頃、ようやく、指輪の裏に日を彫り込んでいたことを思い出し、電気をつけて見てみると、そこには、ついさっき過ぎ去った日付がしっかりと彫り込まれていた。
つまりは2人とも大ハズレだったわけだが、だんなはなおも、「存在を先に思い出した自分の方がエライ」と主張。目くそ鼻くそを笑う争いは終わることなく続くかに思われたが、やはり私のほうが罪深いということで押し切られてしまった。畜生。

今年こそは忘れずにいるために、ココに書いておくことにした。きっとまた忘れているであろうだんなに一矢報いてやるのだ。
と、いうわけで、これをみた方も、だんなにはしばらく何も言わないでください。