うちンち

パソコンと家族と、ときどき爆弾。

おさかなくわえた・・・

2003-05-24 | でぶねこちゃん
青魚がスキだ。
秋はさんまとさば、冬はぶり、そして初夏はやっぱりあじでキマリだ。
今日も、向かいのスーパーで新鮮そうなあじを売っていたので、早速購入、さばいて、晩ごはんに刺身にした。
しょうがと青しそを薬味に食べる。流石、旬だけあって、脂がたっぷりのっていておいし~。

安上がりな幸せにひたっていると、我が家のでぶねこちゃんが寄ってきた。といっても、彼は別に魚が欲しくてやってきたわけではない。単に、ちょっとだけかまって欲しくなったのだ。手をのばしてやると、その下を頭をすりつけながら通り、去っていくのがいつものパターンだ。
いつもどおり手をのばしてやったが、今日は手前で立ち止まった。私の指先を気にしている。そして、一瞬私の顔を見て、ぷいと背を向けて去っていってしまった。

手は、確かに、ちょっと魚臭かった。

そのあと、お風呂からあがるまで、でぶねこちゃんは私に近寄ってこなかった。

もしかして、「生臭ッ! そんな手でさわるな! 近寄るな!」てことか・・・?
あんこや生クリームには喜んで寄ってくるくせに・・・。お菓子食べた後の手をなめにくるのはダレ?
お前は本当に、裸足のサザエさんにおっかけられたいきものと同族なのか・・・?

ホドホド

2003-05-11 | 恐るべし一族
本日、もう一つの実家に帰省。
いろいろ寄り道したりして、帰宅したのは夜7時すぎになった。
帰りがけに手土産をいっぱい持たせてもらったので、食い意地のはった私は期待でいっぱいでその袋をあけた。
かわいくラッピングされた細長い箱がまず目に入る。あけてみるとそれは、1本のロールケーキだった。

らっき! おいしそー!! ダイエットしてるけど、食っちゃえ!!  ←だからやせないんだよ・・・
とりあえず、夕食後のデザートにしよう。残りは明日以降食おう。賞味期限はいつまでだろー?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本日中。しかも、要冷蔵ってかいてある。半日くらいおもいっきし常温(車内含む)に置いてた。最悪じゃ。
うちには私のほかにはあと、甘いものぎらいなだんなと、甘いもの大好きだけど腹がたれてるので甘いものやめさせてるでぶねこちゃんしかいないのに・・・・こんな常温保存した賞味期限デンジャラスなもの、おすそ分けもムリだよ・・・どうすんべ・・・?

というわけで、本日の私の夕食は、ロールケーキになった。

普通にごはんを食べているだんなを横目に、とりあえず、一口。ク、クリームがめちゃめちゃ濃いうえに甘い・・・・。
そのうえ、断面積の半分がクリームという、不必要なサービス満点状態。ちょっと気が遠くなるのを感じた。
それでもがんばってなんとか1/3くらい食べたが、そこで、高校生のとき、朝昼ごはん抜いてケーキバイキング行って、店の人が新しいのを出してくれなくなるくらい食べまくったときのことが走馬灯のようによみがえりはじめた。
ケーキだけで満腹とゆー生まれてはじめての体験をしたこと・・・・クリームの匂いかぐだけで頭がくらくらしてきたこと・・・・さらに食べ続けてる友達を見ていたら気分悪くなったので先に店を出たこと・・・・帰りのバスでゲロ吐きそうになったこと・・・・しかも胃からあがってくる香りがまたすっぱ甘ったるくてなお死にそうになったこと・・・・帰宅してからも気持ち悪くてずっと寝てたこと・・・・あれからしばらくの間ケーキ食べれなかったこと・・・・。
やっぱ、こういうものって、もうちょっと食べたいってくらいが適度な量なんだな・・・と、改めて思った。もうケーキは当分いい。

・・とかなんとか思ってたら、手土産の底から手作り和菓子が大量に出てきた。いや、甘いものは当分もう・・・(T_T)。

ますます危険な家

2003-05-04 | 掃除しネーゼ
ひきつづき、実家に滞在中。
この際だからいろいろもらって帰ろうと、押入れを物色する。
が、すでに何度も物色した後、そうそういいものが残っているわけもなく、新しいものを求めて、10年近くあけたことのない天袋をのぞいてみた。

まず目に飛び込んできたのは、剥き出しの梁。

あれ・・・なんだか、前見たときと様子が違うような・・・ここって、梁とか丸見えだったっけ?
確かここは、少なくともベニヤみたいなので四方を覆われていたはず・・・。

疑問に思いつつも眺めていると、視界の隅に、梁以上に異様な物体があることに気づいた。下から生えたように突き出したそれは、半ば剥き出しになった竹の骨組みと、土でできた・・・・って、こりゃ崩れかけの土壁じゃないか!!
梁が丸見えなのも、もしかして、あああ、奥に、ベニヤが曲がって倒れてる・・・・。

こりゃ大変、と母を呼んで説明しようとしたものの、ソレを見た瞬間あっさりと、

「ああ、それ、何年か前の地震でなった。」

の一言で片付けられた。
気づいてて何年も放置プレイか・・・。
そういえば、母は白アリ被害が発覚したときもなんだかのほほんとしてて、修理する気もなさそうだった・・・。
大金はたいて作ってんだから、もっと大事にしろよ。そのままだとまた地震とかあったら崩れるじゃん!

白アリにくわえて、地震。築2●年にして、夭折してしまいそうなかわいそうなこの家は、このさきいったいどうなってしまうのか・・・。
つーか、母ちゃん、もっと危機感持ってくれ。

危険な家

2003-05-03 | 掃除しネーゼ
GWに、帰省した。
実家は、私が物心つく前に新築した、築2●年の木造建築だ。何しろ建てた瞬間からいたずらしまくりの娘が3人もいたし、最近はさらに姉2人の3人の息子たちに蹂躙(笑)されて、えらいことになっている。
大雑把な母の方針のおかげで、いろんなモノが棲んでいたりもする。例えば、夏の夜中に台所に向かうと、必ずゴキブリが4匹以上いたので、のどの渇きを極限まで我慢したものだった。寝ている姉の腕を巨大クモが這って、そののちしばらくは真夏だというのに頭から足の先まですっぽり布団をかぶって汗だくで寝たりもした。
なので、甥(6歳)の「お風呂に虫がいっぱい~」という声にも、「いっぱい」に軽い疑問を持ちつつも、まあ虫がいるのはいつものことと、風呂場に向かったのだが、そこには、今まで見たこともない光景が私を待ち受けていた。

まず目に入ったのは、脱衣場の花柄のバスマット。本来はピンクのそれが、灰色がかって見える。しかも何だか、動いてる?

ぎぃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

ぜ、ぜんぶ羽虫じゃ!!
よく見れば、床のタイルにも隙間なく羽虫が!!
風呂の扉を開けると、中もびっしり羽虫だらけ、あろうことか湯船でイモを洗うような状態でご入浴中・・・・。
小さい頃はカマドウマ(いわゆるベンジョコオロギ)を素手でつかんだり、ダンゴムシを集めてよろこんでいた私も、大人になってすっかり虫系がだめになってしまっていた。そんな私に、その光景はまさに地獄そのもの。
悲鳴をあげながらキンチョールを撒き、掃除機で吸い取っていると、今度は姉の、「窓、窓!」と悲鳴じみた叫びが。
そこには・・・・そこにも、ガラスをおおいつくすほどの羽虫が・・・・・。その数、百や千ではない。

あまりのことに気が遠くなりそうになりつつも、姉と2人で何とか撲滅した。

しかし、撲滅はしても、一件落着したわけではない。
アレは何なのか? あれだけの数がどこから来たのか?
窓も開けてなかったし、5分ほど前に姉が見たときには何にもなかったらしいのに・・・。

何なのか、という問いにはすぐ答えがでた。
記憶の引き出しの底の底に、小さい頃、アレと同じ羽虫が家の外に大量に飛んできた記憶があった。
それを見て何かと問うた私に、祖母は確か、「白アリじゃろう」と答えた。

そして、白アリとわかれば、発生源も簡単。
脱衣場の柱をちょっと調べたら、物陰に隠れた部分が朽ちていて、大きな穴が。

急いでホームセンターに走り、白アリ用殺虫剤を購入、ノズルをその穴に差し込むと、・・なんと、15センチはあろうかというノズルが何の抵抗もなくするすると根元まで吸い込まれてしまった。しかも、上下左右に自由自在に動かせる・・・。
こりゃ、重症だよ・・・。
建築関係で仕事をしたこともある父が、最低、水周りは総替えだろうと言った。でもおそらく、それだけでは済まないだろう。いったい幾らかかるのか・・・・。

昔誰かに聞いたのだが、白アリはまず、いたんで弱った柱につくんだそうな。
脱衣場の柱は、確かに前から湿気で弱っていた。それはおそらく、
・風呂場は北側で換気扇もなく、窓を開けても周りに建物が密接して立っていて、風が抜けることがない。
・しかも、風呂場と脱衣場を仕切る扉は、だいぶ昔に壊れて、湿気が脱衣場にもれ放題だった。
のが原因だろう。
風呂場の位置とかはもう仕方がないにしても、せめて扉を早く直しておけば、こんなことにはならなかったかも・・・。
皆さんは、どうかこんな失敗をされないように・・・。


でも、あんまり大きな声ではいえないが、幼少の頃風呂場の扉にぶら下がって遊んで、壊したのは私だ。