仕切りなおし

トラウマができかけている、私たち夫婦である。
これ以上の失敗はしたくない。はじめての新居での晩餐について、私からだんなに希望を聞いてみたところ、

「これ以上テンションのさがらないもの」

・・・それだけ？

「それでじゅうぶん！」

これから下げるって、結構困難よ？？
ただでさえ低いハードルがないも同然になった（笑）。
お義母さま、ありがとうございます。

もったいない？？

なんかいい加減転居ネタを書かないととは思うのであるが・・・・
今日も実家ネタで。
もう卒業したいDEATH

昨日ヒドイ目にあった私たちである。
しかし、これは本気で危険である。また同じことが起こらないように、だんなにお願いして、実家にひとこと言ってもらうことにした。とはいえ昨日はだんなが燃え上がりすぎていたので、ちょっと冷めたであろう今日、晩御飯の後にそれをお願いした。

本気で嫌そうに電話を手にするだんな。気持ちはわかるが同じことが起こるのはもっと嫌である。
でもとりあえずソフトにね。と、ムリなお願いをした私の前で、だんなは最大限の努力を見せてくれた。

「昨日もらった鶏肉さ、今食べたら、中、赤かったよ？？」

がんばれだんな、その調子だ！　と、心の中でエールを送る私の前で、だんなのタマシイがまたしても口から抜け出ていく様子が見て取れた。
そしてほどなく切電。脱力しきっただんなの口から、タマシイの残滓とともにこんな伝言が零れ落ちてきた。
ちなみに、電話では今日食べたことにしたので、実家では半ナマ作成後２日寝かせて、という認識のはずであるのだが。

「トースターで焼いて喰えって」

ムリムリムリ！！！　いくら掃除しネーゼに育てられた私でも！！！！　というかお宅の息子さん、むちゃくちゃお腹弱いよ？？？　たぶん死ぬよ？？？？

さて、読者の皆様、貴方ならどうする？？？？

判断（求むアドバイス・改）

サポート終了後、早々に実家を立ち去ろうとした私たち夫婦である。
すると、お義母さまが待ちなさい、と言って慌てて奥へ。冷蔵庫をあけてごそごそし、たくさんの袋を提げてきた。

「これ、昨日つくったったい、食べんさい。３日くらいは持つとよ」

見れば、手作りのお惣菜ぽい。疲れている体には、晩御飯を作らなくて済むのはちょっとありがたい。
しかし、お義母さんは、さらに続けた。

「鶏のから揚げと、ミートローフと、角煮と、※◆○×・・・」

全、肉料理。

野菜や魚が恋しい、３０過ぎ・二人暮らしの私たちである。３日では食べきれない気がする。
とりあえず、今日の晩御飯から順次片付けていくことにしよう。

帰宅し、鶏のから揚げをレンジであっため、帰宅途中に買った野菜を添えてテーブルに出す。
実は本日、マイホームで箸と皿を使う初めての晩餐である。少しだけ感慨にふけりながら肉をかじった私たちは、その姿のまま凍りついた。

！！！

慌てて肉を口から離し、噛み跡を見ると、真っ赤であった。そう、中は、レンジであっためたにもかかわらず、生々しい状態だったのである。
昨日作成＋冷蔵庫で一晩保存＋陸上輸送２時間以上。この数式から導き出される結論、それは・・・・。

生ゴミ処理機くんに食べてもらいました。

残されたのは、お怒りモードのだんなと、テンション激下がりのわたくし、そして大量の手作り肉料理・・・。
とりあえず、手作り料理にチャレンジする気力は二人にはなく・・・・・

微妙に記念の晩餐は、お茶漬けになった。
今、我が家は世界一、ガッカリな食卓だろうと思った。

トラップの数々

みなさま、お待たせいたしました！
予告どおり、実家へ行ってまいりました。
順番的には"移住準備"カテゴリの「転居」が先かと思いますが、こっちのがネタとして上なのでw
みなさまのご期待に添えるかどうか・・・ご覧になってみてくださいませ。

私たち夫婦の心の中を示すように激しく降りしきる雨の中、実家に到着。
昨日、引越し作業を済ませたばかりであるので、体力的には限界。この上、実家で翻弄されては明日からの仕事に響くこと間違いなし。
私たち夫婦は、可及的速やかに作業を済ませ、即刻実家を立ち去ることを事前に申し合わせた。

現場で準備物を確認する。くだんのソフトと、インストール時のユーザ登録に必要なメールアドレスのメモ（どこかから探し出してきたらしい）が用意されていた。
まあ、今回はソフトを自分で購入しただけ、大進歩である。次回はもうワンステップ進んでくれるかも知れない。
そうちょっとした期待を胸に、作業にとりかかった。

何とかインストールを完了し、次にユーザ登録である。
画面の指示どおり、名前とメールアドレスと、その他必要な事項を入力して登録ボタン押下！
ダイヤルアップ回線のあまりの速度にマウスのボタンを連打したくなる人差し指をぐっと押さえて待ち、ようやく「仮登録完了」の画面が表示された。
その画面によると、入力したメールアドレスにメールを送ったので、そこに記載されているリンクから本登録を行う必要がある、とのことであった。

ここまでくればあと少し。とりあえずメールを確認しよう。

メーラーを開き、受信ボタンを押す。
１８件のメールのダウンロード開始。必要なのは最後のメールだけであるのだが、古いものから順に受信ボックスに入ってくる。
私はそれを、見たくなかった。

送信日時：2007.12.26 ※今日は、2008.03.23です。

その後も次々受信されてくる、信じられない送信日時のメール達。
送信者は、プロバイダ、プロバイダ、三井住○ＶＩＳＡカード、プロバイダ、三井住○ＶＩＳＡカード・・・・・

その２つ以外存在しない様子

この家にはインターネット接続環境が必要なんかね、という疑問がむくむくとわきあがってくる。その疑念をなんとか見てみぬふりをしながら待った１８件目のメール、それは、今日ではない過去に発信されたメールであった。
反射的にメーラーの設定を確認。メモのメールアドレスと比較すると、そのメモは、正しいメールアドレスの抜粋と思われる、一部が抜け落ちた文字列であった・・・

星一徹がちゃぶ台をひっくり返す気持ちがちょっと分かった気がした、私でありました。

確定

今日、ついに実家に連絡をとってみた私である。
荷物搬入の予定が狂っては大変困るので、嫌がるだんなに有無を言わせず電話をかけさせた。

「わからんかったったい、Ｆ士通に電話かけたと！」

おおお～～～～！　すごい進歩じゃ！！　と、感動するわたくしであるが、当然話はここで終わらない。

「説明してもらうのに、ユーザー登録とかいうのせんと２０００円もかかると！　うち、登録しとるっちゃかね！！？？」

知らぁぁぁぁぁん！！

「どうやったらできるとか！！？？」
※我が家はＦ士通のＰＣを使ってないし、当然、社員でもありません。

パソコンの箱の中にユーザー登録についての紙があるはず、と言ってみたところ、

「箱ごとどっかいったったい！！！」
※実家のパソコンはデスクトップでモニタは昔ながらのため、巨大な箱２つに梱包されていました。

明らかに、時間を経るごとに、口からタマシイが漏れ出てなくなっていくだんな。
ようやく電話が終わって、すっかり抜け殻になっただんなによると、インターネットのユーザＩＤやらパスワードやらメールアドレスやらメールパスワードやら書いてある契約時の重要書類もその箱に入れたはずで、現在それらまるごと不明という！！

２３日にセキュリティソフトのアップデートは私がやることになったのであるが・・・・
パソコン、トラブってデータ吹っ飛んだらどうしよう・・・

未来予想図

仕事からぐったり疲れて帰宅し、晩御飯を作っていると、だんなの携帯が鳴った。
しかしだんなは不在。出るわけにもいかず、鳴るがまま放置していると、そのうち相手も諦めたのか、呼び出し音は途切れた。
誰からだろう、と考えていると、引き続きだんなの携帯にメール着信。
今日は携帯忙しいね、と思いつつ、ご飯の支度を済ませて洗濯物をたたんでいると、今度は家電が鳴った。
電話機から離れて作業していたため、慌てて洗濯物を投げ捨て、ダッシュで電話機に走る。なんとかたどりついた私に、燦然と輝き私に相手先を教えてくれた、液晶画面に浮かぶ文字、それは、

だんな実家

キター！！

瞬時に、ゲキレツに嫌な予感が全身を満たすが、居留守はマズイであろう。
勇気を振り絞って受話器に手を伸ばした私の目の前で電話は留守電に切り替わり、その瞬間に切れた。

グッジョブ、自分 （極悪）

そのまま何事もなかったかのように洗濯物をたたみ、掃除をしつつだんなの帰りを待つ。
帰宅しただんなに、何事もなかったかのように、携帯とメールが鳴っていたこと、家電に出ようとしたら間に合わず切れた（微笑）ことを告げると、ものすごい嫌そうな顔をして、メールを確認していた。
その内容は、といえば・・・

「パソコンが今日１日かけたのにうまくいかんったい！」

２３日に、テレビを実家に持ち込む計画の私たちである。
それを実はまだ実家に連絡していない。
したくない、したくないけどしないわけにはいかない。
そしてしてしまったからには・・・・

皆様、さ来週をお楽しみにw

到来

ついにこの季節がやってきてしまった。

といっても、私は幸いなことにいまだ花粉症ではない。
では、何がやってきたのか、というと・・・・

だんな実家のパソコンセキュリティソフト更新の時期である！
すでにサポート開始から９年。今年こそは、今年こそは、と強い心で放置をしていたらおととしえらいことになりかけて。
去年は死にそうになりながらサポートしたものの、今年は私に余裕がない。復活させた強い心で放置を続けようとしてきたのであるが、先日、テレビ搬送の件でだんなに実家と連絡を取らせたところ。

「パソコンがなんかいいよるったい」

だんな、取り合わず切電（ありがとう）。
しかし恐ろしいことに、今月中に、テレビ以外の不要物（※テレビは重すぎてふたりで運べないため業者に頼んだ）を実家に持ち込む予定である。
まだまだ家の片付けは中途であるし、持ち込んだら即帰途につく気満々の私たちであったが。
・・・テキもやる気満々な気がする。
というかてぐすねひいて待ってる気がする。

てゆっか、うち、そのセキュリティソフト使わなくなったんだよね・・・。
どうすればサポートを卒業できるのか、ウラワザ求む私なのでありました。