うちンち

パソコンと家族と、ときどき爆弾。

眠れぬ夜

2004-05-31 | でぶねこちゃん
ついにいや~な季節に突入した。
むしむしじめじめ、カビとナメクジだけは大喜びのあの季節、そう、梅雨だ。
どちらかというと暑さよりも寒さに弱い私も、湿気には大弱りだ。昨晩もあまりの寝苦しさにしょっちゅう目覚め、今日朝の通勤は半分居眠り運転のような状態で何度も死ぬかと思った。あまりに危険である。

しかし、眠れなかったのは私だけではなかったようだ。

全身毛むくじゃらのでぶねこちゃん、汗も出ない彼にはなおつらい夜だったようだ。
いつもは布団で一緒に寝るのだが、一晩中起きていたようである。そして・・・。

私が朝起きたら、眠れないストレスをどうやって解消したかが一目でわかった。
○前買って出していたおもちゃが跡形もなくこわれていた
○昨日買ったおもちゃが勝手に袋からでていたうえにすでに壊れかけていた
○それでもたまらなかったようで、詰め替え用の胡椒の袋を噛んで破っていた

悪いことをしたらかまってくれると思っているでぶねこちゃん。
かなり育て方を間違ったが、胡椒で少しは学習したに違いない(していてほしい)。

終わりなき戦い

2004-05-10 | 掃除しネーゼ
実母は捨てられネーゼである。
しかも、他人のいらないものも捨てられネーゼ。だれかが何かを捨てようとしていると、それが自分に全く役立たないものであるにもかかわらず、必ずもらってくる。この間など、一人暮らしになったくせに親戚にタンスやらクローゼットやら鍋やら、もうとにかくウチでは必要ないものを何でもかんでも大量にもらってきていた。それなのに、父の形見は初七日が済む前から形見わけ&捨てまくり中。意味不明だ。
さらに、というか、このうえ、というか、片付けネーゼでもある。当然家は汚れ放題、反面教師に育てられた三姉妹は、先日実家で葬式があったときなど、通夜の日だというのに家だの庭だのの大掃除で一日が終わってしまった。大掃除をしている私達を葬儀屋さんは怪訝な目で見ていたが、まあ、悲しみがまぎらわされたという利点もないでもない(と自分を納得させている)。

そんな母がようやく地獄の最深部、キッチンのリフォームを決意し、GW明けには大工さんが入ることになった。
しかし連休、実家に帰ると、ほとんど片付けは終わってなかった。そのため、昨日、娘3人も協力して掃除をすることと相成った。

掃除というか、物を捨てる作業である。
姉Aは「これ捨ててもいい?」と母に問う。姉Bは「これ捨てるよ?」と母に確認する。そして私はのっけから無言でゴミ箱へポイ。
ごみ袋が10を超えた頃、捨てていいもののあまりの少なさに業を煮やした姉達も無言でポイし始めた。
捨てたものたちの一例をここに挙げてみよう。

○アルコールランプ付きのコーヒーサイフォン(物心ついて2X年、この家でインスタント以外のコーヒーが出たことはない)
○おひつ(新品、新築祝いののし付き。築30年近い我が家の奥深くにて発見)
○蓋のない錆びた片手鍋(昔捨てたはずなのに復活していてびっくり)
○朽ちたフライパン(錆の厚み1センチくらい)
○油でねっちりしているプラスチックのボウル(複数)
○触るとぽろぽろ崩れるダンボール(いつのだよ)
○ゴ●ブリの卵付きプラスチック棚(・・・・・)
○10組以上あった花札(しかも半分以上はカードが揃っていない)

これでもまだ序の口であるが、他のものも99.9%クソの役にも立たないものばかりである。六畳間のほとんどをゴミ袋が占領した状態となり、すっかり日も落ちてきたのでとりあえず終了。夜中にこっそりゴミだしにいかないとね、と言いながら、娘達は、リフォーム終了後に移動するときにさらに捨てようと誓い合った。

そして連休も終わり、いつもどおりの生活を送っていると、姉から悲痛なメールが届いた。

「ごみが減ってる」

しかも、「ものが増えてる」という。

拾えないように分解して別々のゴミ袋に入れたはずの棚さえも大復活!
油でねっちりしていて絶対自分の食べる物を入れたくないプラスチックのボウルも使用中!

盆に帰るのが今から楽しみだ(全部捨てちゃる!)。