昨日からもう12月。この調子で日々妄想していれば、あっというまに年の瀬である。
年末年始には、我が家では毎年恒例の実家詣でが待ち受けている。今年も何が起こるのかと今から戦々恐々としている私であるが、昨日の不完全燃焼をカバーすべく、ブログをはじめる前に起こった実家ネタを投下してみよう。
それは今から8年前のこと。
結婚後4ヶ月、嬉し恥ずかし新妻であった私は、だんな実家への初めてのお泊りにかつてない緊張に見舞われていた。
台所のお手伝いはどこまで手をだしたらいいのか、朝は何時ごろ起きればOKか、etc..
そんな疑問や不安ではちきれそうになっていた私への、だんなからの唯一の注意は、「ものすごい水虫の父さん(ワタシにとってお義父さまですね)が一番風呂入るから、湯船には浸からないほうがいい」ということであった。
これはこれで大事な情報ではあるが、それで私の不安がやわらぐはずもなく、ガチガチのまま迎えた当日―――
いくつかのハードルに体当たりして見事に倒したり、ぎりぎりクリアしたりしながら何とか1日が終わろうとしていた。
あとはお風呂に入って寝るだけ、である。
ここで私の頭をよぎる、だんなの言葉。
参考情報では、そのことに一切気をつけず生活していた義妹には水虫がうつっているとのこと。湯船の湯自体を使わないほうがベターであろうと考え、湯船の蓋を開けずお風呂を済ませることにした。
シャワーをひねり、湯が出てくるのを待ちながら洗顔を始める。
しかしいつまでたってもシャワーからお湯はでてこようとはしない。それどころかどんどん冷たくなり、氷水のような冷たさになってしまった。
ぼ、ボイラーのスイッチ、だれか切っちゃったのかな??
私の実家はお風呂の給湯ボイラーのスイッチを切るとお湯が出てこなくなるのを思い出し、それと同じなのかなと想像したりしたがそれでこのシャワーから湯が出てくるはずもなく、私の体は冷えていく一方である。
しかしお湯が出ないからと、この状態の私が実家のみなさんに助けを求めることは、はばかられる。本来は湯船のお湯を使えばいい話であるし。
私に残された選択肢は、ふたつである。
a)湯船のお湯(with水虫菌)を使う
b)冷水シャワーを使う
しばし悩んで・・・・、私はシャワーを頭に向けてカランをひねった。
ひぃあぁぁぁぁ
たまらん、こりゃ早く風呂あがらんと死ぬ。
ものすごい勢いで頭と体を洗い流し、震えながらお風呂から上がって、即行だんなにシャワーのお湯について尋ねた私に、だんなは驚くべき答えを投げ返してきた。
「ああ、あのシャワー、太陽熱温水器とつながってるだけだから」
太陽熱温水器といえば、だいぶ昔にはやったものなのだが、屋根の上にためた水を太陽熱であたためてお湯として用いるものである。
「夏は熱湯しか出ないし、今は外気でキンキンに冷えた水しか出ないよ。他の給湯システムと一切つながってないから」
水虫情報よりそれを先に言っとけぇぇぇ!!!
と思いつつも口には出せない24歳・新妻なのであった。
※今ならずばり言えます(だんなには)。
※自宅に帰宅後、案の定風邪でダウンした。死ぬかと思った。
もともとシャワーがなかったので不便だからと後付けされたシャワーらしかったが、やはり実家の皆さんも不便を感じていたようで、この半年後、実家が建て替えられた際に、太陽熱温水器が設置されることはなかった。
あのままだったら2度と泊まろうと思わなかったであろう・・・。
年末年始には、我が家では毎年恒例の実家詣でが待ち受けている。今年も何が起こるのかと今から戦々恐々としている私であるが、昨日の不完全燃焼をカバーすべく、ブログをはじめる前に起こった実家ネタを投下してみよう。
それは今から8年前のこと。
結婚後4ヶ月、嬉し恥ずかし新妻であった私は、だんな実家への初めてのお泊りにかつてない緊張に見舞われていた。
台所のお手伝いはどこまで手をだしたらいいのか、朝は何時ごろ起きればOKか、etc..
そんな疑問や不安ではちきれそうになっていた私への、だんなからの唯一の注意は、「ものすごい水虫の父さん(ワタシにとってお義父さまですね)が一番風呂入るから、湯船には浸からないほうがいい」ということであった。
これはこれで大事な情報ではあるが、それで私の不安がやわらぐはずもなく、ガチガチのまま迎えた当日―――
いくつかのハードルに体当たりして見事に倒したり、ぎりぎりクリアしたりしながら何とか1日が終わろうとしていた。
あとはお風呂に入って寝るだけ、である。
ここで私の頭をよぎる、だんなの言葉。
参考情報では、そのことに一切気をつけず生活していた義妹には水虫がうつっているとのこと。湯船の湯自体を使わないほうがベターであろうと考え、湯船の蓋を開けずお風呂を済ませることにした。
シャワーをひねり、湯が出てくるのを待ちながら洗顔を始める。
しかしいつまでたってもシャワーからお湯はでてこようとはしない。それどころかどんどん冷たくなり、氷水のような冷たさになってしまった。
ぼ、ボイラーのスイッチ、だれか切っちゃったのかな??
私の実家はお風呂の給湯ボイラーのスイッチを切るとお湯が出てこなくなるのを思い出し、それと同じなのかなと想像したりしたがそれでこのシャワーから湯が出てくるはずもなく、私の体は冷えていく一方である。
しかしお湯が出ないからと、この状態の私が実家のみなさんに助けを求めることは、はばかられる。本来は湯船のお湯を使えばいい話であるし。
私に残された選択肢は、ふたつである。
a)湯船のお湯(with水虫菌)を使う
b)冷水シャワーを使う
しばし悩んで・・・・、私はシャワーを頭に向けてカランをひねった。
ひぃあぁぁぁぁ
たまらん、こりゃ早く風呂あがらんと死ぬ。
ものすごい勢いで頭と体を洗い流し、震えながらお風呂から上がって、即行だんなにシャワーのお湯について尋ねた私に、だんなは驚くべき答えを投げ返してきた。
「ああ、あのシャワー、太陽熱温水器とつながってるだけだから」
太陽熱温水器といえば、だいぶ昔にはやったものなのだが、屋根の上にためた水を太陽熱であたためてお湯として用いるものである。
「夏は熱湯しか出ないし、今は外気でキンキンに冷えた水しか出ないよ。他の給湯システムと一切つながってないから」
水虫情報よりそれを先に言っとけぇぇぇ!!!
と思いつつも口には出せない24歳・新妻なのであった。
※今ならずばり言えます(だんなには)。
※自宅に帰宅後、案の定風邪でダウンした。死ぬかと思った。
もともとシャワーがなかったので不便だからと後付けされたシャワーらしかったが、やはり実家の皆さんも不便を感じていたようで、この半年後、実家が建て替えられた際に、太陽熱温水器が設置されることはなかった。
あのままだったら2度と泊まろうと思わなかったであろう・・・。