ノイバラ山荘

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河口湖--浅間神社とハーブフェスティバル

2015-07-09 10:59:55 | 楽しいところ
ハーブフェスティバルがもう終わりそうというので、
雨の中、河口湖に行ってまいりました。

大好きなラベンダーの畑、
見に行くのは何年ぶりでしょう。

今回は途中、富士浅間神社に寄りました。
いつも気にはなっていたのですが、
河口湖まで国道が混むので、
寄らずにいたのです。

佐佐木信綱は富士登山の際、
この神社に詣でているのです。

信綱の明治35年8月の富士登山は
「富士吟藻」50首として「帝国文学」に発表され、
またその中から歌集『思草』にも収録されています。

ルートは御殿場から鉄道馬車で篭坂峠を越え、
山中湖の知人と会い、夜、吉田に泊る。
翌日午後晴れたので、浅間神社に詣で、
馬車で裾野をよぎって馬返しで下りる。
強力に後ろから押してもらいなどして
1合目から4合目まで登り、一泊しています。
8合目でもう一泊して下山。

帰途、富士五湖をめぐり、
吉田にさしかかったところで浅間神社の
「吉田の火祭り」に遭遇、その勇壮で優美な様子を
文章に書いています。

カメラを忘れたので、携帯の映像です。

 
平安時代から始まった富士山信仰の登山者たちは
上吉田に泊り、ここから上ったようです。

 
神社から馬返しのあたりまで、公園になっています。


雨がざんざん降っているので、歩くのは断念。
車でも行けるのかな?

   
信綱もくぐったであろう鳥居をくぐります。

 

  

 
あうん。

 

 
本殿。夏越の祓の茅の輪があります。

  
 
初めてくぐります。
穢れを払うのだそうです。

   
赤富士の絵馬はお部屋に飾っておくと吉を呼ぶそうです。


神主さんの沓。


夫婦ヒノキ。

 
火祭りのお神輿。二つあります。

 
光ってうまく撮れないのですが、明治の頃の絵。
こんな感じだったんですね。

またお天気のいい時に来てみたいてす。

 
さて、河口湖畔、八木崎公園のラベンダーです。

 
いい香りに包まれて歩きます。

 

   
湖に雨が降る・・。


地元の小学生のガラスの風鈴。


スモークツリー。

 

花は地味な方がいい香りです。


中国人の団体がたくさん。半分以上?
数年前にはそんなに多くなかったと思います。
中国語の案内坂に驚きました。
富士登山の帰りに寄るのでしょうか?

巨大なドーム型テントがあったのに、
小さなテントになっていて、
フェスティバルの規模が縮小されていたのかしら?
さびしかったです。

いつものとおり、生のラベンダーと
芦川村のワサビを買って帰りました。


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