ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

歯痛

2015-11-30 22:33:11 | 日常
みなさま、こんばんは(*^_^*)


元気なパセリ。


無人販売で買ってきたの。

夏の初めから詰め物が取れたりして、
何度も通っていた歯医者さん。

ようやく10月末に終わったと
思っていましたが・・。

今日、親知らずを抜く予約を入れていたのが、
数日前より右奥歯の鈍痛。

虫歯とは何か違う・・と思ったら、
歯根が炎症を起こしているということです。

がりがりと詰め物を外されている時に
あまりに私が痛がるので、
とりあえず飲み薬で炎症を抑えてから
治療を始めることに。

もう歯の神経はないので、
痛むのは炎症のせいらしいです。

がりがりでぐったりして帰ってきました。

もう師走だというのに・・。
来月は『新月』語彙の発表だというのに・・。

せっかくのお休みですが、
お料理をする元気がありません。

こんな時に役立つのがマックのハンバーガー。
やわらかいので、食べるのが楽なんです。
あとはお湯を注ぐだけのチキンラーメン。

ああ、そうだ。
痛み止めももらってきたので、
飲んで寝ます。

おやすなさい<m(__)m>

相模ダムカレー、和梨のパフェ

2015-11-24 16:11:41 | 飲食
みなさま、こんにちは。
暖かな日が続きますね。


相模湖交流センター「ともしび喫茶 青林檎」にて
「ダムカレー」なるものを発見、
食べてみました❤


これです! 
カレーに味噌汁がついているのは
初めてみました。


カレーをごはんのダムで堰き止めてあります。


決壊ww


相模ダムは重力式コンクリートダムというのだそうです。


日替わりランチもおいしそうです。

 
お店から湖が見えます。
左手の方がダムです。
慶應高校ボート部の学生がお昼を食べにきていました。
練習に来ているのですね。


ロイヤルホストの「和梨のパフェ」ですにゃ❤
梨の下はマロンクリーム、バニラアイス、
そして底にはほうじ茶ゼリー。
夢中で食べました❤

季節限定、12月上旬までの予定だそうです。




「見えない湖」と「モディリアーニ弦楽四重奏団&谷川俊太郎朗読」

2015-11-24 14:29:59 | 音楽

3連休最終日、2つの音楽を楽しみました。

  
藤田陽介サウンド・インスタレーション
「見えない湖」@相模湖交流センター


「パリから弦楽四重奏団がやってくる!」
--モディリアーニ弦楽四重奏団と谷川俊太郎詩の朗読
@藤野芸術の家



まず、サウンド・インスタレーションとは何でしょうか?
現代美術用語らしいです。
<時間よりも主に空間に規定される、音を使う芸術。
室内や屋外に音響を設置することで
その空間や場所・環境を体験させる
表現形態をとる作品。>

(・ω・;A ????

百聞は一見にしかず。


会場に踏み込むと水につけられた写真が
床に置かれています。


会場全体。
突き当りの壁の向こうに部屋が作ってあって、
音響の体験ができます。

 
どうやら相模湖の古い写真らしいです。


あっ、パイプオルガンのパイプです。
下の箱に赤いチューブで空気を送り込んで
音を出しているようです。
藤田さんはパイプオルガンを自作なさる方なのです。


突き当りの部屋。


相模湖で収集した水中の音、生き物の声、
またダム湖としての機能における音などを
6台のスピーカーで構成し、
立体音響として再生するサウンド・インスタレーション作品。

湖底に沈んだ勝瀬地区で実際に暮らしていた人たちの
語る声を主軸に、過去や現在、
あらゆる時間と物語が交差する音の旅。

相模湖は、戦中に工事が始まり戦後完成した
相模ダムにより相模川が堰き止められてできた湖です。

重機などもほとんどなく、厳しい工事で
強制労働させられた朝鮮や中国の人たちが
多数犠牲となりました。

今回初めて知ったのですが、
戦争末期には学徒も動員されました。

完成後は神奈川県民の水瓶として
今日でも役立っています。

しかし、水底に沈んだ村もあり、
移住させられた村民もいたのです。

それまでは鮭も溯上する豊な川であったようですが、
ダム建設により、それまでの自然環境は
壊されてしまいました。


時々ライトが光ったり、
真っ暗になったり。


35分の不思議体験をしました。

 
午後はコンサートと朗読。


藤野芸術の家ホール。


谷川俊太郎の詩の朗読と交互に、
モディリアーニ弦楽四重奏団が
モーツァルト、ショスタコービッチ、
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を演奏。

チェリストが事故による代役でしたが、
ことにベートーヴェンでは深い音色を堪能しました。

私はひとつひとつの楽器の音色が聞こえるのが好きで、
シンフォニーより四重奏が好き、という
谷川さんに同感、うれしくなりました。

詩というのは、大勢に対しての表現ではなく、
私からあなたへの1対1の
語りかけであるという言葉もうれしく。


木の下に止めておいた車に枯葉が。


この日でカローラとお別れでした。
13年間乗りました。

どうぞまたいい人に乗ってもらえますように。
今日最後のお掃除をしました。

長年慣れ親しんだものとの別れは
相手が機械であっても悲しいのです(´;ω;`)

たくさんの楽しい思い出をありがとう。
私を守ってくれてどうもありがとう。


銀座迷路--「がんこ」と「アンティーク」

2015-11-17 14:10:11 | 飲食
みなさま、こんにちは(*^_^*)

昨日は何度か通り雨がありましたが、
思いのほか暖かく
今日もひきつづきおだやかなお天気でした。


近くの駅にいたバッタくん。
日向ぼっこで動きません。

銀座は画廊を訪ねていくことが多かったのですが、
今もって地理がよくわかっていません。

迷いこんだところでおいしいお店に出会いました。
またたどりつけるか自信がありませんが、
おいしいお店二軒です。


「がんこ」和食銀座四丁目店のばらちらし。
1500円くらいでしたかにゃ?
おいしかったです。


そろそろクリスマスの飾りつけ。


古い刀屋さんです。


とおりすがりにステキなディスプレー発見。
パン屋さん「アンティーク」。


思わず入って買ってしまいました。
パンとリングシュトーレンと
テンパル博士のチョコレートラスク。


クリームチーズとクランベリー、レーズンが
入っているパンがおいしい。


袋やパッケージがかわいいのです。
マジカルチョコリングやあんこ食パンが
オリジナルで人気らしい。
ディスプレーのリング状のパンは
マジカルチョコリングだったのですね。


またいつかたどりつけたらいいなぁ。



「浮世絵から写真へ」と「金銀の系譜」展

2015-11-17 13:25:33 | 美術
にゃんこの寄り道的に展覧会2つ行ってまいりました。

まずは両国です。

「浮世絵から写真へ」展@江戸東京博物館。

幕末から明治時代にかけて
浮世絵から写真への過渡期がありました。
この時代はお互いに影響をうけ合っています。
浮世絵は写真の写実を学び、
写真は浮世絵の芸術性を学びます。

写真貼り付けガラス絵、写真油絵など
今では見られなくなった技法の作品も
展示してあり、興味深くみました。

鶏卵紙写真に浮世絵師が彩色したものが
たいそう美しいです。

写真油絵は裏側から油絵の具で緻密に彩色したもの。
特許まで取得されていたとは知りませんでした。

このあと、美術館の学習室で
「茂吉を語る会」の例会を聴講したのでした。

翌日は二子玉川です。

「金銀の系譜~宗達・光琳・抱一をめぐる美の世界」@静嘉堂文庫美術館

 
雨あがりの紅葉・黄葉の道を。

 
ここです。

  
ずっと鬱蒼とした木々の間を歩きます。

 
リニューアルオープン記念展だそうです。
あまり外観は変わっていないようです。

ノイバラおススメの作品です。

 
国宝の曜変天目、油滴天目が自然光の中で
一緒に見られます。


一番好きな抱一「波図屏風」。
波のとどろきが聞こえてくるようで、
すばらしかったです。


同じく抱一「絵手鑑」
自然の風物を描写した72点が綴じられています。
さまざまな技法を学んでいたことがわかります。

以前からの抱一のイメージはこちらでしたが、
波図の迫力には驚きました。


松花堂昭乗「勅撰集和歌屏風」
昭乗は書家。
勅撰集の巻頭歌を右隻に
巻末歌を左隻に書いてあります。
このアイデアにわくわくしながら書いたのでは・・。

ほかにも其一の作品が楽しかったです。

 
お庭見学は雨で滑りやすいので断念。

  
霊廟の上のうろこ雲。

  
木々の間を抜けます。

  
丸子川に注ぐ流れ。

 
街路樹の花水木の紅葉。

 
実も色づいています。
このあと、結社誌12月号の校正なのでした。





茂吉と校正

2015-11-17 12:25:00 | 短歌

突然ですが、京王線の車内です。
車内に温泉があるわけではなく・・。

 
高尾山温泉オープンを記念した車両なのです。

 
このあと、大江戸線で両国へ。
江戸東京博物館で「茂吉を語る会」です。


「茂吉の問題歌」について講演とパネルディスカッション。
このパネルディスカッションにF島さんが
パネラーとして参加されたので、
応援団の一人として行ってまいりました。

刺激的な茂吉でした。

・モナ・リザの唇もしづかなる暗黒にあらむか戦はきびしくなりて

ちょうど先日観た「ミケランジェロ・プロジェクト」と
重なる内容です。
ドイツの爆撃を避けて疎開させられた折のことを
詠った歌ということです。

茂吉の歌は背景、歴史上のニュースを調べていくと、
理解しやすいようです。


博物館のトイレでふきだしました。
注意書きがおもしろすぎます。

便座に上ってしゃがむ人がいるのか??
トイレットペーパーを流さない人がいるのか???

文化と文化が交わるところ、
いろいろな注意書きが生まれます。



えへっ。テオです。
へんしゅう、こうせいのみなさんがたくさん来て
うれしいうれしい❤


ママのおてておいしい❤


はしゃぎすぎて、くたびれてお昼寝。


目が覚めました。


ごはんぺろり
不思議な形の食器ですが、
一遍に食べてしまわないように
こういう形になっているそうです。

 
こちらがニンゲンのごはん。
それぞれ白馬のいちじくジャム、
ジェノベーゼソース、
味付きのオリーブが塗ってあります。
きれいないろ❤


胡瓜とエシャロットは白馬のふきみそで。


こうしん大根、なんてきれいな赤。


お弁当。いただきます。

先月までいらしたSさんが亡くなられ、
Uさんもお休みで、
金曜日からKさんとHさんが
お手伝いに来てくださいました。

Sんの笑顔、朗らかな声がもうありません。
なんとさびしいことでしよう。

でも、悲しんでばかりいるわけにはいきません。
毎月、毎月、結社誌は発行されるのです。













映画「ミケランジェロ・プロジェクト」

2015-11-13 23:55:52 | 映画
みなさま、こんばんは(*^_^*)

相変わらず寒くて曇っています。
いかがお過ごしですか?


映画「ミケランジェロ・プロジェクト」
行ってきましたにゃ❤
ちょうど読売新聞にもでています。


大好きなケイト・ブランシェットが
出演しているの❤

実はジョージ・クルーニーもマット・デイモンも
あまり興味がなかったのですが、
第二次世界大戦でナチスに奪われかけた
美術品奪還という<史実に基づいた>←これに弱い
ストーリーに惹かれたのです。

実際に私が展覧会で見たことのある作品が
次々と出てきました。

爆撃に合わずにすんだものの、
鉄道やトラックで運ばれ鉱山に隠されたり
ドイツ軍敗退の際は焼却されたものもあり、
そんな中、苦難を乗り越えて生き残り
戦後の日本まではるばると旅して、
私の眼前に来てくれた作品。

今までも、作品を守り伝えてくれた人たちの存在を
感じたことはありましたが・・
「芸術作品は命の蓄積」という映画の中での言葉、
改めてそのとおりだと思いました。

今年の春、ロバート・キャパの写真で見た
ノルマンディや解放されたパリ、ドイツの各地。
あそこだ・・と写真の記憶がよみがえってきて、
二重に面白かったです。

「正義のアメリカ」が多少鼻につくものの、
命をかけて美術を守る気持ちに
国境はありません。
2時間があっという間の面白さでした。



しぐれ

2015-11-10 16:55:35 | 日常
みなさま、こんにちは(*^_^*)

しばらく続いた秋晴れののちの時雨。
降ったりやんだりしています。


晴れた日、建物の中が寒かったので、
辛夷の木の下で日を浴びながら作業しました。
釉薬をはじく撥水剤を塗る作業です。


辛夷の落ち葉はあまくていい匂い。
でも、小さな虫さんも落ちてきます。
くまさんの置き物の後ろに・・(・ω・;A


ほんの2時間でしたが背中がぽかぽかして、
そのあとの水を使う釉掛けの作業も
辛くなかったです。


これは何でしょう?
スタッフルームのカメラの三脚立てです。
三脚を足の間に立てるの。
木工担当スタッフの技です。


スタッフルームのおやつ。
この日はおいしいものに恵まれていました。
実は生落花生を茹でたのが
この中で一番好きなノイバラです。

花美月歌集『かはうその賦』批評会

2015-11-10 16:31:31 | 短歌

11月7日、花美月歌集『かはうその賦』批評会が
中野サンプラザで行われました。

花さんとは校正、万葉集講座や
東京歌会でご一緒しているお仲間です。
ノイバラも及ばすながらお手伝い。


ながらみ書房から素晴らしいお花が届いています。


批評会形式の出版記念会は
わが結社で初めての試みです。
パネラーのみなさんのお席。

50名の参加、盛会でした。

前半の刺激的なパネルディスカッション、
後半、会場の参加者も参加の自由発言、
活発な発言で、充実の3時間でした。


初めての試みで、東京歌会代表F島さんをはじめ、
司会のMMさん、写真係のTSさん、
受付、会場係のKさん、HSさん、Hさん、Tさん、SMさん、
準備も含めて大変だったと思います。
お疲れさまでした。

 
「赤ひょうたん」で二次会。

くわしくは結社誌のニュースをご覧ください。
いつもの2倍のスペースをいただきましたので、
会の様子がお伝えできると思います。


テッド2、ジュラシックワールド

2015-11-10 15:15:15 | 映画
映画の備忘録です。

アップする暇がなかったですが、
9月、2本見ました。


「テッド2」
ぬいぐるみなんだけど、人間のように生きている、
不良おやじテッド。

結婚した人間の彼女との間に子供を作りたいと思い・・。
最後は育児シーンで終わるんですが、
そこにたどりつくまでのどたばたを楽しみました。
第1作は見損ねたのですが、
2作目からでもOK。


「ジュラシックワールド」
「ジュラシックパーク」シリーズ第4作。
第1作は20数年前なんですね。
なつかしいパークの址が出てきたりして・・。

 
昔はリアルな恐竜に感激したものですが、
20年を経てさらにパワーアップ、
ラスト、新種のハイブリッド恐竜インドミナス・レックスと
ティラノサウルス、ヴェロキラプトルの
三つ巴の戦いがスピーディで迫力がありました。


次は「ミケランジェロ・プロジェクト」を見たいですか・・。
見に行く時間がとれるか・・(・ω・;A



オペラ「高山右近」@高円寺教会

2015-11-03 23:05:58 | 音楽
みなさま、こんばんは(*^_^*)

 
実りの秋ですね❤
おいしく果物をいただいております。

枝ごといただいたので、珍しいなと。
絵が描けるかしら?

 
秋晴れの中、カトリック高円寺教会へ
オペラを観に行きました❤

 
ステキな建物でしょう。


オペラ「高山右近--剣か愛か」 

加賀乙彦 原作、
石田エドワード 台本、
マヌエル・マランバ作曲。

キリシタン大名高山右近(1552~1615)
秀吉に仕えていた頃から
マニラに没するまでが描かれてます。

バテレン追放令を出した秀吉に
棄教を迫られましたが、キリスト教をとり
領地を捨て、転々と各地に隠れ、
最後、家康の国外追放令により
マニラに渡り、ほどなく熱病で没します。

今まで知らなかったですが、
彼の功績は宣教師によって伝えられ、
ヨーロッパなど外国での方が有名なのだそうです。
マニラには1977年銅像も建てられました。

圧力に屈することなく信仰を貫き、
「剣より愛を」選んだところが
評価されているそうです。

2015年は没後400年、
聖人に次ぐ福者として
右近は近く認定されるようです。

聖堂で行われたオペラは
席は自由でしたので、
一番前に座っていたら、
原作者の加賀乙彦さんが
おとなりに座られました。

御挨拶がすんで、座るところを
探していらっしゃるようでしたので、
ノイバラが温めておいた席をお譲りしました。

失礼だったかもしれませんが(・ω・;A
光栄です。

加賀乙彦さんは軽井沢高原文庫の館長、
矢代朝子さんの朗読劇で
何度もお目にかかっているので
一方的に親近感をもっています。

右近を信仰に導いた修道士ロレンソを
蔵田雅之さんが演じられ、
強い信念を持つロレンソ役の
朗々とした歌声を堪能させていただきました。

蔵田さんは結社の先輩の
御子息でいらして、何度か歌声を
拝聴させていただいています。

オペラを教会でやるなんて、
照明も大道具も足りなくて、
どうするのかしらと思っていましたが、
祭壇なども実にうまく使われていて、
ほんの一メートル先で大舞台に負けない
迫力と臨場感を味わうことができました。

右近役の金努もよかったと思います。


最寄駅は丸ノ内線東高円寺駅。
駅のすぐ傍らに蚕糸の森公園があります。

農林水産省の蚕糸試験場の跡地につくられた公園です。
試験場が、昭和55年に筑波研究学園都市に移転したあと、
公園、小学校、防災備蓄倉庫などが建設されたそうです。


入ってすぐの広場には
スズカケの大木が茂り、印象的です。

帰りを急ぐので、滝までは見にいけませんでしたが、
立派な滝があるそうです。

京王線の事故による遅延で
あまり早くは帰れなかったのですが・・(・ω・;A