ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

紅葉の高尾山

2010-11-30 13:57:33 | 自然
いいお天気が続きますね。

昨日、高尾山に紅葉狩りにいってまいりました。
朝寝坊したので、スタートが遅かったのですが、
そこは近場のいいところ。
十分に紅葉を堪能して、お夕飯に間に合いました。

山に行くまでにきれいなものを見つけました!
これは何でしょう?



ステンドグラスのようなこれらは・・。



近くの駅のホームの窓です。
曇りガラスと蔦の葉と青空のフュージョンです。

高尾山は平日にもかかわらず、人でごった返し、
リフトもケーブルカーも30分待ち。
常連の中高年+団体+山ガールズ・ボーイズ+遠足の小学生
・・といった感じでしょうか。

いつものピカサのスライドショーでどうぞ。

ではではみなさま、お体大切に。




ファンタジーとコミュニケーション

2010-11-26 12:18:04 | 植物

長らくのご無沙汰でございます。
みなさまおかわりございませんか。
サザンカの蜜は甘いのです。
とろりと花弁の垂れているのをなめてみたら
おいしかったです(*^_^*)←あいかわらず食いしんぼです


街はすでにクリスマスの気分です。


今年の紅葉はことのほか美しく、
あまり外出はしないのですが、
通勤途中、また職場で紅葉を堪能しています。
     

いつもの無人販売所で直径3センチほどの
かわいらしいイチジクを見つけたので、
甘露煮にしてみました。


イチジクには女性ホルモン様の成分が入っているとか。
母や義母がよく食べていましたが、
いよいよ私も「イチジク世代」の仲間入りでしょうか。

    * * * * *

さて、「ファンタジーとコミュニケーション」とは何でしょうか。

今、寝食を忘れてRPGオンラインゲームにはまっているのですが、
何故こんなにこの世界にひきつけられるのか、
わが身を分析してみることにしました。

オンラインゲームなんていうのは若い人がやるもので、
まったく他人ごとと思っていたのですが、
やり始めてみると、この複雑な面白さは、
じつにいろいろな要素を満足させられるものなのだと気づいたのです。

私はティーンエイジャーの頃は趣味が、読書と文通でした。
なぜ読書かというと、まずはリアルの世界が
ものすごく野蛮に感じられたからです。

自分を守るために夢想が必要でした。
『まぼろしの白馬』(エリザベス・グージ)という
イギリスの児童文学を繰り返し読みました。
そばかすだらけの小柄な少女マリアが、古いお城に住むことになって
ペーターという少年と冒険するのです。

そばかすは今では何でもありませんが、
幼い頃のからかいの種でありコンプレックスであり、
ずいぶん辛い思いをしたので、
このお話でマリアが初めて銀の鏡に自分の顔を映し、
「そばかすがない」と幸せになる場面があって、
何度も繰り返し読みました。

その後の読書は小説やノンフィクションに移行しましたが、
おそらくあの本が私の原点です。

RPGは「これだ!」と思いました。
作中人物を自分と重ねあわせるのと同じです。
リアルは思いのままにならないことだらけですが、
自分のなりたいキャラクターを選べるのです。

文通が何故好きだったかというと、
もちろん文章を書くのが好きだったというのもありますが、
ナマでない人間関係が楽だったのだと思います。
コミュニケーションが嫌いではありませんが、
文章を通じたほうが、淡い関係であり、
かつ心は通わせることができて、楽だったのです。

おそらく今のオンラインゲームはその二つの要素を
完全に満足させてくれるものなのです。
もちろん架空の名前ですから、人物は特定できませんが、
リアルだって名前は符号にすぎないという気もします。
家族のことだって、本名を呼び合って生活をともにしていますが、
本当のところはわからないではありませんか。

さらに私は文字だけよりもビジュアルがプラスされた世界が好きで、
このブログでも、写真が貼れるところが気に入っていますが、
オンラインゲームでは、チャットができるので、
動画+文字によるコミュニケーションが同時に楽しめます。

オンラインゲームの画像は美しく、同じようなCGの映画を見るくらいなら、
こちらの方がずっと楽しいです。
なぜなら、映画は受け身で何度見てもストーリーは決まっていますが、
ゲームでは画面に参加して、自らストーリーを作ることができるのです。

同じ人が作ったキャラクターでも同じ運命をたどることはありません。
ゲーム上で、他のプレイヤーが作ったキャラクターとの出会いがありますが、
それは普通の人間関係と同じで、時と場所によって違う出会いがあるからです。

今、「大航海時代」に二つのキャラクターを持っている私ですが、
それぞれ違う人生を生きています。

この平成の世を生きて、オンラインゲームの世界を知ることができて、
私はなんてラッキーなのでしょう!

短歌という世界とかかわる方法を身に付けているので、
オンラインゲームをしながら、
これが歌にならないかしらと考えるのも楽しいです。
理解されがたいかもしれないけれど、
ゲーム世代である30代以下の人には
すんなりと読んでもらえるのでは?

・・・と期待するノイバラでした。

飽きるまでしばらくはまってみようと思います。

伊豆 天城・河津

2010-11-13 10:38:38 | 
こんにちは、ノイバラです。
ずいぶんなご無沙汰です。

11月に入って、ばたばたしたあと、
風邪をひきこみ、ひどい咳で夜眠れない状態で、
ようやく昨日お医者さん薬をいただいて
快方に向かっています・・しかし、眠いです・・(´-ω-`)✿

小春日和の続く世間では、
すでに紅葉が始まっています。
先週の法事では、高尾のイチョウ、ケヤキ並木がきれいでした。

      

**************


もう10日前になりますが、伊豆のバス旅行に行ってまいりましたので、
『伊豆の踊子』の舞台となった旅館「福田屋」、まだ青葉の滝などをご覧ください。

枚数が多いですので、いつものピカサのスライドショーでどうぞ!

対立の図式②――資料の見方

2010-11-09 07:45:45 | 短歌
おはようございます。

皆さまにとって
あまり愉快な話題ではないかもしれませんが、
またもやケイハン問題です。

もともと愉快ではないことのはずですが、
何やら愉快なことになってきたのでお知らせです。

ケイハンというのは畦畔と書きます。
畔道や斜面であった土地に対して、
課税をしない国有地のことです。
数年前、管轄が国から市に譲渡されました。

わが家が苦しんでいるのは、
その土地がこちらに入っているという主張を
市と企業がしていることです。

隣の某大手企業はこの国有地を数年前に購入しており、
したがって向こうの主張によれば、
わが家の敷地の一部が
企業の所有ということになります。

こちらの測量士さん(土地家屋調査士でもあります)が
作成された図面と違ってくることになります。

6日、二度目の話し合いがもたれました。
境界線は現状のままにして、
企業は所有している土地をこちらに贈与するという
提案をしてきたので、その案をめぐっての話し合いです。

企業の主張が正しければ、
まことにありがたい提案ではありますが、
もとよりケイハンの土地は
うちの土地には入っていないというのがこちらの主張です。
企業の提案を飲めば、一時的にせよ、
企業の所有を認めることになります。

ここで妥協するか、こちらの測量図を信じて戦うか。
妥協したほうが早期解決で、楽になるかもしれません。

しかし、ショックで寝込んでいる高齢の母ではありますが、
頑固で、妥協はしない人なのです。
明らかにこちらの所有する土地なのに、
なぜそんな不愉快なことを認めなければならないのか。
さすが大学紛争の時代、父と共に戦っただけのことはあります。

なので、3時間におよぶ提案をうかがった上、
お引き取り願いました。

今回の話し合いの成果は、
市と企業が根拠とする道路の位置指定の図面2枚を
こちらに明らかにしたということです。
これは40~50年前、ここら辺の宅地開発をするときに
市が測量させて作らせた正式な測量図です。

黄門さまの印籠のつもりで
こちらに図面のコピーを渡したのでしょうが、
昨日、つくづくと10年くらい時間差のある
2枚の図面を比べて眺めるうちに、
こちらの主張が裏付けられていることを発見しました。

話し合いの場では百戦錬磨の不動産部門の方まで出てきて、
こちらを言葉で説き伏せようとするので、
その図面もゆっくり検証する暇がなかったのですが、
よくよく見てみれば、うちにはケイハンの土地が
入っていない証拠になっているのです。

笑ってしまいました。
向こうはプロかもしれませんが、資料を読み落としたのです。
あるいは、気づいていて、素人の私たちに資料を見る力はないと
たかをくくったのかもしれません。

口に出すのは恥ずかしいことですが
私たちにあるのは愛だけです。
家族を守り、家族が正しいと信じることを
ともに戦う信頼だけです。

2枚の測量図をじっくり比較するということは、
この土地への愛でもあります。
そして、測量図を残した方への愛でもあります。

測量図は人間のように物は言わぬ存在ですが、
丁寧に見れば、いろいろなことを語っているはずです。
資料を読み解くというのは、
そういうことではないのでしょうか。
ましてやプロが残した仕事です。
図面に総てを語らせているに違いありません。

ここら辺一帯が宅地として開発された時の様子を
公図や測量図を見ながら、こちらの測量士さんと一緒に
解き明かしていくのは、とても楽しい作業でした。
その結果、ケイハンはうちの土地に入っていないという
確信を持てたのですし、向こうが提出してきた過去の測量図も
皮肉なことにそれを裏付けています。

残念ながら、向こうは何人もの専門家をかかえながら、
その愛が私たちよりも足りなかったために、
資料を読み落としたのではないでしょうか。

あるいは向こうの測量士さんが、
先輩の残した測量図を私たちを騙すために使ったとしたら、
こんなに悲しいことはありません。

白のものも黒と言いくるめて、ハンコを押させれば勝ち。
企業の仕事というのはそういうものかもしれませんが。

レベル17の敵が一時的にレベル1になったと思ったのは
幻惑されただけのことで、やはりレベル17のままでした。
しかし、百戦錬磨の敵がさまざまな技を繰り出してくるうちに、
こちらも鍛えられて、だんだん知識が増えてきました。
しかも、こちらに有利な証拠を向こうから出してくるとは、
何かに守られているとしか思えません。

早く境界線問題を解決して土地を売却したい企業、
次に、どういう提案をしてくるのか、
とても楽しみです。


・・・(・ω・;A 早いとこ詠草作りしなくちゃ
ではごきげんよう、みなさま。







11月はばたばた

2010-11-07 00:19:14 | 日常
穏やかな秋の日がつづきますね。

11月にはいってから、
ばたばたしていて、落ち着きません。

やっと今日大きな山を越えました。

ちょっとほっとして
明日は雅楽を聴きに行きます。
明後日は詠草作り・・(・ω・;A

伊豆のバス旅行の写真を早くアップしたいです。

インドのカリカットまでガマさんの後を追って
何度も行ったり来たりして、
サファイアやら胡椒を運んでは売っています。
来週はカリブです。
・・・どんなセレブな生活と思うんですけど、
もちろん夜のオンラインゲームの中でのお話です。

ではではみなさま、風邪をひかないようお気を付け下さい。
(´-ω-`)✿こほこほ

美女食い倒れ隊③ 早稲田「サライ」へ

2010-11-01 14:03:46 | 食い倒れ隊
みなさま秋も深まってまいりましたがいかがお過ごしですか。
都心でも紅葉が始まりました。


ノイバラです。もといノイバラさんちのネルです。


「今が旬!」のイワシが焼けるのを待っています。



さて、ノイバラ山荘の新企画、美女3人食い倒れ隊。
第3回目は早稲田のトルコ料理店「サライ」でした。
いつものとおりピカサでスライドショーをどうぞ。

第1回目は浅草雷門荷風ゆかりの「アリゾナキッチン」
第2回目は早稲田の秋田料理「すずはん」
第3回目は早稲田トルコ料理「サライ」と椿山荘のお庭。
「サライ」は全国大会前日に大会委員長のO野さんに
連れていっていただいたのですが
、食い倒れ美女だちのリクエストで
再び訪れたのでした。

いずれも短歌結社全国大会の事務仕事ついでですが、打ち上げともいうべき
第3回を終えて、次はどうしようかなどと考えていたところ・・

先日購入した広重の「名所江戸百景」、
ここに浅草、早稲田の絵図があるではありませんか!


「浅草金龍山」

「高田の馬場」

「高田姿見のはし俤の橋砂利場」 

「せき口上水端はせを庵椿やま」

おまけに吟行会の井の頭公園だっ!

「井の頭の池弁天の社」  

これからは食い倒れに加えて、
「名所江戸百景」を巡るという楽しみも増えました。

次回は都内のどこで食い倒れるのでしょうか。
楽しみです・・・(´・ω・`)