舟川柔道塾 塾長のブログ

舟川柔道塾の塾長である舟川 操が柔道への思いや柔道の極意を綴ります。

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綺麗(きれい)な技にこだわる!

2016年05月19日 | 極意
「ejudo」という柔道のサイトで最近の試合結果などの情報を見ていたら、部員死亡というニュースが目に飛び込んできた。
何だろうと開いてみると、「柔道の試合後に部員死亡 仙台の高校生」と題がついていた。

県高校総体の部内予選をしていて、技をかけたあとバランスを崩して頭から倒れ、頸椎(首の骨)と脊椎(背ぼね)を損傷した。病院で手術を受け入院していたが亡くなられた。と記載されていました。  ご冥福を祈ります。

この記事を見て、改めて稽古中の安全対策をしなくてはならないと痛感しました。
ニュースの場合は技をかけた方の選手がバランスを崩したとなっています。とすれば内股をかけて頭から突っ込むケースなのか定かではありませんが、そういうことももちろん注意しなくてはいけないのと、、。
投げる時は引き手と釣り手を離さない。投げたあとも引き手は絶対離さず、釣り手は相手の背中が畳に付く瞬間は離れても仕方ない時もあるが、相手が頭から落ちたり、肩から落ちるような投げ方をしないように指導していきたい。
また、投げられる時も、抱きついたりしてこらえると乗っかられる危険性があることや、もう倒される寸前までなのに堪(こら)えて頭から落ちたりすることがないように指導したい。

先日の稽古前の整列時にこの事を詳しく話し、また、怪我をさせられた方のご両親も悲しむのはもちろんだが、大怪我を追わせて一生柔道をできなくさせてしまった方の子も一生記憶に残ってしまうんだよ!だから綺麗(きれい)な技で受け身をとりやすく投げよう!と話しました。

「2014.4.20土浦市立武道館にてーby 星」
○このあと綺麗に投げたかどうかはナイショですが、しっかり持っている写真のベストショットです。
 やや顔が下がりすぎていますが、、。

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