ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

難しいです・・・SNS・・・でも、使い方次第かも

2013-08-04 | 日々のパソコン
SNS・・・この言葉は、インターネットをやってらっしゃる方なら、一度は聞かれた言葉ではないでしょうか。

そう、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略語なのです。

難しい言葉でいえば、人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型の会員制のサービスということですね。

要するに、ツイッター、facebook、LINEなどといったたぐいのものがそうなのですが、

広い意味で云えば、ブログや掲示板などもその部類に入るようです。


あくまでも、バーチャルな世界なわけで、使い方を一つ間違えると広島の事件のようなことが起きてしまいます

顔が見えない分、好きな事を書こうと思えば書ける訳ですが、

相手の書き込みに対し、私がどの様に反応しているかを言葉で表現できればと思い・・・返信するようにしてます。

文章で書くということは、これを見る人がどのように感じるのかという部分を考えると言葉選びが難しいですね。

私自身も浅い知識の中から、懸命に言葉を探しながら文章を書くようにはしてるつもりなんですが・・・


今朝は、LINE愛用者の先生の手紙を紹介してみようと思います。

~以下、8月4日読売新聞朝刊より抜粋~

 広島県で16歳の女子生徒の遺体が見つかり、知人ら7人が強盗殺人容疑などで再逮捕されました。スマートフォン向け無料通話アプリ・LINE(ライン)での「口論」が、事件の引き金になったと言われています。

*

 <私もLINE愛用者です>と、堺市の中井有美香さん(33)からメールをいただきました。育児休業中の中学の先生です。

<今年3月まで3年生の学級担任でした。卒業後も連絡が取れるように、生徒達が私をLINEのグループに入れてくれたのです>

 グループの誰かが投稿したメッセージを、メンバー全員で共有できるのがLINEのサービス。生徒さん達は中学在籍中からグループを作っていて、今メンバーは33人だそうです。
日曜日んのロゴ


 <生徒たちに届けたい大切なことを、離れていてもすぐに伝えられるようになりました。私の出産報告はLINEを使いました。生徒からは「バイト先で嫌なことがあったんやけど」とか、悩みが投稿されることもあります>

 そんな中で、広島の事件が報道されました。顔が見えないやりとりは、糸と違うニュアンスで伝わったり、感情の歯止めが効かなくなったりする怖さもあります。

LINE「使い方」考えて

*

 中井先生は、毎日学級通信を書いていた時のような気持ちで、教え子の皆さんへのメッセージを投稿しました。同じ文章を、日曜便にも送って下さいました。

 <LINE自体を否定する人もいますが、卒業しても私と君達がつながっていられるのはLINEのおかげです、要は「使い方」なんだと思います。LINEやメールでトラブルになったり、誤解が生じたりした経験があると思います。相手の顔や態度、雰囲気が分からない「一方通行なやり取り」が原因だと思います。便利なものは便利なものとして大いに活用したらいいけど、君達には人と人とのつながりも大事に出来る人になってほしいです。生身の人間とも、そして目に見えないこういうやりとりも大切にしていこうね>

 丁寧に選んだ言葉に、愛情がにじんでいます。

 「すぐに「はい!」という元気な返事や、「肝に銘じます」「先生らしいなぁ。笑」と、返信が届きました>

 いいつながりですね。

 <卒業式では、「一生あんたらの先生やから」と言って送り出しました。この言葉は口先だけじゃない。常に気にかけていると感じてもらえれば、うれしいです>

 新しいものを先に使いこなすのは、往々にして若者です。でも、特性や危険性をしっかり見極め、使い方を示すのはやっぱり大人の責任だと思いました。中井先生に学ぶべきことは多いです。

(増田弘輔)


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