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外国語を勉強しないでも翻訳アプリで大丈夫?!

2018-02-18 | 日々のパソコン
英会話を少しでもできるようになりたいと

TOEICのEnglish Upgraderという無料アプリを聞くようになって一年経ちましたが、

実際に使うことがないため、理解できているのかはわかりません・・・でも、

ちょっとした文脈や単語は何がしかは覚えられてるようです(^_-)-☆


ただ、すぐに「あれは何と云うのやったかなぁ・・・」てなことが殆どですね(笑)

そんな時に、利用しているアプリが情報通信研究機構(NICT)の無料翻訳アプリですが、

私の発音が悪いのか、はたまた、声が低いのか・・・日本語なのに理解してくれないことがありますね(笑)


翻訳の技術って、ものすごく進化してますよね・・・

グーグルの翻訳にしても、依然と比べるとかなり正確性が増してますし、

私が利用しているNICTの翻訳アプリ「VoiceTra(ボイストラ)」にしても

当初はTOEICの英語レベルが600点くらいやったのが、今は800点レベルにまで上昇してるみたいです。


何時やったか、近所の知人と話しをしていた時に

「これからは英語は話せなくても翻訳アプリが活躍するから大丈夫やで・・・」といったことがありますが

ホンマに現実味を増してきてますよね。


本日は機械翻訳に関する記事を転載してみようと思います。

~以下、2月18日読売新聞朝刊より抜粋~

進化する機械翻訳No.1進化する機械翻訳No.2進化する機械翻訳No.3
進化する機械翻訳No.4

AI翻訳 なめらか文脈

 コンピューターに入力した文章を外国語の自動翻訳する機械翻訳の技術が、人工知能(AI)の活用で飛躍的に向上し、人の翻訳能力のレベルに近づきつつある。大勢の外国人が来日する2020年東京五輪・パラリンピックに備え、言葉の壁のない社会を目指す官民の計画も進んでいる。

(稲村雄輝)

■ 自ら学び単語から連想
 「無理して英語を勉強する必要がなくなるかもしれない」。機械翻訳に詳しい須藤修・東京大教授(社会情報学)は、AI翻訳が普及した未来を予測する。
 機械翻訳は、3段階の技術を経て進化してきた。まず開発されたのが、辞書データに基づいて単語を訳し、文法に従って訳を並べ替える「ルールベース翻訳」だ。英文の構造は主語+動詞+目的語の順だが、それを日本語の主語+目的語+動詞に並べ替える。

 1990年代には、「統計翻訳」が登場した。英語と日本語の訳文が対になったデータを入力しておき、単語の組み合わせを基に、複数ある訳の中から最も可能性が高い訳を選ぶ。
 これらの技術に共通するのは、人が入力した辞書や対訳データ、文法に従って翻訳する点だ。だが、精度の高い翻訳をするには、ルールベース翻訳では膨大な情報をシステムに組み込む必要がある。統計翻訳も文章が複雑になると精度が落ち、不自然な訳になる。

 これに対し、最新の「AI翻訳」は、単なる直訳の並べ替えではなく、単語から意味を連想して訳を考えることができる。例えば「fortune slip(おみくじ)」なら、「神社などでひく」「運を占う」などと、単語からの連想も踏まえて文章を作る。
 膨大な対訳データが必要なのは従来と同じだが、AIは文章の特徴を自ら分析して学び、訳に生かす「深層学習」ができる。須藤教授は「学習を繰り返すと精度が上がり、自然な訳を作れるようになる」と話す。
■ 携帯端末に話せば即答
 グーグルは2016年、AI翻訳をインターネット上の翻訳サービスに導入した。日本の情報通信研究機構(NICT)も17年6月、独自開発した機械翻訳の英語対応にAIを導入。08年のTOEIC600点相当だった技術は、800点レベルに急上昇した。
 このAI翻訳は、NICTが無料公開する携帯端末用アプリ「ボイストラ」で利用できる。端末のマイクに向けて話すとNICTのサーバーに音声データが送られ、即座に合成音声で対訳が返ってくる仕組みだ。

 AIの強みは、人間の脳のように過去の経験や記憶から文脈を読み取ることができる点だが、弱点もある。例えば車の「BMW」から高級車を連想し「ベンツ」と誤訳してみたり、駅での「整列乗車」など日本語独特の言い回しをうまく訳せなかったりする。連想の過程で原文の一部を忘れてしまう「訳抜け」も課題だ。
 NICTは昨年9月から、観光や交通など様々な分野の対訳データを集積する翻訳バンクを運用しており、その活用などで東京五輪を目標にTOEIC900点レベルを目指す予定だ。

また、こうした技術を基に、診療や救急の場面で交わされる会話をAIに学ばせ、医療・救急現場に特化した端末も開発した。昨年12月時点で全国約220の消防本部に導入された。
 NICTで機械翻訳を研究している隅田英一郎フェローは「人による翻訳をAIで補完すれば、企業などが翻訳にかけるコストが大幅に下がり、海外の最新の情報も素早く入手できる」と経済的な利点を強調する。

機械翻訳 コンピューターの商用化が始まった1950年代に米国で開発された。東西冷戦の影響で、初期はロシア語の翻訳技術の開発が主流だった。その後は、ベトナム語、日本語、中国語と時代背景によって開発対象が変遷した。欧州圏の言語は互いに文法や単語が似ているため機械翻訳の制度も高いが、日本語などアジア圏の言語は文法や単語の成り立ちがそれぞれ異なるため、翻訳の難易度が高いとされていた。
TOEIC(Test Of English for International Communicaition) 英語を母語としない人を対象にした英語のコミュニケーション能力を検定する試験。世界約160カ国で年間約700万人が受験し、2016年度の日本国内の受験者数は約250万人。リスニング(聞く)、リーディング(読む)で構成される試験では、990点満点中860点以上だと、「語彙(ごい)、文法、構文を正確に把握し、滑らか駆使できる」と評価される。

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