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今朝のスポーツ紙の「医者にかかり過ぎていませんか?」の文字・・・
日本の今後のことを考えた時に考えさせられる言葉ですよね。
私達夫婦は、現在の所・・・年に1回か2回くらいだと思います。
身体的には目が老眼からの視力の問題・・・はありますね・・・
これに関しては、二人とも診てもらうべきなのかも知れません・・・が、
内臓的にはここといって気になることもありません。
私の知ってる方の奥さんは・・・若い頃から医者通いで、
そりゃ、薬も沢山飲んでらっしゃるようでした・・・でも、
薬は出来るだけ飲まない方がいいと最近は食生活に気を付けられてるようです。
これからの高齢者社会において、医療費問題は通らざるを得ない難題やと思います。
とある先生が仰られてましたが・・・
「患者さんは、調子が悪いから治してと車のメンテナンスのような感覚で来院される」
「でも、医者は手助けをするだけなんだ・・・」と、確かこのようなことを仰られてました。
要は、普段から己自身で生活全般を見直すのが大切なんだよ・・とのことだったと思います。
一人一人が予防医療ということを念頭に置き生活していくことが大切なんでしょうね。
本日は、スポーツ報知の記事を転載してみようと思います。
~以下、2月12日スポーツ報知より抜粋~
医者にかかり過ぎていませんか?
過剰受診
必要もないのに医療機関で診てもらうことを過剰受診という。その弊害はさまざまある。例えば、今猛威を振るっているインフルエンザだ。多くの人はインフルエンザにかかっても自宅で数日安静にしていたら快方に向かう。医療機関に行って検査を受け、インフルエンザと診断されて抗インフルエンザ薬を処方してもらっても、治るのが1~2日早くなる程度。しかも、この時期は受診者が多いから数十分は待合室で待たされ、その間に別の型のインフルエンザに感染する恐れがある。支払は初診料・検査代・薬代を合わせて4000~5000円ほど。これは自己負担が3割の場合なので、この2倍以上のお金が公的健康保険から支出される。インフルエンザに感染すると重篤化するリスクがあるのは、
- 5歳未満の子供
- 65歳以上の高齢者
- 妊婦(産後2週間以内を含む)
- 糖尿病・ぜんそく・心疾患など持病がある人
一般的に熱が出た、頭が重い、体がだるいといった程度なら様子をみて、他の症状も表れ「これは普通ではない」と思ってから受診しても遅くない。単独の症状は診断が難しいが、複数の症状が出れば病名が絞り込まれるからだ。
医療は病気が治るというメリットだけでなく、誤診や医薬品の副作用、手術ミスなどデメリットもある。医療のメリットが2だとしたら、デメリットは1の割合であるというのが医療の現場の了解事項だ。過剰受診は、そのデメリットを増やすことになる。
1人が1年に何回受診したかを国際比較すると、日本はおおよそ12回だが、フランスは6回、イギリスは5回、アメリカは4回だ。日本は高齢化が進んでいるとはいえ、突出して多い。これだけでは過剰受診とは言い切れないが、医療費の膨張を招いていることは間違いないだろう。
(医療ジャーナリスト・田中 皓)