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日本産カツオ節ミラノ万博で特例措置で持ち込みOK!

2015-02-19 | 雑記
我が家の最近の料理・・・

和風だし、それも多い目のだしで基礎味を取ります。

みそ汁にしても、だしがしっかりと取れていれば、

味噌も今までの半分以下で(多少たまり醤油を足しますが・・・)充分満足できますね。


だしを取る代表といえば・・・カツオ節ですが・・・

EU諸国では日本産のカツオ節は煙に含まれる発がん性物質「ベンゾピレン」が

EUの基準よりはるかに上回っている為、輸入が禁止となっているらしいんです・・・がっ、

静岡県の製造業者が製法を工夫しその基準を満たすカツオ節の製造に成功したため、

イタリア・ミラノで5~10月に開催されるミラノ万博には特例として持ち込めるようになったとのことです。

これで日本の本当の和食というものが世界の人たちにアピールできる最高の条件が整いましたね!

精一杯、アピールして頂きたいと思います!


今朝は、この記事を転載してみようと思います。

~以下、2月19日読売新聞朝刊より抜粋~

カツオブシ 和食の伝道師

 だしの材料として、和食に欠かせないカツオ節。食文化の違いから、欧州連合(EU)は日本産のカツオ節の輸入を禁止しているが、イタリア・ミラノで5~10月、「食」をテーマに開かれる国際博覧会(ミラノ万博)に限り、一定の条件を満たすものなら特例で持ち込めることが決まった。出店する和食の料理人らは「和食への理解に弾みがつけば」と期待している。

(中田敦之)

カツオ節でだしを取る佐竹さん
カツオ節でだしを取る佐竹さん。「ミラノ万博では
いつものカツオ節は使えないけれど、だしのうま
味を生かした和食を出したい」と話す(京都市左
京区で)=宇那木健一撮影
特例で持ち込み 5月開幕 ミラノ万博
 同万博は「地球に食料を、生命にエネルギーを」がテーマで、約140か国が参加。日本政府は、2013年12月にユネスコ(国連教育・科学・文化機関)の無形文化遺産に登録された和食をアピールする絶好の機会ととらえ、出展するパビリオン・日本館に和食の会席レストランや、すき焼き、寿司などのフードコートを設け来場者をもてなす。

 ただ、日本産のカツオ節を現地に持ち込めないため、和食本来の魅力をどこまで伝えられるかが課題となっていた。

 カツオ節に対するEUの規制は、加工施設と含有物質の2種類あり、農林水産省によると、特例扱いとなるのは加工施設の基準。日本からEUへの畜産物、水産物の輸出は、国際的な衛生管理方法の認定を受けた計35施設の製品に限られているが、同万博では貝を除く水産物と牛肉の制限が解除された。現地調達するしかなかった刺身やすき焼きの材料は、日本産であれば持ち込める形となった。

 しかし、カツオ節は含有物質の規制が残り、日本産をそのまま使うことは出来ない。いぶして乾燥させるため、煙に含まれる発がん性物質「ベンゾピレン」が付着しているからだ。含有量について食品1㌔当たり2㍃・㌘以下という厳しい基準を設けており、日本産のカツオ節は1㌔当たり平均約20㍃・㌘と規制を大きく超える。

 水産庁加工流通課によると、同物質は水に溶けにくいためだしにはほとんど含まれない。180か国以上が加盟し、食品の国際基準をつくる政府間組織「コーデックス委員会」も、「平均的な摂取量であれば、健康被害の恐れは少ない」としており、米国など規制を設けない国も多い。

 だが、欧州はスモークサーモンなどを日常的に食べるため、燻製食品の安全性に厳格だという。

 農水省の推計では、欧州には、約5500件の日本食レストランがあるが、韓国産やベトナム産など、EUの規制をクリアした外国産のカツオ節を使う店が多いようだ。

 水産庁によると、静岡県のカツオ節製造業者が、表面を削るなど製法に工夫をし、EUの基準を満たすカツオ節の製造に成功。同万博で使用される予定という。

 また同万博で会席レストランを担当する老舗料亭「美濃吉」(京都市)は、昆布とカツオ節だけでなく、干しシイタケや貝のうま味を生かすメニューを考えるなどの準備も進めている。調理総支配人、佐竹洋治さん(40)は「和食の味はだしが決め手。おいしいだしさえあれば、どんな食材も和食になる。外国人にだしのおいしさを実感してもらえ、日本の店でもだせるような料理を提供したい」と意気込んでいる。

 同庁担当者は「特例措置で、外国産で代用する事態は避けられそう。日本産のカツオ節への理解を広げるきっかけにしたい」と話している。
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