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ネット社会の便利さを安易に考えないで!落とし穴があるかも・・・

2015-02-20 | 日々のパソコン
パソコンは初めて間もない頃、

たまたま知り合いになってたイスラエル人のご夫婦が帰国されることになり、

お礼にと、泥パックと名刺を持ってお別れの挨拶に来られました・・・

私自身、英語もほとんど喋れないので意思の疎通がなかなか取れなかったので、

帰国されてから、メールで何とか気持ちを伝えたいと取り組んでみました・・・

でも、中々上手く書けないので・・・

エキサイトの無料翻訳システムを利用して何とか形にして送信したことがありました。


その後は、ことあるごとにグーグルやヤフーなどの翻訳システムを利用していますね。

ただ、英語を日本語に翻訳する場合、未だに意味不明の翻訳をしてくれることが多いですが・・・


そんな翻訳システムの中には、とんでもないものがあったようですね・・・

ネット社会ですから、ある程度の情報は収集されているのは承知しているのですが、

そのとんでもない翻訳システムは、翻訳内容をネット上に公開するものだったようで、

企業や銀行、さらに省庁をも巻き込んでいるようです・・・


このサイトの開設者は中国人で連絡先に電話やメールを入れても梨のつぶてらしいですね。

この開設者の狙いは・・・

入力内容を広く公開することにより、閲覧者を増やして広告収入を増やそうとしたんではないかとの憶測もあるようです・・・

ネット社会の怖さですね・・・便利さにうつつを抜かしていると落とし穴があるということですか。


今朝は、このニュースを取り上げてみようと思います。

~以下、2月20日読売新聞朝刊より抜粋~

ネット翻訳でメール流出
  無料サイト 銀行や省庁情報
 インターネットの特定の無料翻訳サイトに入力した文章や翻訳結果が、ネット上で誰でも見られる状態になっていることが分かった。メガバンクの顧客情報のほか、中央省庁や自動車メーカーの業務メールなど、発信者を特定できるものだけで少なくとも30件の流出が確認された。入力内容などが公開されることが判明したのはこのサイトだけだが、気軽に使える無料翻訳サイトの利用方法については今後、影響が広がりそうだ
 この翻訳サイトは、グーグルやヤフー、エキサイトなどの大手サイトではないが、東南アジアなど約60の言語に対応しており、現地の企業関係者らが利用しているとみられる。翻訳したい文章や単語を入力画面に打ち込めば自動で翻訳され、最大3通りの訳文が表示される。一方、入力した文章や訳文は、本人が気付かないままネット上に公開され、本人は直接削除できない。

 あるメガバンクでは昨年10月、インドネシアにある支店に宛てた、日系企業への100万㌦の融資を巡る行内連絡メールが公開状態となった。現地の外国人行員が現地語に翻訳したという。
翻訳サイト「公開」のしくみ図
今月18日に融資先企業の指摘を受け、この企業に陳謝した。

 ある省庁の中堅幹部と、大手家電メーカーの社員とのメールのやりとりも公開された。メールには、この
無料翻訳サイト ネット上で日本語などを入力すると、外国語に翻訳してくれるサイト。外国語の種類はサイトによって異なる。日本語の翻訳は2000年頃から始まり、翻訳の精度は年々高まっているとされる。利用者数も増えており、大手のエキサイトの場合、13年度の国内利用者数は2510万人で、翻訳回数は5億7500万回に上った。
幹部の携帯電話番号や別の中堅幹部の実名などが記されていた。自動車メーカーでは、インドネシア現地法人への連絡メールなどが公開された。

 この翻訳サイトを利用し、2013年1月頃に作成したメールの文面が公開されていることから、少なくとも2年以上、日本のメールなどがネット上に公開されていたとみられる。

 このサイトの解説者とされる中国・重慶の中国人男性の連絡先に電話すると、妻と名乗る女性が出て、「夫はいない。そのような会社はない」などと話した。メールでも質問したが、19日までに回答はなかった。

 一方、グーグルなどの大手翻訳サイトでは、入力した内容や訳文は公開されないが、翻訳精度の向上に使うため、運営会社が入力内容などを取得している。頻繁に使われる言葉の分野や、新語や流行語の傾向を集積し、分析している。

 情報セキュリティー会社・ラックの西本逸郎・最高技術責任者の話「よく確認もせずに、この無料翻訳サイトを業務で使うのは論外だが、その他のサイトでも、翻訳した文章は運営会社側にわたっている。業務の機密メールを翻訳するのは極力避けて、リスクを考えながら使うべきだろう」
コメント
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