信助さんのオーディオ

いい音で音楽を聴きたい

CopyToファイルのバイナリ一致

2008-05-26 21:49:11 | オーディオ
CopyToで取り込んだファイルのバイナリ解析をしてみた。AIFFファイルをiTunesでWAVに変換して(ここまでMac OSX)、BootcampでWindowsを立ち上げ、「音くらべ」でバイナリデータを比較した。

比較したデータは、
1. MacProのiTunesで取り込んだもの
2. MacProのCopyToで取り込んだもの
3. MacBookのCopyToで取り込んだもの

[CopyToで取り込んだデータを、iTunesのリストにドラッグし、iTunesフォルダにデータを複製して音を聞くと、1よりも、2と3の方が音が良い。]

結果としては、すべてバイナリ一致した。

CopyToの音楽データの取り込み効率(エラーの低さ)がiTunesの取り込み効率より高いというわけではなさそうだ。「音くらべ」が音楽データだけバイナリチェックしているのか、音楽データ以外のメタデータ等も含めてバイナリチェックしているのかよく分からない。少なくともファイル名のデータは違っているはずだが、それは除外されているようだ。

音楽データが同じなのになぜ音が違うのか?思いつく仮説を下にあげてみた。

a. メタデータの違い
CopyToで取り込んだものとiTunesで取り込んだものはメタデータが異なり、iTunesで取り込んだ時に負荷されるメタデータは、再生時、負荷となり音質が下がる。

b. CopyToで取り込むと、音に有利なハードディスクの位置に保存される
連続したセクタや、OSのセクタに近い位置など、再生するときに負荷がかかりにくい場所に保存される可能性。

しかし、CopyToで取り込んだファイルをiTunesで複製しなおしたものも音が良いので、a、bどちらの仮説も矛盾を感じる。

Yohshii9で聴きたい音楽7

2008-05-26 11:40:16 | Yoshii9で聴きたい音楽
 

オハイオ州の片田舎にSecond Time Aroung Musicという中古CD屋がある。今日、そこで物色していたら隣の知らないアメリカ人が、この店は、たまにほんとに珍しいCDが入るよねなんて話しかけられた。(先日は、ここでHerbie Mannの自主制作盤CDやJaco Pastoriusのファーストアルバムをゲットした。)たまたま、スタン・ゲッツのSerenityを見つけ、これ持ってる?と聞いてみたら、持っているらしく、これはすごく良いよねと話が合ってしまった。お前、なかなかやるな。アメリカだと、こんな感じで気軽に話が始まる。

ゲッツはまぎれもなく天才で、ジャズを芸術と言えるレベルで演奏できる数少ないミュージシャンだ。SerenityとAnniversaryはコペンハーゲンでのライブ演奏。演奏も、音も良い。私的にはBlood Countの入っている、Anniversaryの方が好きだ。このBlood Countが感動的。Anniversaryは限定版でLPが発売されたが、実は、Blood CountはオリジナルLPには入っていない。どうゆうことなんだろう。

昔、名古屋のジャズシンジケートという中古屋で、Anniversaryのレコードを見つけたが、コンピレーションアルバムだろうと思って、買わずに帰ってしまった。家に帰ってディスコグラフィーを見たら、オリジナルアルバムであることが分かり、急いで戻ったが、そこにはAnniversaryは残っていなかった。それ以来、このレコードは一度も見ていない。悔しい思い出だ。