皆が携帯を持ち始めた時、仕事をしていた母も父に持ちたいと言いました。
ネクタイを締めてスーツ姿の父「家と仕事場を通うのに必要性を述べなさい」と言いました。背が高いので上から言ったわの。この時は父はバリバリのNTT
職員でした。
母、一言「いりません」で何年も携帯無しで過ごしました。職場では母とも一人の二人だけでした。まぁあっても使いこなせないので良いんですけどね。周りの人が「信ちゃんが持たずに誰が持つんやって」と言ってました。
最近はおばちゃんに「もぅ信ちゃんと連絡が取れないから不便やっての、迷子になってるかと思って」と言われました。
で、父に「何で私に携帯持たせなかったの、あぁ私モテたでやら」と冗談で問うと、父、超真面目な顔で「若い時、本当におかーさんはモテたでなぁ、ほやで心配いで持たせなかったんや」若い時の母はチビでコロコロでとてもモテるタイプではなかったのですが何故か老若男女幅広くモテました。キッパリ!!
父は今でも心配で母に持たせられないそうです。ここはちよっと眉唾もんよね。
チンコロおばちゃんの若い時のお話でした。今もスマホ持ってません。
