昨日、二人で、イチジクを食べた後、ゴルゴ５３は、ひそかに、イチジクの暗殺計画をねっていました。
でもね、あんな立派な、美穂ちゃんの、うんちくや、多希ちゃんの、パパが、イチジク好きやったっていうのを聞いちゃったからには、今まで、どんな作戦も、失敗したことのない、ゴルゴ５３も、てを引かないわけには、いきません。
早速、今日の朝も、イチジク食べさせていただきました。
この巻の題名は ゴルゴ５３ もったいないおばけにやられる ってところでしょう。
明日、お父さんの弟夫婦さんが、長崎から、みえるそうです。夜ご飯と、おとまりするそうです。
うらうらちゃん、美穂ちゃん、多希ちゃん、わたくしも、まだまだ現役の嫁やってます。
今から、ちょっと、掃除してきます。
昨日、玉栄先生の漢字をまちがえて、玉枝先生と打ってしまいました。お父さんに直してってたのんでも、過去に失敗をしている彼は、恐いらしく、なかなかしてくれません。お姉ちゃん、帰ってきたら、そっちから、直してください。
まちがいと言えば、今日、せつちゃんおばちゃんが、沢山の野菜と、無花果をもってきてくれました。
お母さん、イチジクは、この年になるまで、一回か二回しか食べたことがありません。
珍しいので、神棚にお供えして、お父さんが、帰るまで、よーく冷やしておきました。
ごはんがすんでから、なぜか、ざくろ、食べよって言ってました。
はい、ざくろって出したら、これは、ざくろとちゃうと言われて、やっと気づきました。
イチジク二人で、無言で食べました。お母さんの人生では、もう、彼？彼女？と会う事はないと思います。
せつちゃん、ごちそう様でした。
って、もちろん、先輩の先生方や、生徒さんたちもですが、一番身近な、多希ちゃんや、まさと君を、大事にしないと、バチがあたりますよ。玉栄先生も、啓君は、周囲の人達の力で大きくなるって、言ってましたね。
啓君が、本当に４、５才の時、マーケットではじめてあった、白髪のおじいさんが、お母さんに「あんたが、この子の母親か、この子は、大きくなったら、大物になるよ」と、突然言われた事が、あります。その時は、期待半分と、なにこのおんちゃん、ちょっとおかしな人かしらと、思ってました。だって、白髪で、長い白いヒゲがはえてて、下界に降りてきた、仙人になりそこなったようなおじいさんやったんやもん。
啓君は、周りの人達に、恵まれていますね。みんなに感謝して、大事にして、自分を磨いてってください。
お母さんも、若いとき、磨けば光る子やって、いわれたけど、やっぱり、自分で磨かなければ、そうそうは、ひかりませんね。お父さん、もう、自分で磨けないから、光もん、買って！！
ほんとにお母さんの、髪の毛、黒いものが混ざってきたのよ。
普通、年をとると、髪の毛に、白いものが混ざってきたというやら。
それで、今日、お父さんの横で、ずーっと鏡を見ていて、お母さんは、言いました。
お父さん、こんな珍しい事はめったにないよ。やっぱりあたしは、神の子なんだわ。
ごめん、私、山にこもって、ちょっと修行してくるわ。
ふうーんどこいくの、お父さんいなくて、道分かるんか、ってそういう問題！！
やっぱり、二人共普通のおんちゃんとおばちゃんでした。
東京支社は、三人とも、散髪して、元気してるのは、よく分かっていますが
仙台支社、元気してますか。
そうなんです。意外といい味だったんです。そしたら、お父さんが、「これおいしいが、どこで、買ってきたんや」って。
聞かれたひには、正直者のお母さんは、思わず「売店」と、答えてしまいました。
しばらくの沈黙の後、お父さんが、小さな声で「売店ーーー」とつぶやくように言ったのを、お母さんは、ききのがしませんでした。
いくらおいしくても、やっぱ、おかずを、売店で買うのは、マズイと、お母さんは、学びました。
これはおいしかったけど、もう買うなや、と夫が申しています。ハイ、ハイ、わかりました。
