半ドンの母は家で昼ごはんを食べました。
ナースさんが二人遊びに来てくれました。昼ごはんがまだであろう二人に炒飯を作ってあげました。最近の母の炒飯はご飯を炒める前に溶き卵の中にご飯を入れまぜて、それから炒めます。
パラパラの炒飯が出来るようになりました。知らなかったぁー。
で、ご飯も終わりお茶しながら
A「家の旦那・・・〇△〇〇▽・・・・なんやっての」
母「ほんで、あなたに愛はあるの」
A「うん、好きだと思う」
母「ハイ、ハイ、ほんなら何があっても辛抱できるやろ」
B「私、旦那に〇〇〇▽▽してって言ったの」
母「ほんでそこに愛はあるの?」
B「ないから言いました」
母「舟乗っちゃったんやて゛後は漕ぐだけやの」
なんと的確な解答でしょう。可愛い可愛い子達なので幸せな道を選んでほしいです。
朝、「話聞いてほしいので今日家に行っていいですか」と聞かれ
母「男とお金の相談以外ならいつでもいいよー」
二人共しっかり旦那「男」の話でないかい。
誰かが言っていたけど、人生ピンポイントで見ると悲劇だけど、ロングで見るとコメディなんだって。上手い事言うよね。
B
この間大阪のおばちゃんが遊びに来ていた時、母のむらむらに染まった頭髪を見て
「のぶちゃんの頭、三毛猫みたい」
こりゃ上手い事言うわと思い、翌日仲良しの事務のお姉さんに耳打ちすると、その日から彼女は、母の事を「三毛猫のぶちゃん」と呼びます。
母「ねぇねぇ三毛猫の雄だったか、雌だったか、希少価値が高いんでないかえ」
彼女「ほやほや、どっちやったかの」
母「まぁ、私半分男んたなもんやでどっちでもいいかぁ、三毛猫のぶちゃんも価値あるかもよ」
彼女「上手い!!」
へナをしているのに母の髪の染め方では見本にならないと皆に言われています。
いまに「三毛猫染め」はやるかもよ。・・・・・・・・・ナイナイ。
忙しい月曜日、朝から二階と三階を行ったり来たり、誰か話しかけてきても「今日はだめ」と顔が険しいらしい。だけど、動きが可笑しいらしく、母を見て笑っています。
こんなに忙しくても、みんなのお昼のほか弁の注文は聞いてあげます。毎日売店のおんちゃんに注文しにいきます。天地神明に誓って、母はおんちゃんからワイロを受け取っていません。
なのに売店に行き、注文するとき「ごめんの、今日は少ないけど・・・・」とか、なんなんでしょうね。
月曜日は一時間残業して、帰りがうらうらちゃんと一緒な時間になるので送ってくれます。
で、家で二人でお茶して・・・・・・実はこれが楽しみで四時に終わるように頑張っているのかも。
今日の洋舞フェスティバル父と行ってきましたとも。
最初、ピアニストの「フジコ・ヘミング」さんの物語をバレエで表したものでした。
みんな、薄い長い可愛いドレスのような衣装で踊っていました。繊細でとても綺麗でした。
伴奏は「フジコ・ヘミング」さんのピアノ演奏だと思います。その次は「アジア舞踊」でした。衣装は王族の衣装か、きらきら輝いていてとても綺麗でした。このころから父の頭が時々前後に揺れだしました。そのつど母が袖を引っ張りました。その次は和服を上手く使って和風の音楽でとても素敵でした。ここでも父は時々頭がカクッとなっていました。母はすべて目を見開いて楽しんでいました。
いよいよですよ。やっぱりバレエといったら「チュチュ」「白いタイツ」「トゥシューズ」でしょう。
舞台いっぱいに「赤いチュチュ」を着た可愛い子たちのバレエが始まった時は、父も目パッチリ、母も感激しました。観客の中からも「ブラボー」の声が飛び交いました。
母はこんな本格的なバレエを生で見た事がなかったので、見れて良かったなぁと思いました。
「白のチュチュ」「パープルのチュチュ」といっぱい見れました。バレエもとても美しかったです。
、
「ハイジとペーター」のおばさんから電話がないので、夜の大走査線には行きません。
それでも「王国」では「りーちゃん」の前に捨てられてしまった猫ちゃんを保護することができたそうです。きっと「りーちゃん」も元気だと思います。保護されてほしいです。
明日ですが
父「明日バレエ見に行くでな、一緒にいくやろ」
母「なんでバレエなん? 見た事ないよ」
父「券もらったんやって、いってこさ」
なんだかなー母の進路どっちの方向に進むのでしょう。二年ほど前までは「軍艦マーチ」等が大好きだったのにの。 ハァーバレエね、バレエ・・・・・。
