今日は何を書きましょうかね、おばちゃんが三途の川を途中まで渡った話にしましょう。実家の近くには綺麗な湧き水が流れている大きな大きな川というか、泉というか深い大きな池みたいなところがありました。小学生でも泳ぎに自信のある子達は夏になると泳いでいました。母は金づちなので絶対に行きませんがかっちゃんは泳ぐの好きやったでの、毎日行ったのでしょう。それがある日溺れてしまったようです。意識がなくぐったりしてしまったそうです。その時、近くにいたのか男の人が人工呼吸で助けてくれたそうです。おっかちゃんはその事をおとっちゃんには言えなくて、墓場まて持って行きました。小さかったおばちゃんも
忘れてしまい、彼女はそのまま九頭竜川の若鮎として泳ぎを楽しんでいました。
それから数１０年たち、遊び人のおとっちゃんが町会議員に立候補し、新聞に名前等が出た時、かっちゃんを助けてくれた男の人が訪ねて来てくれておとっちゃんは初めて溺れた事を知ったそうです。ちなみに、遊び人のおとっちゃんは議員を二期務めさせて頂き二期目の途中で病気で亡くなりました。
遊び人遊び人と書いていますがただ遊んだだけでは無いんだなと大人になってから思いました。まぁかっちゃんは面白くて楽しい子なのでネタには困りません。とても助かってます。
