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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

持つ者と持たざる者を明確に分けるモノがある。それは不動産である

2014-04-06 | 気象・地震・天文・地学

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●「今日の言葉」
 ~不安な時代だからこそ「覇術」ではなく「王道」を語る珠玉の言葉を~
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“CRE戦略、選択と集中、持たざる経営など、あらゆるコンセプトの下で
 官民挙げて“売却キャンペーン”が展開されたが、

 ほとんどの企業は不動産を手放さなかった。
 工場の売却は、国内市場の低迷と海外移転による競争力の強化という

 事業戦略に基づく判断であり、
 不動産保有に対する経営の考え方が変わったわけではなかった。

 不動産を手放せないのは日本企業にとって当たり前であった。
 本業において競争力のない企業は、不動産から得られる利益に頼ってきた。

 そういった企業にとって不動産を手放すことは選択肢にならなかった”

(金惺潤『不動産投資市場の研究』(東洋経済新報社)より抜粋)


……IISIA代表・原田武夫のコメント:

─持つ者と持たざる者を明確に分けるモノがある。
 それは不動産である。

─多くの者は「動産」に関心を持ってしまう。
 すぐそこにあり、手が届くからである。

─しかし賢明な者たちはそのようなモノに眼もくれない。
 その代わり、流動性を貯めこみ、不動産へと流し込んで行く。

─なぜそうなのか?
 その理由は簡単である。

─なぜならば私たち人間の全てが大地の上に暮らしているからだ。
 大地の上に暮らしていないヒトは全くいない。

─ということは、大地の発するものの影響の上でヒトは成り立っているという
 わけなのである。そこに「こだわり」を持たないで何をするというのか。

このことを知り、実践している者のみが「次」への切符を手に入れる。
そういった局面がこれまで世界史の中では繰り返しあった。

不動産、そして土地は物を言わない。
「動産」のようにけばけばしくもなく、けたたましくもない。

だがよくよく考えてみると思いつくこと。
これがこの原理原則なのである。

私たちは全員、「大地」の上に暮らしているのだということ。
そのことを丹念に考えること以外に一体何を考えるというのか。

胸に刻み込んで行きたい「真実」である。

 

(メールマガジン 2013年3月26日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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