黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

アマチュアの展覧会

2019-10-22 | 日記

町内の展覧会は趣味を持つ人のお祭りみたいなもの。
初日、展示の手伝いをして飾り付けが終わると 頼んでおいた太巻きを取りに惣菜屋に。 和菓子 お団子 寿司と書かれた看板のこの店の前をよく通るけど買った事がなくて連れの人に聞くと 美味いので昼飯代わりによく購入するとのお話し。
会場に戻るとテーブルに豚汁が温められていて早速く太巻きを配置する。
幹事の挨拶が終わると紙容器にたっぷりの豚汁が配られ結構熱々で美味い、お代わりと言われたけど太巻の方に手を伸ばす。  2種類の太巻きを味見して豚汁を食べた後のせいかパンチがなくて遠くに置いてあるかんぴょう入りの海苔巻きに手を伸ばして食べても同じような感触、 隣のシソ梅干し入り海苔巻きを口に入れるとしっかりした刺激がモヤモヤを消してくれる。遠慮しながらこれを中心に昼飯替わり食べる。

 

   展示風景と自分の作品

今日は展示の受付を頼まれる。
アマチュアの爺さん婆さんの展覧会でたまに来場する見学者は出品者の知り合で本人も絵を描く人ばかり、知り合いの絵を中心に見て帰って行く。
変わったおばさんが来場して 私は油絵を描くけど絵の収集も趣味で気に入った絵は直ぐに買ってしまうので広い家の部屋は絵で一杯、私が死んだらどうなるものかと言われる。  せめて10万位で買うのかと思って聞いてみたら 一点百万ぐらいはざらで名の知れた人の絵で価値が上がってる物が多いという。 身なりは普通のおばさんよりダサい格好をしていてビックリだ 本当かどうか疑ってしまう。 俺の絵を見てどう言うのかと思ったら目が他に行って 私はあちらの絵が好きだと言いそちらの方に行ってしまった。
もう一人気になった方は 絵を描くのはお祈りで対象を咀嚼して無心になる事だ と難しい事をおっしゃる、特に祈りというのが解らない、どうもその域に達する事は無さそうだ。