本日6月12日(水)JAEAの不祥事に伴う公開説明会開催要望に対し、環境省から電話で「回答」がありました。洗いざらいお伝えします。地域住民の当然の怒りとして捉えて頂ければと思います。
(K:廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課 福島課長補佐 A:筆者)
K:ご要望の件ですね。鮫川村の今後の進め方については5月HPに乗せている通りで、環境省の事業と今回のJAEAの件は関係ないと考えています。
A:関係ありますよ。
K:文章で示している方針自体には変わりありませんので。
A:これまで飯舘村と大熊町の実証実験の「安全」データをもって今回の焼却炉を建設しており、その安全の前提が崩れていると思うのですが。
K:住民説明会でお示ししている実証実験データは飯舘と大熊、一ノ関についてですか、そのデータについては不正確なものとは考えておりませんので。
A:信頼性に足るものかどうか地域住民として非常に疑念が生じているわけです。あのような信用の置けない団体の安全データを持って建設していることについて地域として受け入れることはできないんです。
K:データは信頼性に足るものと考えています。
A:こちらはそう考えていないのです。今回の不祥事を受けて、隠ぺい体質の団体がやってきたものについて。青生野地区説明会にもJAEA職員は来ていましたが。
K:まあ、健康の観点から説明はしていただきましたが。
A:健康だけではなく安全性を担当されているわけですからその信頼性が崩れたわけですよ。それについての説明をするのが筋ではないですか。
K:データについては報告書ありますが疑義は生じているとは考えておりませんので。
A:いや、こちらは考えているんです。
K:(苦笑)ああ、そうですか。事業自体は文書でお示ししているとおり・・
A:いやそうでなない。主体は環境省であっても安全性は一任しているわけですから。
K:一任していたわけではなく環境省のほうからJAEAに除染の実証事業の中で得られたデータについては信頼性に足るものとして説明していただいたわけで、JAEAに安全性を一任していたわけではない。
A:いやそうじゃないですか。JAEAのデータをもってして今回建設しているわけですから。
K:データは信頼にたるものですが省HPのデータで一関は環境省が実施した実証事業のデータですのでそういったものを踏まえてお話している。
A:安全性に責任の一端を負っていた団体が大事故を起こしたことについてどのようにお考えでしょうか。
K:JAEAの不祥事と今回の鮫川村の件は関係ないと思います。
A:いえ関係ありますよ。責任の一端を担っていたわけですから。
K:鮫川村の今回の事業は環境省の事業として行っており安全性については環境省からご説明させて頂いていますので。
A:だからそれが信用できないといっているんですよ。
K:信用するとかしないとかになるとこちらのほうとしてもあれなんですが、いずれにしてもHPでお示ししている通り環境省としては安全性についてお示ししているとおりですので文書で送らせていただいているものをですね・・
A:今回JAEAがこれだけの事故を起こしてもんじゅについても1万点の点検漏れでトップが引責辞任しているが、これを無視するつもりですか。
K:関係ないと考えておりますので。
A:なんで関係ないんですか。何故そう言えるんですか?採用していた責任があるじゃないですか。
K:除染の実証事業で虚偽が見つかって引責したのではございませんので。
A:違いますよ、機構として体質がずさんだっだからトップが引責辞任したんじゃないですか。
K:まあ、データについてはこちらは疑義を持っているわけではございませんので。除染の実証事業自体はですね。
A:そういう意識だから環境省の事業自体信用出来ないと言っているんですよ。何を信用しろと言うんですか。あなたたちのやっていること一切信用できないんですよ。がれきの広域処理は何なんですか。
K:あのーがれきの広域処理についてもデータをお示ししていると思うんですけど。
A:そのデータがデタラメじゃないですか。
K:そうでございますか。
A:何がそうでございますかなんですか。復興予算と称してデタラメな使い方してバラまいているだけじゃないですか。被災者に支払わないで。
K:まあ、担当が違うのであれなんですが、安全性のデータ自体はですね・・・
A:データのことばかり言っているんではない。そういう姿勢について言っているんです。
(略)
A:とにかくJAEAについて何らかの説明責任果たして下さい。
K:我々としては今回の環境省の事業とは関係ございませんので。
(略)
K:鮫川村についてはHPでお示ししている通り粛々と実施していくということです。
A:ふざけないでくださいよ、そんな説明で納得すると思っているんですか。とにかく文書で出して下さい。
K:通常こういったことについては回答を行っておりませんので。
A:それで済まされると思っているんですか。
K:そういうようなことでございます。
A:いい加減にして下さいよ、地域住民がどれだけ我慢していると思っているんですか!
(略)
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