3月12日(火)
お知らせしております通り、本日青生野地区住民3名が鮫川村長宛署名を提出致しました。
事前にアポを入れたにも関わらず、村長は議会出席のため対応して頂けませんでした。
広く住民同意を得たいとしている村長の発言との矛盾を感じざるを得ませんでした。
多くのメディアが取材して下さいました。以下IWJの映像と書き起こしをぜひご覧ください。
2013/03/12 【福島】「何のための、誰のための、住民説明会なのか」 鮫川村青生野地区住民説明会の中止と焼却炉建設の白紙撤回を求め、村民が署名提出
---------<文字起こしより抜粋>---------
「マスコミ完全非公開の『非民主的』な場で、焼却炉建設工事が再開されようとしている―。」福島県鮫川村が環境省と進めている、高濃度放射性物質の焼却炉建設について、3月12日(火)11時、事業の白紙撤回を求める住民計107名の署名が、鮫川副村長に提出された。大樂勝弘村長は、議会出席のため、署名受け取りは欠席した。
(略)
住民との面会後に行われた、ぶら下がり取材で記者から「青生野地区と村側の考えが乖離している。ひとつの方法論として、一度白紙撤回して、あらためて事業を考えなおす、ということもあっても良いのでは?」「『除染は賛成だが、その方法として焼却はないのではないか』という声がある。なぜ除染と焼却がセットなのか?」という質問があがったが、副村長は「答える立場にない」と、明確な回答を避けた。
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「答える立場」にあるのは村長のみということでしょうか。村長不在時に代理を務めるのが副村長のはず。副村長は何のためにおかれているのか、理解に苦しみます。
連絡会としては、以下の声明を提出しました。
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鮫川村村長
大楽勝弘様
2月23日の説明会で、村長が望んでいた焼却炉建設・実験実施についての住民同意は得られませんでした。
この結果から、私たちは、今後は事態収拾へと動きが向かうものと期待していました。
ところが、村長は前回の説明不足を理由に、再度の説明会開催を通知しました。村長の考える事態収拾とは、従来計画の遂行でしかなかったのです。
しかしそうであれば、この説明会は住民の同意が得られるまで延々と繰り返されることになりかねません。
さらに、村長の指揮権の下で密室に行われるのですから、同意を得る場としてはもっともふさわしくない環境といえます。ましてや、そうまでして得られた同意は果たして「同意」と呼べるものなのか、大いに疑問のあるところです。
村長からの開催通知に、当日の内容として次の三点、すなわち①焼却炉監視委員会の設置、②緊急時(災害)対策マニュアル、③環境省からの説明、が記されていました。
①、②については、焼却炉の稼働を前提としており、その建設の是非を論じている現時点での説明はまさに「場違い」です。とくに、①については、3月5日付で当会から撤回要求の抗議声明を提出しましたので、お読みいただいているものと存じます。
そして、③環境省の説明については、お手盛りデータの羅列であり、安全性の証明にはなりえないことを重ねて申し上げます。
安全性の説明こそが、住民が納得するための鍵であることを考えれば、従来の環境省による説明が繰り返される限り、この説明会は存立基盤を失っていることになります。
さらに、当説明会の中止署名文書にもあるように、この問題の拡がりから考えれば、青生野地区住民のみによる説明会がもはや意味を成さないことも明らかです。
以上の諸点からも、この説明会は中止すべきです。焼却炉の建設に反対している住民が説明会の中止を求めているのも当然であり、私たちは彼らの行動を強く支持します。
お知らせしております通り、本日青生野地区住民3名が鮫川村長宛署名を提出致しました。
事前にアポを入れたにも関わらず、村長は議会出席のため対応して頂けませんでした。
広く住民同意を得たいとしている村長の発言との矛盾を感じざるを得ませんでした。
多くのメディアが取材して下さいました。以下IWJの映像と書き起こしをぜひご覧ください。
2013/03/12 【福島】「何のための、誰のための、住民説明会なのか」 鮫川村青生野地区住民説明会の中止と焼却炉建設の白紙撤回を求め、村民が署名提出
---------<文字起こしより抜粋>---------
「マスコミ完全非公開の『非民主的』な場で、焼却炉建設工事が再開されようとしている―。」福島県鮫川村が環境省と進めている、高濃度放射性物質の焼却炉建設について、3月12日(火)11時、事業の白紙撤回を求める住民計107名の署名が、鮫川副村長に提出された。大樂勝弘村長は、議会出席のため、署名受け取りは欠席した。
(略)
住民との面会後に行われた、ぶら下がり取材で記者から「青生野地区と村側の考えが乖離している。ひとつの方法論として、一度白紙撤回して、あらためて事業を考えなおす、ということもあっても良いのでは?」「『除染は賛成だが、その方法として焼却はないのではないか』という声がある。なぜ除染と焼却がセットなのか?」という質問があがったが、副村長は「答える立場にない」と、明確な回答を避けた。
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「答える立場」にあるのは村長のみということでしょうか。村長不在時に代理を務めるのが副村長のはず。副村長は何のためにおかれているのか、理解に苦しみます。
連絡会としては、以下の声明を提出しました。
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鮫川村村長
大楽勝弘様
青生野地区住民説明会中止要求を支持する声明
2月23日の説明会で、村長が望んでいた焼却炉建設・実験実施についての住民同意は得られませんでした。
この結果から、私たちは、今後は事態収拾へと動きが向かうものと期待していました。
ところが、村長は前回の説明不足を理由に、再度の説明会開催を通知しました。村長の考える事態収拾とは、従来計画の遂行でしかなかったのです。
しかしそうであれば、この説明会は住民の同意が得られるまで延々と繰り返されることになりかねません。
さらに、村長の指揮権の下で密室に行われるのですから、同意を得る場としてはもっともふさわしくない環境といえます。ましてや、そうまでして得られた同意は果たして「同意」と呼べるものなのか、大いに疑問のあるところです。
村長からの開催通知に、当日の内容として次の三点、すなわち①焼却炉監視委員会の設置、②緊急時(災害)対策マニュアル、③環境省からの説明、が記されていました。
①、②については、焼却炉の稼働を前提としており、その建設の是非を論じている現時点での説明はまさに「場違い」です。とくに、①については、3月5日付で当会から撤回要求の抗議声明を提出しましたので、お読みいただいているものと存じます。
そして、③環境省の説明については、お手盛りデータの羅列であり、安全性の証明にはなりえないことを重ねて申し上げます。
安全性の説明こそが、住民が納得するための鍵であることを考えれば、従来の環境省による説明が繰り返される限り、この説明会は存立基盤を失っていることになります。
さらに、当説明会の中止署名文書にもあるように、この問題の拡がりから考えれば、青生野地区住民のみによる説明会がもはや意味を成さないことも明らかです。
以上の諸点からも、この説明会は中止すべきです。焼却炉の建設に反対している住民が説明会の中止を求めているのも当然であり、私たちは彼らの行動を強く支持します。
2013年3月12日
鮫川村焼却炉問題連絡会
鮫川村焼却炉問題連絡会