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ふくしまの里山を次世代に

鮫川村に秘密裏に建設された放射性廃棄物焼却処分場に反対する住民組織『鮫川村焼却炉問題連絡会』のメンバーによるブログです。

鮫川村焼却炉の白紙撤回を求める署名にご協力下さい

2013-01-13 06:00:00 | ご協力のお願い
鮫川村焼却炉の白紙撤回を求める署名にご協力下さい
署名用紙、オンライン署名と2種類あります。
ご賛同とともに多くの方にご紹介をお願い致します。

署名用紙

環境大臣 石原伸晃 殿

鮫川村仮設焼却炉建設の白紙撤回を求める署名
     
国・環境省は、福島県鮫川村に高濃度に汚染された稲わら等の焼却処分場を建設しています。焼却物にはキロ当たり8,000ベクレルを超える指定廃棄物が含まれ、二次汚染の発生が懸念されます。環境省の資料では、排ガスはバグフィルターを通し放射性物質をほぼ100%除去できるとしていますが、根拠薄弱で信用できません。
 高汚染物を焼却処分するのであれば、近隣市町村含め地域住民へ説明し同意を得るのが筋ですが、そのような姿勢は全く見られません。予定地は塙町、いわき市、北茨城市に隣接していますが、これらの住民および自治体への説明は一切なされることなく工事が進められています。
環境省は本建設計画を進めるに際し、「施設は煙突含め公道から見えないように設計すること」「住所は風評を懸念する地区住民がいるため非公開」などと密室でことを進め、しかも環境法令に反して県の審査前に着工し、県から一時停止させられるなどの失態を演じています。さらに、計画されている焼却システムは実績が乏しく信頼性の低いもので、専門家からはずさんなシステムであり公害を招く恐れがあると指摘されています。
 本来であれば、放射能汚染をもたらした最大の責任者である東京電力に対してその処理をさせなければならないはずですが、それを無視して市町村で処理を行うとする方針そのものが間違いではないでしょうか。
 この問題は、決して鮫川村だけの問題ではありません。環境省は今回の実証実験の結果をもって、各地で同様の指定廃棄物の焼却事業を推進するようですが、福島県をはじめ全国的に汚染を拡大させる上、風評被害を招く恐れが高く、到底許すわけにはいきません。
 私達は鮫川村の焼却炉建設の白紙撤回を求めるとともに、放射性廃棄物の焼却処分を市町村に押し付けることになる、国の無責任な災害復興計画・事業に強く反対致します。

 氏  名
 住  所

呼びかけ団体:鮫川焼却炉問題連絡会                 


オンライン署名

環境大臣 石原伸晃様
鮫川村長 大樂勝弘様 

国が市町村で進めようとしている8,000ベクレル/kg超の放射性廃棄物を燃やす焼却炉建設に反対します。今回の鮫川村でのモデル実験をもとに今後福島県各市町村で焼却事業が推められます。福島県が新たな二次汚染地帯となり、健康被害や農作物への影響、風評を招くことにつながります。

国(環境省)や鮫川村は本計画を秘密裏に進めており、建設場所に隣接する他市町住民に対しては未だに何の説明も行っていません。住民無視の横暴なやり方、7億円超もの国費投入の合理性への疑問、ずさんな計画書と問題だらけの焼却システム、これらによって引き起こされる住民への健康被害、農作物への風評被害、環境汚染を強く憂慮し、よって本建設計画の白紙撤回を求めるとともに、他市町村での同様の焼却事業に強く反対します。



【ご協力のお願い】いわき市民の工事停止を求める緊急アクション

2012-12-08 09:34:05 | ご協力のお願い
いわきの皆さんが立ち上がってくれました。いわき市民の皆様ぜひご賛同下さい!

http://ameblo.jp/yukikoot/entry-11421797596.html

【いわきの未来をつくる市民の会】
「いわきの未来をつくる市民の会」は、鮫川村焼却炉問題なんとかすっぺ!ということで立ち上げました。
個人名を出しての要望書賛同は難しいという方は、この会にご参加ください。

以下の内容をいわき市長に要望します。
今回は「いわき市民限定」で団体・個人賛同を募っています。
工事を止めるためにぜひご賛同下さい。
また、今後も様々なアプローチをしていきます。
ぜひこの情報を広めて下さい。


◆賛同締切 12月9日正午(氏名を明記の上、可能な範囲でご連絡先を記載して下さい)。
◆連絡先 iwaki.make.tha.future@gmail.com  
     高橋幸子
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いわき市長 渡辺敬夫様                     2012年12月10日


要望書


2012年12月3日開催のいわき市議会本会議の一般質問において、福島県鮫川村青生野地区での放射性物質を含む農林業系副産物の焼却実証実験についてのいわき市の対応についての質問が出ました(注1)。これに対し、副市長は、11月12日に鮫川村よりいわき市に対して工事計画の通知があり、その後、いわき市職員が現地調査をしたところ、焼却炉はいわき市の水源である四時川流域にはなかったことを確認した旨答弁しています。


しかし、11月30日に鮫川村の現地調査を行った議員は、11月15日に着工された焼却炉の裏側に、四時川へ流れ込む沢があることを現認し、本会議においても明らかにされています。


鮫川村で8000Bq/kg以上という高濃度の放射性物質を含む指定放射性廃棄物が焼却されると、いわき市の水源が汚染され、ひいてはいわき市民の健康が害される危険性があります。


焼却炉は南部清掃センターのバグフィルターと同様のフィルターを設置するとのことですが、このフィルターですべての放射性物質の飛散を防止できるかについては異論もあります。また、水源汚染の危険を伴う焼却炉建設が、いわき市に対する通知後僅か3日後に着工していることも見過ごすことができません。いわき市民の健康を害する危険性のある重要な焼却炉建設が、市民の合意なしに進められることは、許されることではありません。


いわき市は国や鮫川村に対し、空間放射線量の数値や非常時の情報提供を求めていくとしています。しかし、焼却が始まってしまってからでは遅すぎるのです。すでに塙町では危機感を持った住民による焼却炉建設反対運動が展開されています(注2)。


水は命の源です。私たちは昨年の過酷な原発事故において、自然環境へ一度放射性物質がばら撒かれれば取り返しのつかない汚染を招くということを身をもって学びました。

市民の生命・健康を守るためには予防原則に立った厳しい姿勢が求められます。


よって、私たちは下記を要請します。

1 鮫川村での焼却炉建設工事を中止するよう、環境省及び鮫川村に強く要請して下さい。

2 焼却によって、環境に放射性物質が放出されないかどうか、いわき市としてきちんと確認作業を行ってください。


注1平成24年いわき市議会11月定例会 市政一般に対する質問通告表 4頁

注2 2012年11月25日付東京新聞掲載記事(別紙添付資料)


【賛同団体】

いわきを変えるゾ市民の会
いわきアクション!ママの会
いわき母笑みネットワーク
いわきの未来をつくる市民の会


【連絡先】

いわきの未来をつくる市民の会 高橋幸子
iwaki.make.the.future@gmail.com


[ご協力のお願い]工事中止を求める要望書

2012-11-12 13:06:11 | ご協力のお願い
鮫川村に対し工事中止を求める要望書送付にご協力をお願いします

国は、除染のスピードアップとそれに伴う落ち葉等の焼却処理を各市町村で進めようとしています。その第一号となる焼却炉建設が福島県県南の鮫川村において今週にも着工される予定です。
予定地から町村境を隔て1.5㎞の隣町に住む私は10月にこの計画を知り、急ぎ鮫川村へ確認したところ、「地権者と周辺の村民30軒に対し説明し同意を得た」とのことで、他市町への説明は行わないとのこと。計画は殆どの村民にも知らされていませんでした。
予定地名も「風評を懸念する地権者からの要請のため」非公開とされています。当初環境省HPに掲載されていた入札関係資料には予定地名の記載がありましたが、私が村へ連絡を入れた直後に文書は削除されました。
人口4千人の村で、焼却処分のために3年間で7億円もかける大型事業ですが、このような方法で推し進められることに大きな不信感が広がっています。

実施主体は環境省で、上記仕様書によると、焼却するのは落ち葉や稲わら、堆肥などで、最も汚染度の高いものは3万ベクレル/kgに達しています。
公開質問状や情報公開請求から入手した資料によると、鮫川村に先行する実験が飯舘村、大熊町で実施されたことが分かりました。実験結果を見ると数万ベクレル/kgの有機物を燃やした後の灰には50万から2百万ベクレル/kgを上回る数値が出ています。
このような超高濃度の灰は中間貯蔵施設ができるまでの3年間予定地に保管されるそうですが、鮫川村の話では5~10年かかるとの見通しです。予定地は地下水豊富な水源地であり、このような場所で10年間安全に保管できるのか、その後国は引き取るのかきわめて疑問です。

これまで鮫川村と国に対し何度も説明会と資料を求めてきましたが、未だに説明はなく、肝心の工事の具体的な内容を記す資料も開示されず、その正当な理由すら示されていません。
国は各地に設置を進めようとしていますが、早期にこれを止めなければ更に多くの住民が苦しみます。
ぜひ多くの皆様のお声を鮫川村へお寄せ頂きたくお願い申し上げます。


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焼却処分場建設を止めて下さい
 
 東日本大震災に伴う原発事故により多大な被害を被られたことに心より御見舞いを申し上げます。
私は貴村の農産物を利用し、またはこれから利用したいと思っている者です。
 この度貴村で放射性物質汚染廃棄物の焼却処分場建設計画があることを知りました。処分される稲わらや落ち葉等はキロ当たり8,000ベクレル以上という極めて危険なレベルということです。
焼却すれば灰に放射性物質が数倍から百倍以上に濃縮されますが、その灰も予定地に埋設されるとのことで、地元の方々から不安の声が上がっています。
何より予定地は水源地であり、ひとたび放射性物質が混入すれば広範囲に汚染が拡散されることになります。
予定地は国の天然記念物であるヤマネが生息しており、このような貴重な自然を放射性物質による汚染の危機に晒したくありません。
 私は貴村が進めている農業の振興と里山環境の保全・資源循環を目的とした「ゆうきの里づくり」に共感し、直売所「手・まめ・館」を高く評価します。安心、安全な農産物を大いに利用したいところですが、焼却処分場建設によってその意義が大きく損なわれる可能性を危惧します。
 このような施設の建設を中止し、貴重な自然と水源、村民の健康と生活を守り、真に安心・安全な農産物を供給して頂くことを強くお願い致します。
(コメント)



氏名

住所



     〒963-8401
     福島県東白川郡鮫川村大字赤坂中野字新宿39-5

  
     鮫川村  村長 大樂 勝弘 様

     電話:0247-49-3111 FAX:0247-49-2651



メールフォーム:http://www.vill.samegawa.fukushima.jp/inq.php?mode=detail&code=5&code2=0

メールアドレス:tiiki@vill.samegawa.fukushima.jp

はがき
https://lindoc.jp/docs/3386

FAX
https://lindoc.jp/docs/3387



焼却炉設置予定地。突き当たりの山を越えると北茨城市に入る