スローライフ と セカンドライフ …   温もりを伝えたい…

西の空が茜色に染まり 「今日もお疲れ様!」 と語りかける時、グラスの氷の音と共に安らぎが訪れる。

裸足の王様

2009-10-04 01:50:00 | 雑感
10月3日(SAT)  


 良いお天気に恵まれた今日と明日の二日間。 地元、矢口神社の秋祭りが続く。  

若い衆の担ぐ “俵” が今年も見ものである。   

 四季の移り変わりが美しい日本の秋。 “アチラコチラ” で色々な催しものが開催されている。

この週末も皆さんには是非楽しんで頂きたいものだ。


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 さ~て、2016年冬季オリンピックの東京招致は叶わなかった。  残念ではあるが・・・。

オリンピックと言えば、 マラソンランナー “アベべ選手” を思い出す。

 1964年の東京オリンピックにエチオピアからやって来た  「裸足の王者」  だ。

その彼が東京オリンピックで日本滞在中、母国エチオピアの皇帝から授与された時計が壊れ

たそうだ。 その時計を修理したのが、当時 東京銀座の “天賞堂” の名工だった私の叔父

だと聞く。 他界して13回忌を迎える叔父は  薪ストーブ広島展示場「ノーム本社」の隣に

在る 「メガネ・宝石・時計の金子」 を昭和40年に創業した。 長年、側で見ていて身内の私

が言うのも・・・だが、そう聞けば確かにうなずける仕事ぶりだった。 いわゆる技能職人だった。

 現在では車のボンネットをはぐっても昔と違いエンジンをつつく事が出来なくなった様に、特に

機械的な物等 修理と言えば 「パーツの取替」 か 「買換え」 が主流になってしまった。

 我国には各業種に “技能士” と言う資格が有り “技” があるのだが何となくないがしろに

されている様に思う昨今である。  あの “アベベ選手” が 裸足で走る技を持っている様に

物を使わずに、ある意味では “素朴” さが欲しい、またそれを取り戻す様な原点に帰らないと

食料不足や地球温暖化と言った、かつて考えもしなかった問題が次々とやって来そうな気がす

ると思うのは私ひとりではあるまい。


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            手塩にかけて、ひとつひとつ “技” を発揮したいですね!


                       じゃ   Mr.Gnome










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