スローライフ と セカンドライフ …   温もりを伝えたい…

西の空が茜色に染まり 「今日もお疲れ様!」 と語りかける時、グラスの氷の音と共に安らぎが訪れる。

 映画:私は貝になりたい

2012-08-16 11:28:17 | 雑感

8月16日(THU)  

 街も、すれ違う人達も、 “線香の香り” が漂い 先祖を供養する “ 時間 (とき) ” を感じさせる “お盆” 。

昨日、8月15日正午、 薪ストーブ広島 ノーム 本社 の在る広島市安芸区中野にも1分間のサイレンが鳴り響いた。

東京、日本武道館では政府主催の第67回全国戦没者追悼式が開かれた。

亡き方々の為に各地で開催された追善盆踊りも終盤となり 昨夜は 広島市安芸区中野三丁目の “ 専念寺 ” でも

地元 “日之出青年団” と町内会が主催する追善盆踊りの太鼓の音が深夜まで鳴り響いた。  

今年のお盆のクライマックスである。

例年より一日多かった 薪ストーブ広島 ノーム 本社 の “お盆休み” 夏季休暇も今日までだ。

 

 昨夜、民放TBSテレビで放送された映画 「私は貝になりたい」 を御覧になっただろうか。

その理不尽でやり切れない結末に僕も涙したひとりだ。

こんなこと、二度と有ってはならない!

 

昨年 8月12日、僕のブログに 「 警備犬金剛丸 」 を 投稿 した。 

その中に 2件の 薪ストーブ OBさん の戦争体験の話しを載せた。

島根県簸川郡斐川の “Gさん” と 山口県長門市の “I さん” から聞いた話だ。

 

思えば僕は、僕達は、良い時代に生まれてきた。

グローバルな見かたをすれば世界の各地で戦争や紛争が続いている。

平和を望む心は皆おなじなのに

 

 

      「今日もお疲れ様!」

          

     じゃ   Mr.Gnome

   

建築現場42年  薪ストーブ施工歴20年の実績で安全・快適をアドバイスします。 ノームロゴ

                     

 

 

  

 

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 一粒のお米

2012-08-08 06:38:17 | 雑感

8月8日(WED)   

         今朝の出会い 

  この子は セグロセキレイ ? ・・・・・  それとも・・・?

 

6時過ぎ “K&Mくん” 達は山口県下関市豊北町の “ Fさん ” 宅の薪ストーブ

煙道一次工事へと向け出発した。

すでに暑い一日が始まっている週明け三日目の朝だ。

 

直接彼らを見送ることは出来なかったが 薪ストーブ広島 ノーム 本社 から

 “今日も安全に” と業務用無線で見送った。

 

彼らを見送った後、事務所に祀っている神棚の水を取替えた。

いつもの日課である。

昨日も見たのになぜか 一粒のお米が器から転げ落ちている・・・? 

人間の気付かないところで ゴキブリ か 何かの虫 でもウロウロして弾いたのかも知れない。

僕はそれを拾うと水道水で洗い・・・ “一粒のお米” を口に運んだ。

一粒の生米だが何度も噛んでいるとそれなりに飲み込める。  

 

一週間後、我国は 67回目の終戦記念日を迎える。

僕は戦後生まれの原爆二世で、戦時中は経験していないし終戦直後の混乱期も知らない。

しかし戦時下、終戦直後の モノ不足。 

取り分け食料不足で全国民が苦しんだ事は充分理解している。

 

現実、もし大きな災害に直面した時。  何かの事故で漂流や無人島に不時着した時。

あの時のお米が・・・とか。  あの時のパンが・・・など  

些細なことでも後悔めいた感情に包まれはすまいか。

 

そう思うと “一粒のお米” でも粗末に出来ないのである。  

一円玉1枚でも同じことだ。

 

飽食の時代と叫ばれて久しい今の我国日本。

いつでも、どこでも大抵のモノは手に入る社会環境の中で

お家芸だった “もったいない” 精神を今後、食料のみならず エネルギー や

様々な生活物資にまで浸透させなければならないはずだ! と気付いているのは

     “あなたも同じ” 

そう思うのは 僕の身勝手だろうか・・・?

 

 

      「今日もお疲れ様!」

          

     じゃ   Mr.Gnome

   

建築現場42年  薪ストーブ施工歴20年の実績で安全・快適をアドバイスします。 ノームロゴ

                     

 

 

 

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 “ ハチドリのひとしずく ”  交通事故に遭遇

2012-07-16 19:29:12 | 雑感

7月15日(SUN)  

 海の日を前に今日の広島は久しぶりに良い天気になった。

かつて経験したことがない大雨により多くの被害と死者、行方不明者の出ている九州地方など

被災地の皆さん方には大変お気の毒で心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 

 夕方、三次市で住宅リフォームが始まる “Sさん” 宅の薪ストーブ現地確認へ向かう途中

交通事故と遭遇した。    目の前を走っていた車の “ ひとり相撲 ” の自損事故だ。

場所は 薪ストーブ広島 & ミニログハウス の総合展示場 ノーム広場 から北へ10kmの

広島市安佐北区白木町小越。  県道46号線だ 。 

1月半ほど前に 薪ストーブ ヨツール F500 が嫁いで入った “Sさん” 宅の近所である。

 

 2kmほど手前から前を走る初心者マークの付いた軽乗用車の後ろを走っていた。

緩やかな左カーブをそのまま、まっすぐ走って反対車線側の高さ6~70cmほどある道路と宅地の縁石の

切れ目にぶつかったのである。    時速50Km強! ブレーキを踏んだ形跡は無い。

軽自動車は丸で柔道の背負い投げを受けた様に宙に舞い大破した。

 

      事故当時の様子を思い出しながら一瞬の出来事をスケッチしてみた。

 

 車間距離をとっていた僕の車と対向車線を走って来たタクシーに被害は無かったが

直ぐハザードランプを点けその車に駆け寄る。

運転席には男性、助手席には女性。   

声をかけ状態を聞く! 意識は有る。  110番へ電話!  状況説明と119へ救援要請!

いずれも18歳の若者達だ。

それを見ていた後続車や近所の人達が数人集まって来た。

大破した軽乗用車から道路にガソリンらしきものが流れ始めている。

エアバックは作動しているが二人とも全身を強く打っている様子で

車のシートから自力で動けない様子だ。

男性の胸にはシートベルトの衝撃で斜めに内出血の跡がにじみ始めている。

女性は問いかけに反応するもあまりしゃべらない。  顔面を強打してると言う。

110番へ状況説明中、数人の人達が車から離れた場所へ二人を運んでくれた。

上下2車線の1車線をつぶしている。  

近所の人らしき男性と交互通行の交通整理を開始した。

そのうち救急車のサイレンが遠くから近づいて来た。

続いて消防の工作車が到着。  隊長に確認して一次通行止めに!

警察のパトカーも到着した。

アスファルトの上に並んで寝かしている二人

かなりのダメージを受けている男性が彼女のことを何度も何度も繰り返し気遣う。

自分より先に彼女を診てくれ・・・ 彼女の容態はどうか?・・・・と 繰り返す。

女性は優先的に救急車内に運ばれ手当てを受けている。

大きな外傷が無いだけに気がかりだ。

 

何が原因なのだろうか?

後続車として後ろから見る限り スピードの出し過ぎや無謀運転をしているとは思えなかった。

救出後、携帯電話は身に付けていた様なので電話中とも考えにくい。

電話使用中ならあれだけの事故だ。   どこかへ電話は飛んで行っているはずだ。

最初にドア越しに 「どうした!」 と声をかけた時、眉間から血を流しながら 「ハンドルが効かなくなった」 

と答えた言葉が気にかかる。

 

   

ガソリンの発火を防ぐ中和剤をまき 大破した軽乗用車の撤去作業に取りかかる消防署員。

 

 刻々とニュースに流れる事故や災害、事件など・・・再発防止とか批判は後で良い。

今、目の前におきている出来事に自分で何ができるか!?  ではなかろうか。

かつて・・・、10年くらい前の出来事だ。

国道2号線 広島市安芸区上瀬野で遭遇した同様の事故にガソリンが漏れ始めている車から

当事者の女性を離れた場所へ誘導して、119番通報した経験がある。

しかし、その時は事故の規模や事故者の状況からして救急車が来るまで側に居なかったのである。   

せめて救急車が到着するまで側に居ればどんなに心強かっただろうか。

何よりも遅れていた自分の仕事の約束時間を優先して現場を離れた事への後悔が今も消えない。

そして今日の “ 遭遇 ” 。 

事故現場を消防・警察のプロに任せ、後で何か聴取が有ればと連絡先を告げ時間を遅らせてもらった

三次市の “Sさん” 宅へと走った。

 

      3時間半後、三次市から帰社途中の通りがかりに撮影

目の前で起きた事故だけに すごく気になるのだ。

彼や彼女の容態はどんなんだろうか?

この緩やかなカーブをどうして直進したんだろう?

 

暑い夏がやって来る。  

仕事やレジャーで疲れやすいシーズン到来だ。

みんな交通事故に気を付けようではないか。

 

 

      「今日もお疲れ様!」

          

     じゃ   Mr.Gnome

 

 

 

 

 

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 弔辞

2012-07-06 21:54:31 | 雑感

7月6日(FRI)  

 “出会い” と “別れ” 。

それは、いつ何時やって来るか分からないもので、

見落としてしまいそうな小さな事から一生消えない心に刻まれる事まで様々だ。 

朝起きていつもの様にスタートした一日が ハッピーエンドであったり そうでなかったり。

「生きる」 と言う事は “嬉しいこと半分” 、“辛いこと半分” と人は言うけれど

確かにそうだと思う歳になった。

いずれにせよ予期せぬ出来事の中で日々僕達は生きている。

 

 今日、弊社スタッフ “ K君 ” のお母さんの葬儀に参列した。 

昨年末に手術をされ経過も良く退院されていると聞いていた・・・。

つい2週間くらい前のこと・・・・近頃どうされているのかな~ と

ふと思った矢先の出来事だった。

彼から訃報の連絡が入った二日前の朝、一瞬我が耳を疑い、

出す言葉も無かった。

還暦の僕よりもふたつ年下であまりにも早すぎる突然の他界に

深い悲しみに陥った僕は弔辞の言葉も詰まり詰まりだった。

 

  心よりご冥福をお祈り申し上げます 

 

        Mr.Gnome

 

 

 

 

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 震災から1年

2012-03-11 20:33:23 | 雑感

3月11日(SUN)    

 東広島市志和町に在る 薪ストーブとミニログハウスの総合展示場 ノーム広場 の今日は小雨から雪に変わったと連絡が有った。

薪ストーブ広島展示場 ノーム本社 ストーブハウスの今日も日中は風が強く時折小雨が降る寒い一日だった。

午後2時46分 東北に向け黙とう。  胸が詰まる思いである。  

私は暖かい  薪ストーブのそばで手を合わすだけだが復興の進まぬ被災者皆さん達の今はどうなんだろう?

そんな中、あの・・・  アイリカ・クリシャール女史の活動は続く。

 

     アイリカ・クリシャール女史 と ベルナルド・ファブリヤーン氏の日独友好コンサート 。

アイリカさんも、それを日本でガッチリ、サポートしている広島市佐伯区の “Nさん” 達にも 本当に頭が下がる思いだ。

どうか皆さんの願いが早く叶います様に・・・。

 

     「今日もお疲れ様!」

          

     じゃ   Mr.Gnome

 

広島・山口・島根  薪ストーブ施工歴20年の実績で安全・快適をアドバイスします。  ノームロゴ     

   

 

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 感謝祭 Vol.3 厚情

2011-12-10 02:12:41 | 雑感

12月6日(TUE)   

 二日間開催した 「ノーム薪ストーブ感謝祭2011」 に御来場頂いたノーム薪ストーブOBの皆さんから頂いた “薪情報” や 尾道市のバーモントキャスティングス・アンコールNC オーナーの “Yさん” から頂いた瀬戸内のタコやハマグリ。 東広島市のヨツール・F400 オーナーの “Yさん” からは手作りの “なら漬け” 。  サービスエリヤに立ち寄り饅頭を差し入れして頂いた “Mさん” など皆さんから “手土産” を頂いた。 

ご来場のOB皆さんお一人お一人から頂く御厚情に言葉が出ないほど嬉しかった。

      

 いつも感じる。   薪ストーブで繋がる御縁は本当に不思議でありがたく感謝するばかりである。  

そんな中、ご来場の広島市佐伯区の “Nさん” から一枚の声楽&ピアノリサイタルのパンフレットの紹介を頂いた。

      東日本大震災復興支援のチャリティーコンサートの案内だ。

あの大惨事からまだ9ヶ月と言うのに東日本大震災復興に対する私の思いは当時と比べ薄らいでいるのが正直なところである。 

皆さんはいかがだろうか? まだまだ深刻な事態が続いていると言うのに恥ずかしい限りだ。

聞くところによると彼女 アイリカ・クリシャール女史の活動は声楽と言う自分の特技を活かして母国ドイツから東日本大震災復興に向け尽力し続けているのである。

私に今、イヤ・・・今でも今からでも出来る事って何だろう?

どんな形であれ厚情を持ち続けなければ行動できない事に気づかされた。

   よろしければ皆さんも是非 !

 

        Mr.Gnome

 

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 親友の一言

2011-10-11 22:44:46 | 雑感

10月11日(TUE)    

 昨日、安芸郡坂町の “ベイサイドビーチ坂” までマウンテンバイクのペダルをこいだ時 同じ安芸郡坂町に住む親友の “Oくん” の家に立寄った。 

二月ほど早く還暦を迎えた同年輩である。  

     オヤ! 仕事中だ!    祭日も仕事なんだ。

 

思えば昭和40年代半ばに高等学校を卒業した私達の世代は日曜日、祭日と公的な休日の日でもきちんと休みが取れるのは公務員か大企業が主だった様な記憶が残る。

当時、日本の労働者の半数はこうして我国の高度成長期を支えてきたのだと思う。

彼は亡き父親の鉄工所の後を継いでここまで来た叩き上げの職人。   エンジニアである。

    初めて彼の仕事ぶりを見た。  

その姿に声をかけず帰ったのである。

コンピューター技術が発達し工作機械にも多種多様のロボットや優れた機械類が溢れている現代でも “ 職人技 ” を求めて町工場の職人へ注文が入ると聞いていた。

 

そしてその事を今夕、電話をすると・・・・。

何で声をかけてくれんかったんヤ~・・・・!   と残念がる声が返って来た。

仕事中だったから迷惑をかけるので・・・・。   と返すと   友達だから迷惑をかけるんで~・・・・。  

  遠慮して迷惑をかけないのは友達じゃ無いよ!  と “Oくん” 。

その言葉に・・・・そうか!   「親しき仲にも礼儀あり」 とも言うが 他人には常識的に迷惑を掛けれ無いが・・・。

親しいからこそ、親・兄弟の様に、身内同様にお互いの垣根が低くかったり無かったりするんだよな~。

少々の迷惑をかけれるのも親友だからこそなんだ。 

    イヤハヤ・・・  *=!#?>。。。+・・・<%&$?

       “ Oくん ” !

     「今日もお疲れ様!」

         

     じゃ   Mr.Gnome

 

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 警備犬金剛丸

2011-08-12 23:28:39 | 雑感

8月12日(FRI)  

 広島県呉市吉浦町の海上自衛隊呉造修補給所貯油所の警備犬 「金剛丸」 が死んだ。 

広島の地元紙 中国新聞に掲載されていた今朝の記事だ。 

海上自衛隊に2匹しかいない国際救助犬の試験に合格した雄のジャーマンシェパード。 肺炎のため4歳4ヶ月の生涯を閉じた。

       今朝の新聞記事

東日本大震災発生翌日から仙台で生存者の捜索に従事し がれきで脚をけがしてもひるまず、水の中でも泳いで捜索に当たったと言う・・・。 

私達の為に必死で使命を果たしていたのだ。

自分以外のすべての為に使命を果たす。  東日本大震災から5ヶ月。

様々なかたちで使命を持った人々や使命感を持った方々が活躍している。    頭がさがるばかりだ。

 

 昨年、USAバーモントキャスティングス社の薪ストーブ アンコールNCが嫁いで入った島根県簸川郡斐川の “Gさん” 宅 で 先の第二次世界大戦最中の体験を聞いた事を思い出した。 

当時、斐川に在った飛行場に各地から召集された兵隊さん達の世話を町をあげてされていた時のことだ。  

そこから鹿児島の知覧飛行場へ集まり 「特攻」 として出陣される兵隊さん達はみんな若者ばかりだったと聞いた。

お世話をしたその若い兵隊さんが出発する当日、斐川の飛行場を離陸すると手ぬぐいを片手になびかせながら “Gさん” 宅の上空を旋回し飛び去って行ったと感動の話だ。

そんな兵隊さん達だ。 生きておられたら戦後なんらかのアクセスが有ったはず・・・。 と 胸が詰まる。

 

 昨日、山口県長門市で住宅リフォームが進む “Tさん” 宅へ ノルウェー王国の 薪ストーブ ヨツール F400 が嫁いで入った。

“K&Mくん” 達 の搬入を手伝った後、長門市内に嫁いでいる 同じヨツール F400 のOBさん “I さん” 宅を訪問した。

お父さんが折に触れ戦時中の体験談をよく話されるという。 聞けば他界した父と同じく終戦当時シベリアに抑留されていたそうだ。

私が小~中学生の頃、理解できる歳になったと思ったのか少しお酒が入ると戦争当時の話やシベリア抑留中の体験談を父からよく聞かされた。

晩年 入退院を繰り返す様になるまでは回を増すごとに人数の減る戦友の集まり事にもよく出席していた父だった。  

生死を共に過ごした仲間意識は何よりも強固に違いない。  御国の為に! の使命を背負って戦った仲間達だ。

 

 戦争は人を変える!  “Iさん” のお父さんがよく口にされる言葉だそうだ。 

大戦も敗戦色が濃くなり武器弾薬、食料も底を尽き空も海も それぞれ「特攻」の出番となってきた。  

“Iさん” のお父さんが所属した陸軍の40名程の部隊も 「特攻」 の志願を募られたと言う。 10kgの爆弾を抱えて掘った穴に潜み、敵戦車が上を通過する時にもろとも爆発させるのだ。

その40名程の中で最年少だった “Iさん” のお父さんはすぐさま挙手した。 だが志願兵はお父さん一人だけだった。  

全員が手を挙げると思っていたお父さんはその時まで上官、先輩達の言動・態度は何だったのかを悟らされたに違いない。

その出来事以来、最年少と言うだけでみんなから小間使い的な扱いを強いられてきた “Iさん” のお父さんが隊の中で一目置かれる様になったと聞く。

結局、「特攻」のかたちで終戦まで護っていたその場所へ敵戦車はやって来なかった。

 戦争は人を変える!  “Iさん” のお父さんの口癖ともなった体験談は死をも恐れずただひたすら使命に向けて突き進む中で良くも悪くも様変わりする人間模様を描き出した大きな意味を持つ言葉だ。 

 

 警備犬 「金剛丸」 が死んだ今日の新聞記事。 

・・・使命・・・とは・・・を改めて・・・教えてくれた気がする。 

そんな 「金剛丸」 の冥福を祈る 私もひとりでありたい

 

        合 掌

       Mr.Gnome

 

 

 

  

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 ご住職の講話 (プラス指向) 

2011-06-19 23:54:04 | 雑感

6月19日(SUN)     父の日

 傘がいるかな? ・・・と思うくらいの小さな雨が降っていた日曜の朝。  

ご先祖の墓参りを済ませ10時から地元 「専念寺」 のご住職を迎えた。

今日は親父の “ 七回忌法要 ” を営む日だ。 

お経が終わりご住職の講話の中で病気に例え 「 痛み ~ 気づき ~ 改善 」 のことについて話された。

 痛みに気づくから処置が出来て事無きを得る訳である。 

病気によっては痛みを感じず、気づいた時は手遅れ!と言うことも耳にする。 

病気同様 “ 生き方 ” についても同じ様に話された。  

 いつだっただろうか? 「生きるということは心配だらけ」 と何かで読んだ。 

痛み、苦しみ、心配が “ 有る!分かる! ” と言うことは それに気づいている証拠だ。 

手遅れにならない様に 私たちに伝えようとする神経・感情なのである。

今日の講話の通りそう思えば それを乗り越えることに “ 勇気や元気 ” が出る。

 どんな状況下でもそれを “ 感謝 ” して受け止めたい。 

天が与えてくれた  “ 手遅れになる前の痛み ” を。

過去は変えることが出来ないが未来は動かせる。    そう信じたい! 

「災い転じて福となす」 と言うにはあまりにも大きすぎたこの度の “ 東日本大震災 ” から昨日で100日が過ぎた。 

この災いを “ 感謝 ” してなんて毛頭受け入れられる話しでは無いのが普通であろう、まして当事者であればあるほどだ。

しかし、地震・津波と原発の安全性について我国の未来を、地球の未来を思う時 

それはそれは “ 大きな気づきと課題 ” が  見えたはず。

    「 ガンバレ 日本! 」  

 

   “ 子孫繁栄 ” の言葉通り 君たちの未来が大きく開けますように・・・。

 

 いろいろな意味で心洗われた一日が終わる。

 

    父の日の今日、亡き親父に感謝!

          

      じゃ   Mr.Gnome

 

 

 

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 無限 ?

2011-06-12 23:50:37 | 雑感

6月12日(SUN)  

 朝から予報通りの雨!  家族は毎年この時期に開催される町内スポーツ大会へ出場!  雨の中、屋内競技種目のみ行われた。  夕方、カミさん・娘達のバレーボールチームは  優勝  の土産を持ち帰って来た。

2週間前、山口県柳井市から 東広島市に在る 薪ストーブ&ログハウス総合展示場 「ノーム広場」 に御来場になった “Mさん” が今日は 薪ストーブ広島展示場 ノーム本社 ストーブハウスに図面を持って御来場になられた。

 いつもと変わらぬ新たな週が始まり、いつもと変わらぬ平穏な日曜日が終わろうとしている。

昨日であれから3ヶ月を迎える。 今日も放送局各社が話題を取り上げていた 「東日本大震災」 だ。  

亡くなられた多くの方々にただただお悔やみを申し上げるばかりである。   

 脱原発の声も多く聞かれる様になった。  

私達人類をはじめ地球上のあらゆる生命の絶え間ない繁栄の為には どんなエネルギーが良いのか?  必要なのか? 

天地を創造された神が今 我々人類に何をしなさい! と言われているのか? 大きな試練の時代(トキ)がやって来た。

 世の中のすべてのものが自然と関わり自然の中で生かされている。 

たとえ大都会の中で在っても空が在り、太陽が照り、風が吹き、水道管の先を辿って行けばそこには川や山が在るのである。

 地球上に住むひとりの人間として、日本国に生まれ今を生きる一市民として、何を考えどんな行動をとるべきか問われていると感じているのは私もあなたも同じだと思う。

   待つばかりで無く 動かねば!

 

          

   6月8日 松江市 道の駅 秋鹿なぎさ公園にて

   自然と向き合えるちょっとした時間があった。

 

 すべてが有限のバランスの中で生きる私達が無限を望むのはルール違反の様な気がする。

 

      今週もよろしくです!

           

     じゃ   Mr.Gnome 

 

 

 

 

 

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