ゴールデンウィーク中に、「同行二人」というタイトルに魅かれて、
経営の神様、松下幸之助翁に関する本を読みました。
(「同行二人 松下幸之助と歩む旅」 -北康利著-)
「同行二人」とは、もともとお遍路用語で、
「四国八十八ヶ所を巡る旅には、色々困難をともなうが、
いつも弘法大師様が見守っていらっしゃるから(大師+自分で二人)
安心してお参りに専念しなさい」という意らしいです。
学生時代に、経営史を専攻していたので、日本を代表する経営者、
松下幸之助についてはかなり勉強したはずですが、
なにしろ30年近く前で、記憶が薄れた(飛んだ)のか、
こんなに大変な経験をされたのかと、かなり新鮮に読めました(笑)。
傑出した経営者に共通しているのは、その優れた資質は勿論ですが、
「運がいいこと」
「パートナーに恵まれたこと」があります。
ホンダの創業者、本田宗一郎と藤沢武夫、ソニーの創業者、井深大と盛田昭夫
そして、上述と関係は少し違いますが、
松下幸之助には、高橋荒太郎という、幸之助を支える大番頭がいました。
経営の神様をして、「高橋さんは神サマやで!」と言わしめたそうです。
私ども税理士のお客様は、中堅・中小企業がほとんどです。
なかなか社内に人材が育ちません。
(本当は、「育てない」といったほうが正しいのかもしれません。)
また、育った優秀な人材は、独立するケースも多々あります。
「同行二人」とはおこがましいですが、単に税務・会計のプロであるだけでなく、
社長にとって、企業が直面する様々な課題の相談相手になれる、
社外パートナー(応援団)であり続けたいと、
この職業を選んだときの初心を思い起こし、気持ちを新たにした連休でした。
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