税理士の戯言

大阪市中央区の税理士法人代表ブログです

コーヒーブレイク-継続は力なり-その3-

2009年01月26日 | コラム

 昨年6月に、「LEG MACHINEなる運動マシーン
(「一回1分間 一日3回」というやつです)を買った。」
というお話をしましたが、その後のご報告です。

 一応続けています。
但し、毎日ではありません。また、一日1.5回程度です。

成果は?
現状維持です。
結構、好きなもの食べての結果なので、「ま、よし」かなと…

 少し下火になりましたが、バナナダイエットもやっています(笑)。
一時は、スーパーの食品売り場からバナナが無くなっていましたね。
 これは気に入って続けています。体調もいいような気がします。
成果がいまいちなのは、寝る前4時間以内に食べないというのが
全く守れてないからでしょうか。

 結局、どこまで本気で取組むかにつきます。
嫌なことはなかなかできないし、それが絶対に必要なら、
どんなに辛くても、どんな方法でもやるものです。

 俳優は、役作りのためなら坊主にもなるし、痩せることもします。
美容にも最善の注意を払います。
それを実行しないと仕事がなくなるからです。

 企業経営でも、「売上が低迷するなかで、経費を削減しないといけない。」と、頭ではわかっていても、なかなか実行に移せない、
取組んでもすぐに戻ってしまう。

 
 トップ自らが強い意志を持って動かないと、部下は動きません。

 『隗(自ら)より実行せよ』 上杉鷹山
  


不易流行

2009年01月19日 | コラム

 米国では、オバマ新大統領が“CHANGE”を掲げて就任します。
2008年、世界中を金融危機が駆け巡り、人類はかつて経験のない
“世界同時不況”に突入しました。
 日本も今年は、個人消費の低迷が一段と鮮明になり、
実態経済に更に影響が出て、ありとあらゆる業種が厳しいと予想されます。


 この激変の時代、周りの激しい環境変化に対応(変革、変化)出来たものだけが、
生き残っていけると思います。
 
 “不易流行”という言葉をご存知でしょうか?
「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」
松尾芭蕉が、かの有名な「奥の細道」の旅の間に得た概念と言われています。
  
 不易とは、「永遠に変わらないもの、不変のもの」で、
流行とは、「その時々の変化」です。
 「不変の真理を知らなければ、基礎が確立せず、
変化を知らなければ新たな進展がない。」
 そして、この「不変」と「変化」は全く、逆の概念でありながら、
「本は一つ」であるというものです。

 松尾芭蕉は、俳諧に対して説いた概念ですが、
企業が存続していく上でもこの「不易流行」ということは、
相通ずるものがあります。
 
 根本的な不変のものを持ちつつ、企業は環境の変化に果敢に対応し、
変革できてこそ存続出来ます。
 
私の事務所も、“北極星”を見失うことなく、今年は変革です!


冬の星空

2009年01月13日 | コラム

 休み中、久しぶりにゆっくり夜空を眺めました。
休み中でよく晴れていることもあって、星がよく見えました。

  皆さん、覚えていますか?
「冬の大三角」
  冬の南の空、三ツ星のオリオン座の“ペテルギウス”
こいぬ座の“プロキオン” そしてひときわ輝く、おおいぬ座の“シリウス”
この3つで大三角形ができます。
 
 この大三角形を、さらに延ばしていくと大六角形…。
確かに見えます。
最近、新聞など近いとこは見えにくい(そう、老眼です)のですが、
今でも遠方はよく見えます!

  北の空に目をやると、Wの「カシオペア座」と、
ひしゃくの「北斗七星」
 そして、この2つの星座から、北極星を探すことが出来ます。

 いつも北にある“北極星”の存在に気づいた人はすごいですね。
 
 日々の忙しさを忘れることが出来たひと時でした。

 是非、皆さんも夜空を眺めるひと時をもってみてください。

 冬のこの時期、南天を仰ぐと三ツ星のオリオン座、南の大三角、
北の空にはカシオペア座はすぐに見つかります。
 そして、一等星ではないので少し見つけにくいですが、
Wの先端から5倍伸ばすと、いつも北を指す“北極星”

  星を眺めたあと、あなたの会社の北極星について、
少し考えてみてはいかがでしょうか…


嬉しいことを預ってくれる銀行

2009年01月05日 | コラム

 新年明けましておめでとうございます。
年頭の多くの企業トップの挨拶、エコノミストの予測でも
昨年に引続き2009年は厳しくなりそうです。

 しかし大変な時こそ、チャンスでもあります。
智恵と勇気と情熱で乗り越えたとき、新しい展開が見えます。

 
 昨年、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」で著名な五日市さんの
講演を聴く機会がありました。

「ツキを呼ぶ魔法の言葉」は、自費出版ながら100万部を超えるベストセラーです。
(多くのところで取り上げておられるのでここでは割愛します。)

 セミナーでとても印象的だったお話を紹介したいと思います。
五日市さんが、女優の戸田恵子さん(だったと思います)から聞かれて、感動された話しです。

 「嬉しいことを預ってくれる銀行はありませんか?」
 「悲しいときに引出したいから…」

 そんな銀行が本当にあればいいですね。
預けた喜びに利子をつけて増やしてくれて、悲しいとき、辛いときに引出す。
自分が悲しくなくとも、友人が、家族が悲しいときに引出して貸してあげる。
 
 この話を聞きながら、「喜び」を提供するのは難しいですが、
事業者の皆さんのプロの応援団である我々は、
お客様が事業を続けていく上で必要な「智恵」と「勇気」を提供し、
「情熱」を絶やさないよう応援し続ける存在でありたいと思います。

  昨年、多忙になってから頓挫したブログも再開、継続していきたいと思います。