税理士の戯言

大阪市中央区の税理士法人代表ブログです

確定申告雑感

2010年02月22日 | コラム

 先週、2月16日から、平成21年分の個人所得税の確定申告が始まりました。
当事務所も超繁忙期となり、スタッフ一同奮闘中です!

 俳優の高橋英樹さんご夫妻が、確定申告初日に品川税務署で電子申告(e-tax)
されているのが、テレビで放映されていました。
 「速いし、簡単で機械に弱い私にも出来て素晴らしい」
といったコメントが紹介されていましたが、実はそんなに簡単ではありません。
 
 ま、高橋さんクラスの納税者が、税理士に依頼されずに自己申告されているとは
思いませんが…。
 ただ、30年近く初日に申告されているのは、「すごい!」の驚嘆の一言です。
お客様の申告ばかりしているので(勿論仕事です)、
ついつい自分の分があと回しになり例年ギリギリに提出しています(笑)。

 今年は何とか自分の分も2月中に申告書提出しようと思いながら、
このブログ書いています。

 
勿論、電子申告です! 

 

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Valentine's Dayにエールを送ります

2010年02月14日 | コラム

日曜日、日頃の運動不足解消に運動クラブで一時間ほど汗を流します。
(お風呂に入る時間もあるので、実質は45分程度です(笑))

ストレッチして、ランニングマシーンでウオーキングとランニング。
古いマシーンは、スピード、距離やカロリー数などしか表示されず、
走っていてもあまり楽しくありません。

新しい機種には、『日本を歩こう』というメニューがあって、
全国地図が表示されて、具体的な目的地がでてきて残距離もでます。
これだと、何とかそこまでは行こうと頑張れます。
しかも、M(メートル)表示なので残距離がどんどん減っていきます。

今日は、大阪駅からスタートして東通り、お初天神、御堂筋、中之島、
心斎橋、難波、道頓堀と走りました。
 
馴染みある地名ですので、「ここにはこんなビルがあって…」と楽しみながら走れます。
黙々とただ走るのと、具体的な目標があるのでは随分差がでます。

日頃の会社を経営していく上でもこのことは大事です。
決算という一年の大きな目標だけでなく、1ヶ月や3ヶ月といった短い期間で
達成可能な具体的な数値目標を決めてカウントダウンさせ皆で頑張ります。

「あと、**万円」「あと**台」といったふうに。

中小企業の社長さんを律するものは少ないです。
数量、単価が下がっていく厳しい時代、事業を維持していくには、
『経費削減』という決して面白くない仕事にも取組む必要があります。

不況が長引くと、一般管理費だけでなく、
給与カット、更には人員整理が必要な場合があります。

そんななか、社長や従業員が情熱を維持していくのは本当に大変です。
何とか知恵工夫努力でこの不況を乗り切って欲しいです。

日頃、頑張っている中小企業の社長様、従業員の皆様にエールを送ります!

 

 

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入るを量りて出ずるを為す

2010年02月02日 | コラム

 日本航空の再建請負人として、トップに就任した稲盛会長の記者会見でのコメントです。

 『入るを量りて出ずるを為す』

 元々は中国の故事からきていて、
「収入を良く考えて(見積もって)、出て行く支払いをコントロールせよ」
との教えですが、財政を均衡させるのは、国でも、企業も家計も大原則です。

 特に会社を経営・継続していく上で大切な考えですが、
中小企業の場合、“収入”がそもそもよくわかっていないケースがあります。

「社長、売上はいくらありますか?」という質問には、
「今月は***万円くらいだな」とすっと答えられる方は多いですが、
「今月の粗利益(マージン)はいくらありますか?」
「今月いくら儲かっていますか?」
「その根拠となるお金は残っていますか?」

と少しつっこんだ質問になると、答えに詰まってしまう社長さんがおられます。

 “入るを量る”には、売上ではなく、「粗利益」、「マージン」
をしっかり掴んでおかないといけません。

 その為には、月末に在庫がいくら残っているか?売掛金はいくら残っているか?
など事業を進めていく上で把握していないといけない数字があります。
(お金がある)=(儲かっている)のでは決してありません。

 まず、入るを量り、その上で、“出ずる”をコントロールしていかないといけません。

「出ずるを為す」は、別の機会にお話したいと思います。

 

 

 

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コーヒーブレイク(冬でも半そで!?)

2010年02月01日 | コラム

 今日は寒かったですね。
月曜日から一日雨で…、ブルーになってしまいます。
そんな中、元気なおじさんを見つけました。
先週、チョッキ姿に半ズボンで通学する元気な小学生のお話をしましたが、
身近にもっとすごい人がいました。
事務所の近所の中華料理屋の弟さんの方です。
中国人兄弟で経営されているお店ですが、
弟さんは真冬でも半そでで、お客さんがいないときは
よく外に出て通りゆく人に声をかけています。
「お兄ちゃん、今日は寒いね…」
関西人の私は、「あんた半そでやんか」とつっこみを入れたくなります(笑)。

 
さて、寒さに慣れるとは、逆の話ですが
「ゆで蛙の教訓」があります。
蛙が泳いでいる水の器の温度を少しずつあげていくと、
蛙は温度の上昇に気づかずに、最後には茹で上がってしまうというお話です。
急に温度が上がると蛙は気づいて、飛び出して逃げていくのですが、
少しずつゆっくりだとその変化に気づかないのです。

 
会社を経営していく中で、この教訓はとても示唆的です。
過去に頑張ってストック(内部留保)がある会社は、
少しくらいの減益では、ストックを取り崩すことで何とかなります。
しかし気づいた時には、蛙同様にゆであがってしまうかもしれません。
大変な時代、文字通り『大きく変化』(=変革)していくことが大事です

 

 

 

 

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