家電の雄、パナソニック(松下)が2012年3月決算で赤字に転落。
円高の影響もありますが、主力事業のテレビの赤字が大きく影響しています。
パイオニアはいち早く撤退し、ソニー、シャープもテレビ事業は赤字。
液晶、プラズマを使った、エレクトロニクス技術の粋を集めた、
薄型テレビ事業は早くも不採算事業になっています。
世界のトップを走るサムスンですら儲からないようです。
価格競争はまさに「勝者なき戦い」、
「体力勝負の消耗戦」になっています。
こういったことは、薄型テレビだけでなく、
色々な分野で見られます。
飲食業、アパレル関連も同様に昨今、価格競争は待ったなしです。
そういうとき、いつも素朴な疑問が頭をよぎります。
「一体誰が得しているのだろう?」
体力ある大企業はともかく、中小企業は消耗戦で生き残れるところは
少ないです。
判ってはいても、
「周りが下げているからうちも下げるしかない」
「競争相手が下げているから、下げないと注文をもらえない」
と価格競争に巻き込まれていきます。
大手ですら、価格競争の行き着く先に未来はないです。
何とか、価格以外のサービス、知恵と工夫で勝負して欲しいです。
先日お会いした、40年来のお客様である社長さんの言葉です。
「儲かって忙しいならわかるけど、儲からんと忙しいのはいけない。
それなら暇で儲からない方を選ぶ」
なかなか含蓄のある言葉でした。
この会社は、値下げすることなくしっかり利益を出しておられます。
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