2兆円以上の負債を抱えて、日本航空は会社更生法を申請しました。
「更生」という名称はついていますが、やはり倒産です。
事業会社としては、過去最大とのことです。
大型倒産の一方、データに把握されない、情報すらでない中小、
零細企業の倒産もハイペースで推移しています。いわゆる不況型です。
先週、日航の高コスト体質につき、触れましたが、
実は中小企業にも共通するものがあります。
景気がよかったときにカラーコピー機や高級車をリース購入したため、
毎月の経費を減らせない。
自宅を高額な住宅ローンで買ったため、毎月の返済が重くて
社長や従業員の給与をさげることが出来ないといったケースがあります。
ずっと好景気が続かないことは、頭では分かっていても、
そのとき調子ががいいと、5年リースをしたり、
住宅にいたっては、20年を超えるようなローンを組んでしまいます。
多くの人が今の調子が続くと“錯覚”してしまうのです。
2010年も中小企業を取り巻く環境は引き続き厳しいと予想されます。
早く“錯覚”から目覚め、体質改善に努めることが大事です。
高コスト体質を脱却し、何とか、知恵と勇気と情熱で生き残っていけるよう
我々は応援を続けていきたいと思います。
生き残れば必ず“残存者利益”があります。
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