えぬじぇいの勝手にニュース&馬好き日誌

個人の趣味で気になるニュースを拾ったり、競馬の予想をしたりしてます。

さようなら、HD-DVD

2008年02月21日 22時31分55秒 | さいえんすぅ~?
 もう報道で御存知の通り、東芝がHD-DVD事業からの完全撤退を表明しちゃいましたね。 ブルーレイディスクとの規格争いに敗れたということになるのでしょうが、これでブルーレイディスクが爆発的に普及するかといえば、そう単純でもないのです。 映画等のコンテンツはネット配信などで済ませてしまう方も大勢いらっしゃるし、結局普及の鍵はプレイヤーの低価格化とレコーダーの低価格化ですね。 プレイヤーに関しては3万円以下、レコーダーに関しても120GB以上のHDD内蔵で量販店で10万円を切るぐらいの製品が出るまでは厳しいかも? 
 オイラの勝手な判断ですが、ブルーレイディスクが普及しにくい背景には、ユーザーがブルーレイディスク(HD-DVDを含めてもいいのですが)という大容量メディアを欲していないことが1番大きい要因なのでは? たしかに大画面…50インチを超えるフルハイビジョンテレビなどを購入した、やや広いリビングなどがあるリッチな家庭なら、より高精細画質のブルーレイディスク(HD-DVDでもいいけど)のソフトを思う存分堪能できるのでしょうが、実際問題、50インチ以下ならば、フルハイビジョンじゃなくても、ハイビジョンでも十分だし、まだまだ価格が若干高めのブルーレイディスクではなくてDVDでも十分って方も多いでしょう。
 そして、オイラが次世代メディアのレコーダーの売れ行きを阻む大きな要因として強く思うのは、コピーワンスワン機能のせいではなかろうか? HDDに記録したものをDVDに写すとHDDの内容が消去されたりで、非常に不満の多い機能ですが、これが見直され、一部のものを除いて9回までコピーできるようにしようという動きがあるようで、いつかはっきりしないから、「どうせ買うなら1回こっきり録画じゃなくなってから…」と思うのではないかな?
 
 まぁ、なにはともあれ、東芝の撤退は残念な気もしますが、ブルーレイディスクは以前ソニーがフライング販売していたこともあって、名前は有名でしたし、まぁ、順当勝ちなのかなぁ? …もっともソニーが昔発売したブルーレイディスクは、今発売されているものと互換性がまったく無いとか聞いたのですが… …真偽は定かではありません。
 これでHD-DVDは全社で撤退なのか、どこかで細々と作られるのかは不明ですが、とりあえず在庫限りとは言え、値崩れ必至なので、次世代の高精細録画に興味がある方々が在庫と値段を睨めっこしながらジワジワ売れそう。注意点は録画用のディスクの購入も忘れないようにしないとね…。