さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900

2014年02月12日 | アート♪



第1章 芸術のための芸術

第2章 唯美主義の流行

第3章 世紀末芸術にむかって


唯美しく♪

19世紀英国で巻き起こった芸術が新たな美として大衆まで広がって

「ハウスビューティフル」や「美術産業製品」を産んだ。


素敵な家具や壁紙・布地・タイル♪

それらを展示している美術館自体が1894年ビクトリア朝時代にに建てられたものであるから

140点あまりの油彩画や家具工芸品を堪能するに相応しい空間♪


中でもアルバート・ムーアの絵画が圧倒的に美しかった♪♪♪


唯美主義運動と風刺とデカダンスでは、

ジョージ・デュ・モーリエが面白い♪


英文講読の時間に出会った「サロメ」のビアズリー♪

18歳の私にはサロメの気持ちは理解できなかったけど

ビアズリーの挿絵に不思議な魅力を感じたことを懐かしく思いだした。


最後の部屋にアルバート・ムーアの「真夏」が鎮座していて

これを拝ませてもらうだけでも価値がある♪


この英国の唯美主義もジャポニズムに大きな影響を受けていることを初めて知った。