さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

先人の開いた道を辿る・・・轍

2010年09月09日 | 日記
午後「ふしぎな轍」というテーマで、京都御苑の自転車の轍について紹介した番組を観た。

御苑内の砂利道の中に一本通った自転車の轍のあとを色々な角度から検証したもの。

一体何年ぐらい前からあるのか?
対面の時のあうんの呼吸でお互いがすれ違う場面。
対角線のように交差する轍
にょろにょろとカーブする轍

昭和40年に撮った写真と同じ場所で撮った現在の写真を見比べても
轍のあとはほぼ同じ位置にあった。

毎年2月ごろ砂利道を整備するので、轍のあとはその時は消えるそうであるが、
1か月もすると復活するらしい。

京都在住の心理学の先生が、これは研究する価値があると。
先人の開いた道に敬意を表してその伝統を重んずる京都人の習性なのかもしれませんね♪