孝太郎丈が出演されていたので拝見した映画「小さいおうち」
心優しいが堅物で仕事一筋のような当時の典型的日本人男性を好演されている♪
黒木華さんがベルリン映画祭で女優賞「銀熊賞」を獲得されたと。
その受賞の時の映像を観ながら、
「タキちゃんおめでとう♪本当によかったね!」
と振袖姿のタキちゃんに声をかけたい気分だった。
作品自体も素晴らしく他の出演者それぞれも良かったが
とくにこの赤い屋根の小さいおうちに住む人々(松さん・孝太郎さん)がとても温かく
当時の日本人のくらしぶりも懐かしかった。
そしてお手伝いさんとしてその温かい大好きな家族を
必死で守ろうとするタキちゃんが実に健気で心に残った。
黒木華さんは「東京オアシス」で小林聡美さんと動物園で出会う役でも存在感があったが、
タキちゃんとは全然違うイメージだったので若くても実力派の女優さんだと思う。
この映画を観た人なら必ずお手伝いさんのタキちゃんが大好きになるはずで、
そのタキちゃんが必死で守ろうとした小さいおうちの幸福というものを通して
時代の流れや戦争の恐ろしさを淡々と描いた心に沁みる映画であった♪♪♪