先月の日経「私の履歴書」は猿翁丈であったが、
「天翔ける心で舞台に立つ」と、
ヤマトタケルの誕生についてあったが、同じように
この「空ヲ刻ム者」の仏師の語る想いが
そのまま猿之助丈の歌舞伎にかける想いのように拝見した。
今後も再演を重ねるごとに脚本をもう少し練り直した方がいいように思うが
物語のテーマもはっきりとしたメッセージのある内容で、
歌舞伎のケレン味を多用した舞台はしっかりとスーパー歌舞伎であった♪
個人的好みではスーパー歌舞伎は「ヤマトタケル」以外はあまり面白いとおもっていない。
しかし皆の笑う個所にところどころついていけない場面もあったが
仏像好きにとってこの「空ヲ刻ム者」はなかなか面白かった♪♪♪
猿之助丈が歌舞伎界以外からの俳優を起用する目論みもなんとなくわかる気がした。
スーパー歌舞伎Ⅱとして構想から現実に舞台化した猿之助丈はさすがである!!!
澤瀉屋一門皆さんそれぞれがニンにあったお役で猿之助丈を支えていてそちらも良かった♪
そして斎高屋さんがいい味をだしておられた♪♪♪