さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

ヒメコブシ

2014年03月31日 | 植物



翻る裳裾のごとき姫辛夷





モクレン科の落葉高木で別名シデコブシ


細長いリボンのような花弁が注連や玉串の四手(シデ)に似ていることからついたの名とのこと


花びらの反り具合が面白く心惹かれる花♪


写真は新宿御苑で撮ったもの。





辛夷の毛に被われた部分は苞と呼ぶらしく、芳香の強いものや6弁のものなどもあり、


蕾や咲きはじめ及び秋の果実の形状が握りこぶしに似ているから「コブシ」となったらしい。


辛夷の花が咲く頃が農作業の目安になるようで


タウチザクラ・タウエザクラ・イモウエバナなどと呼ぶ地方もあるとのこと。