翻る裳裾のごとき姫辛夷
モクレン科の落葉高木で別名シデコブシ
細長いリボンのような花弁が注連や玉串の四手(シデ)に似ていることからついたの名とのこと
花びらの反り具合が面白く心惹かれる花♪
写真は新宿御苑で撮ったもの。
辛夷の毛に被われた部分は苞と呼ぶらしく、芳香の強いものや6弁のものなどもあり、
蕾や咲きはじめ及び秋の果実の形状が握りこぶしに似ているから「コブシ」となったらしい。
辛夷の花が咲く頃が農作業の目安になるようで
タウチザクラ・タウエザクラ・イモウエバナなどと呼ぶ地方もあるとのこと。