古寺巡礼日記

有名無名な古寺・名刹めぐりの貴重なる記録

京都古刹に紅葉を楽しむ

2012-11-29 10:01:01 | 日記

京都古刹に巡拝がてら、紅葉を楽しんで来ました。前回は紅葉の満開には少し早い感じが

しましたが、今回は素晴らしい情景に出会え、期待通りの巡拝となりました。

嵯峨の「常寂光寺」とともに、小生にとって京都最愛の紅葉スポットである「真如堂」を訪ね、

充実の一日を過ごすことが出来ました。

当日の巡拝先のうち、2ヶ寺をご紹介しておきます。

 

  < 鈴聲山 真正極楽寺(真如堂) / 上・山門、下・三重塔・文化14年(1817) >

永観2年(984)、比叡山の僧である戒算が比叡山常行堂の本尊阿弥陀如来を、東三条院

詮子(一条天皇生母)の離宮に安置したのが始まり。天台宗で通称真如堂と呼ばれる。

紅葉の名所で、特に写真愛好家が多く集まる寺院でもある。

 

< 紫雲山 金戒光明寺 / 三重塔・寛永11年(1634)・重要文化財 >

承安5年(1175)春、法然が比叡山黒谷の所領であった場所に草庵を結んだのが始まり。

知恩院と並び、格式を誇る浄土宗の大本山の一つである。

山門は現在修復工事中で雄姿を見ることが出来なかったが、重要文化財となっている三

重塔はその姿を屹然と示していた。