今度の京都への旅の目的は、①京都十二薬師霊場の巡拝ですが、他に②花の名所の観
賞、③期限のある(3月末まで)展示会の見学にあり、何とかギリギリで間に合わせることが
出来ました。主目的の霊場巡拝は「その2」に譲るとして、今回は花の観賞など霊場巡拝以
外について記録します。
< 北野天満宮 / 中門 >
北野天満宮は京都市上京区にある神社で、通称として天神さん、北野さんとも呼ばれ、学
問の神として信仰を集めています。主祭神は菅原道真公。
何と言ってもこの神社は「梅」が素晴らしく、余りにも有名ですが、今年は残念ながら都合で
タイミングを逸してしまいました。しかし小生の訪れを待っていてくれたかのごとく、一部が
美しい姿を留めていました。
< 平野神社 / 魁桜 >
平野神社は京都市北区にある神社で、延歴13年(794)桓武天皇による平安京遷都に伴
い、平城京後宮より遷祀されたのに始まるとされます。
桜の名所として名高く、この日は既に満開近しの感じで多くの人々が、境内の約60種、四
百本が彩る「平野桜まつり」を求めて訪れていました。
< 平野の家 わざ 永々棟 / 左・全景、 右・庭園 >
「平野の家 わざ 永々棟」は、永きに渡り個人の邸宅であったものを、特殊な建築技術によ
って保存修理し、今は日本文化、京都文化の提供の場として、各種の催し事が行われてお
り、今回は「華やぎの雛まつり」として3月中実施されていたものを、期限ギリギリに間に合わ
せ観賞することが出来ました。
江戸時代の伝統ある、また美しく個性的な雛をはじめ、多くの展示物には目を見張るものが
あり、建築とマッチした落ち着きある文化にしばし酔いしれることが出来ました。(残念ながら
写真撮影不可で表示出来ず)