少し前のことで恐縮ですが、先の京都参拝の折の未投稿記事のうち、「雲龍院」について採り上げます。
「雲龍院(うんりゅういん)」は、京都市東山区にある真言宗泉涌寺派別格本山の寺院で、山号は瑠璃
山、本尊は薬師如来。応安5年(1372)の創建で、開基は後光厳天皇。
勅願の寺院で皇室との縁の深さから、塔頭と同じく泉涌寺山内にありながら別格本山という高い寺格が
与えられ、境内は威厳さの満ちた雰囲気を備えています。
①本尊「薬師如来三尊像」、②「龍華殿写経塔」、③「本堂龍華殿」、「霊明殿」、「中庭」などの庭園、④
「蓮華の間」、「書院(悟りの間)」などの部屋、⑤この寺の象徴「走り大黒天」など、話題と魅力に尽きな
い京都屈指の名刹と言えるでしょう。
< 京都市東山区 「雲龍院」 / 2016.3.15 >
* 写真の説明
①不明門(正門)、②本堂「龍華殿」の庭園、③「霊明殿」の庭園、④「雲龍院」中庭、
⑤「蓮華の間」、⑥「客殿」から中庭を望む、⑦「書院」の「悟りの間」、
⑧玄関の「雲龍の衝立」(この寺の寺名の象徴ともなるもの)。
特に お寺の情報と花のたよりがお気に入りです。
これからもお世話になります。