古寺巡礼日記

有名無名な古寺・名刹めぐりの貴重なる記録

「京都三弘法まいり」に行ってきました

2012-11-18 20:35:56 | 日記

「京都三弘法まいり」の3ヶ寺をお詣りしてきました。京都三弘法とは、弘法大師空海とゆか

りの深い、東寺、仁和寺、それに神光院の3ヶ寺のことで、風習は江戸時代中期に始まった

とされています。歴史と文化の香り漂う京の街で、大師の心に触れることの出来る巡礼と言

えるでしょう。三弘法授与品として、朱印帳、木札守などあります。

「京都三弘法」の3ヶ寺をご紹介しておきます。

 

        < 八幡山 教王護国寺(東寺) / 大師堂 >

東寺真言宗の総本山であり根本道場でもある。開基は桓武天皇。平安遷都と共に官寺と

して建立された東寺を、空海が嵯峨天皇より賜り、真言密教の根本道場とした。

四国お遍路さんが、東寺で菅笠を授与されていた由来あり。

 

           < 大内山 仁和寺 / 大師堂 >

真言宗御室派の総本山で、第59代宇多天皇が仁和4年(888)に建立。明治時代まで皇

子皇孫が代々門跡(住職)を務めた格式高い寺院である。

四国お遍路さんが、仁和寺で金剛杖を授与されていた由来あり。

 

             < 放光山 神光院 / 山門 >

賀茂別雷神社(上賀茂神社)の神職が、神託を受け建立。弘法大師が42歳の時、修業を

行ったとされ、本尊は「厄除け大師」として信仰されている。

四国お遍路さんが、神光院で納札箱を授与されていた由来あり。