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円空仏を訪ねる旅のシリーズとして、今回は名古屋市の「龍泉寺」を訪ねました。
以前現役の頃、親交のあったこの寺のご住職の案内で一度拝見させていただいたことがありますが、
今回は実に20数年ぶりに、円空仏さんとの再会です。
< 松洞山 龍泉寺 / 上と中・円空仏、下左・山門、下右・庭園 >
龍泉寺は名古屋市守山区にある天台宗の寺院で、名古屋城を鎮護する尾張四観音の一つ。本尊は
馬頭観音で、開基は最澄と伝わる。寺伝によれば延暦年間に伝教大師最澄が、多々羅池から出現し
た馬頭観音を本尊として祀ったのが始まりとされています。
ここの円空仏は本尊の馬頭観音、天照皇大神像、熱田大明神像の3体、観音菩薩像5体、それに千
体仏500数体がありますが、本尊馬頭観音像は馬頭を刻み、両手を合掌させた深彫りの威圧と尊厳
を備えた堂々とした傑作です(拝観は日曜・祝日のみ、要予約、TEL052-794-3647)。